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神奈川県川崎市中原区 常楽寺

Jorakuji,Nakaharaku,Kawasaki city,Kanagawa

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Feb. 7,2015 松田浩志

『常楽寺は、春日山医王院と称する真言宗智山派の寺院で、縁起によると、奈良時代に聖武天皇の御願所として行基菩薩によって開基されたとされています。現在の本堂は、江戸時代の元禄頃(1668〜1703)に建立されましたが、昭和43年(1968)におこなわれた解体修理の時に、本堂の襖(ふすま)などに「マンガの絵を描いたことから「マンガ寺と呼ばれるようになりました。当寺には市の重要歴史記念物に指定されている木造聖観世音菩薩立像、木造釈迦如来坐像及び木造十二神将立像が所蔵されています。』 川崎市教育委員会ホームページより転載

山門:『 桁行(幅)は約 3 メートル、梁間(奥行)は各約 1.2メートルです。親柱の太さは約 36 センチメートル。虹梁大瓶束式とよばれるもので、禅宗様です。 親柱同士を地覆・内法貫・頭貫でつなぎ、その上に台輪を載せます。梁行方向は、親柱と副柱とを、腰貫・頭貫で結びます。 側面からみると、親柱の頭貫は根肘木で支える形を取り、その上に実肘木を載せ、さらに虹梁をかけます。その上に大瓶束を載せ、その頂部を頭貫で繋ぎます。さらに三斗を載せ、中備として二組の平三斗を置いて棟木を受けています。副柱の上は大斗を載せます。 親柱の間の頭貫をみると、この少し上の高さに、棟の桁行きを三等分するように、天秤状の2本の腕木を載せています。両外側の先端は屋根の下の前後の桁を大斗で受けるようになっています。 破風には、六葉付の梅鉢懸魚がついています。』 鎌倉シニア通信より転載

文殊堂:『文殊堂は、市内の扇ガ谷一丁目の英勝寺から、明治十四年に移築されたものです。江戸時代前期と考えられています。 文殊堂は、桁行き(正面)、梁行き(奥行)とも三間で、正面約4メートルですが、後ろには厨子が張り出ています。中央正面は双折桟唐度の両開き、両脇は格子窓です。他の主なところは横板張りです。外側は、柱の上部が粽の丸柱で、切目長押・内法貫・頭貫で、上に盤状の台輪と台輪が載ります。また、内法貫と頭貫の間には連子欄間があります。ときょうは、正面で見てみると、柱の上が実肘木付きの三斗です。中央の柱と柱の間には蟇股が付きます。 内部は、中央の厨子に文殊菩薩坐像が祀られています。東脇間には上動明王、西脇間には毘沙門天を安置しています。』 鎌倉シニア通信より転載

 

山門

仏殿

文殊堂

開基他墓所

庭園

庫裏・本堂

大銀杏

 

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