香川県土庄町 肥土山
(Hitoyama,Tonosho Town,Kagawa Pref.)
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Jan.23,2017 瀧山幸伸
肥土山の舞台 重要有形民俗文化財
離宮八幡神社境内にあるこの舞台は、明治33年改築の舞台で、間口17.1㍍、奥行8.82㍍の寄棟造、茅葺で、本瓦葺の総下屋が付いている。皿回し式回り舞台、ぶどう棚、太夫座、せり、花道、二重台等各種の舞台機構を具備する。
また、石積み階段状の平座(露天の桟敷)と高座とよばれる2棟の足桟敷を備えた客席構えは他に類例をみない。舞台寄りの高座は、桁行2.81㍍、梁間3.94㍍の二層切妻造で桟瓦葺である。また、社殿寄りの高座は、桁行7㍍、梁間5㍍で二層入母屋造で桟瓦葺である。
また、江戸時代からの「ところ芝居」(地芝居)が現在も伝承されており、衣装・かつら・襖・根本類等多数を衣装倉に保管している。この衣装倉は、桁行5.1㍍、梁間4.15㍍の切妻造で土蔵本瓦葺となっている。
この舞台は、農村における歌舞伎舞台の典型的なものとしてきわめて重要であることから、舞台及び桟敷となる敷地のほか、高座(定桟敷)2棟、衣装倉1棟を含めて指定する。
(文化庁)
石風呂
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