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神奈川県箱根町 国道1号箱根湯本道路施設
(Hakoneyumoto Road Facilities of National Route 1, Hakonemachi, Ashigarashimo-gun, Kanagawa Pref.)


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足柄下郡箱根町湯本 国道一号箱根湯本道路施設 函嶺洞門 重文 近代/産業・交通・土木 昭和 昭和6(1931) 鉄筋コンクリート造、延長100.9m、幅員6.3m、東西石造擁壁附属 20150708
足柄下郡箱根町湯本 国道一号箱根湯本道路施設 旭橋 重文 近代/産業・交通・土木 昭和 昭和8(1933) 鉄筋コンクリート造単アーチ橋、橋長38.5m、幅員12.0m、北側高欄及び北西袖高欄付 "国道第一号線足柄下郡湯本町地内旭橋設計計算書1冊 国道一号線旭橋改築工事設計書1冊" 20150708
足柄下郡箱根町塔之澤 国道一号箱根湯本道路施設 千歳橋 重文 近代/産業・交通・土木 昭和 昭和5(1930) 鉄筋コンクリート造単アーチ橋、橋長25.5m、幅員11.4m、北東、南東、南西高欄親柱付 箱根塔ノ澤架設千歳橋計算書1冊 20150708

July 2016 酒井英樹

国道1号箱根湯本道路施設
    神奈川県箱根町


 箱根山東麓の標高約120m地点に位置する地点に位置する。
 大正8年(1919)の道路法公布後、幹線道路改良が全国的に広がり、箱根路の円滑かつ安全な交通等を確保するために建設された。
 事業主体は神奈川県で、設計は神奈川県小田原道路改良事務所が担当し、完成後国道1号の施設として引き続き利用されてきた。

 函嶺洞門
 譲原組の施工により昭和6年(1931)竣工。関東大震災で崩壊した断崖直下に築かれた落石防護施設。
 早川に平行して緩やかに湾曲するラーメン構造を持つ延長約100mの鉄筋コンクリート造構造物で、東西には石積擁壁を附属する。
 川側は、三径間連続ラーメンの端柱を相接させ、柱が等間隔に連なる構造をそのまま現したつくりで、外側の歩行者通路には庇を張り出す。
 内部は、横桁の下に上床版を打設し、山側のコンクリート壁と一体化させる。
 川側ラーメン構造のハンチと内部の上床版は、曲線を取り入れた丁寧な造りとなっている。
 坑門は、柱に柱頭を設け、落石に対する緩衝層である洞門上の盛土を押さえる胸壁を、盛土面の勾配と対応させる階段状につくり、表面には花崗岩と異形タイルをあしらう。
       

 千歳橋
 昭和5年(1930)竣工。早川にかかる下路式鉄筋コンクリート造タイドアーチ橋で、橋長は25.5m、幅員は11.4mとする。
     
 
 
 旭橋
 大林組の施工により昭和8年(1933)竣工。早川にかかる下路式鉄筋コンクリート造タイドアーチ橋で、橋長は38.5m、幅員は12.04mとする。
 千歳橋とは異なり、道路線形の屈曲の緩和のため斜橋となっている。
          

 自動車交通に対応した我が国初期の幹線道路施設であり、一般国道1号を代表する険路の一つである箱根路の近代化を象徴する施設として価値が高く、昭和初期の道路構造物の技術的達成度を示す遺構として重要であり重要文化財に指定されている。


May 29, 2015 野崎順次 movie

神奈川県箱根町
国道1号箱根湯本道路施設
(Hakoneyumoto Road Facilities of National Route 1, Hakonemachi, Ashigarashimo-gun, Kanagawa Pref.)

自動車交通に対応したわが国初期の幹線道路施設で、国道一号の険路であった箱根路の近代化を象徴する施設として、近代道路史上、価値が高い。また、高度な鉄筋コンクリート技術を駆使して建設されたわが国初期の洞門とタイドアーチ橋で、昭和初期における道路構造物の技術的達成度を示す遺構として重要。
(あしがらネットより)

それぞれ以前より土木学会選奨土木遺産に認定されている。

国道1号線は箱根湯本駅の前を通っている。山の方へ少し歩くと商店街のはずれに旭橋がある。

国重文 旭橋 昭和8年
延長39.5m、鉄筋コンクリート造単アーチ橋であり、軟弱地盤を考慮し基礎への負担を軽減できるタイドアーチ形式を採用。同形式の橋は、大正から昭和初期に多く建造され、その中でも国内最大橋長を誇る。

                      

その先に箱根湯本道路施設には含まれないが、土木学会選奨土木遺産に認定された山崎発電所取水堰(空気膨張式ゴムゲート、昭和11年)がある。

                 

道路際に急坂を登る鎌倉古道がある。

  

洞門の向かいにある説明板

   

国重文 函嶺洞門(かんれいどうもん) 昭和6年
延長100.9m、鉄筋コンクリート造
関東大震災によって崩壊した断崖の直下に築かれた鉄筋コンクリート造の落石防護施設。デザインは、来訪する欧米人を意識し、中国の王宮をイメージした。

                              

国重文 千歳橋 昭和5年
延長25.5m、鉄筋コンクリート造単アーチ橋であり、軟弱地盤を考慮し基礎への負担を軽減できるタイドアーチ形式を採用した。

                       

参考資料
神奈川県平成27年5月15日記者発表資料





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