神奈川県鎌倉市 杉本寺
(Sugimotodera Temple, Kamamura City, Kanagawa Pref.)
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鎌倉最古の寺、重文観音像 | |
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Nov.14,2017 柚原君子
神奈川県鎌倉市二階堂903
天台宗
大蔵山 杉本寺
(Sugimotodera Temple, Kamamura City, Kanagawa Pref.)
杉本寺は天台宗の寺。鎌倉幕府が開かれる500年近くも前の平安初期の天平六年(734)に創建された鎌倉最古の寺。天平三年(731),関東地方を歩いていた行基菩薩が,鎌倉の大蔵山から町を眺め「ここに観音様を置こう」と思い、自ら彫刻した十一面観音像を安置した。
その後、光明皇后の恩召により、行基が本堂を開創した。文治5年(1189)11月23日の夜、火災が起こったが本尊3体が大杉の下で火を避けられたので,それにより杉の本の観音と今日まで呼ばれたと「吾妻鏡」は伝えている。その後,建久2年(1191)9月18日に源頼朝が再興し以前の三尊像を内陣に安置し,別に立像7尺の十一面観音像を寄進した。
坂東観音霊場33番札所制度の時、第一番札所とされた。十一面杉本観音と書かれた白幡が石段の両側に並んでいる。本尊は十一面観音
(鎌倉観光ポータルサイト 鎌倉ぶらぶらウェブサイトより)
パンフレットと現地説明板、道路からの階段
山門(仁王門)江戸中期 天明三年(1783)再建
切妻造、茅葺の八脚門。本寺のパンフレットによれば、左右の金剛力士(仁王)像は運慶作とあるが、江戸時代の作である。
山門あたり
コケむした鎌倉石の石段は危険なため立ち入り禁止である。
県文 本堂(観音堂)江戸前期 延宝六年(1678年)
寄棟造、茅葺、方五間(正面側面とも柱間が五間)の密教仏堂。堂内奥には本尊として三体の十一面観音像を安置し、他に前立十一面観音像、新十一面観音像、観音三十三応現身像、毘沙門天立像、地蔵菩薩立像(2体)など。
これらの五輪塔群は杉本城の城主、斯波家長とその家臣を弔うもの。
鐘楼
その他境内
参考資料
鎌倉観光ポータルサイト 鎌倉ぶらぶらウェブサイト「杉本寺」
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