神奈川県茅ヶ崎市 氷室椿庭園
Chigasaki Himuro cameria garden
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Mar.2010 撮影/文:松田浩志
氷室椿庭園への道
JR (東海道線・相模線)茅ヶ崎駅南口より、海に向かって南進。
雄三通りの商店街を見ながら徒歩15分。
ダイビングスクールを見て、やはり、ここは湘南の地と納得。
郵便局の壁面には椿のアップ、商店でも椿まつりと銘打ってマップの配布をおこなっている。
「氷室椿庭園」
平成3年10月開園。広さ約2800平方メートル。椿のコレクション(約250種)。
氷室夫妻の庭園をご遺族が茅ヶ崎市に寄贈したものとのこと。
駅から海に向かう通りから、左折し住宅地の中を行くと路沿いに椿の垣根が見えてくる。
駅前で自転車をレンタルで周遊している来客も多いよう。
入り口の3メートルにもなる香り椿(フレークランドピンク)の横から道路沿いに椿の垣根が椿のトンネルとなって続き、品種名が付いているので、花とその苦心の銘を楽しむことができる。
時計回りに花を見ながら進むと西側の隣の住居との境界にフェンス沿いにも椿の回廊がつづいて、氷室夫妻作出の氷室雪月下を最後に母屋前の庭に出る。
そこからの景色は松を中心とした、白い椿が1本見えるだけの渋めの日本庭園となっている。椿のコレクションの場所と生活空間に近い庭は別に作庭されている。
「茅ヶ崎市公式ホームページ参照」椿マップ(茅ヶ崎市作成)
主屋
中庭
烏帽子岩
氷室椿庭園を出て、駅と逆向きに南進すると防砂林の松林にでる。
松林の一部が藁がひかれて養生中。激しく車が行きかう国道134号の横断歩道の向こうには湘南の海が。
美術館と同様に花の見学も、見終わる頃に疲れがやってくる。
左手前方の江ノ島や沖のえぼし岩を見、波の音をききながらしばし休息が心地よい。
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