神奈川県大磯町 六所神社
Rokushojinja,Oiso town, Kanagawa
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Jan. 7, 2017 松田浩志 source movie
何故か不思議とすがすがしい気分になる神社。気が合う神社と言う言い方は変だとは思うが、今までの所、外の神社・寺では感じたことの無い清涼がある。不思議。
『 由来・御本殿:718年に現鎮座地に遷座。 櫛稲田姫命が祖神。その時より一之宮寒川神社 ( 寒川 ) 、二之宮川勾神社 ( 二宮 ) 、三之宮比々多神社 ( 伊勢原 ) 、四之宮前鳥神社 ( 平塚 ) 、平塚八幡宮 ( 平塚 ) の分霊を合わせ祀り、相模国総社六所神社と称されるようになりました。鎌倉時代には源頼朝より、戦国時代には小田原北条家より、江戸時代には徳川家康より篤い崇敬を受ける。ご本殿は小田原北條家が造営したもので、造営当時は全体が朱色に塗られていました。相模国内の神社の本殿では大変大型で、相模の神々のための五つの御扉が特徴です。また、棟礼は1540年に鎌倉八幡宮造営の参考として持ち出されており、平成の六所神社御造営工事では発見することができませんでした。注連縄: 出雲の地にて造られています。』
大磯町ホームページより転載
境内の規模はけして大きいとは言えませんが、拝殿やしめ飾りが迫力のある神社。
名前の由来「六所」にも、興味が持たれます。
神奈川県神社庁の資料によれば、「大化改新以来、国司は任国に着くと先づ神拝と言って国中の主たる神々を順拝し国幣を頒つ制であったが、順拝は大変な日数と費用と人員を要するため、主たる神々の御分霊を合わせ祀る社即ち総社を設ける習いとなった。
相模国の場合、柳田大明神に、一宮寒川神社、二宮川匂神社、三宮比々多神社、四之宮前鳥神社、平塚の八幡宮の分霊を合わせ祀り相模国総社の成立を見ました。
又六ヶ所の神社合わせ祀る所から国府六所宮とも称せられるようになった。」とあります。
経費節約のための神社統合(廃合ではないところがポイント?)が行われる過程で現在では「柳田」の名前が消えたようです。
ぜひ再訪の折りを見つけ、近くにある神揃山(かみそろいやま)にも訪れたいと思います。
なぜか心惹かれる魅力のある神社でした。
参道の上を東海道線が走っているので、車一台が通れる程の狭い地下通路を抜けることになる。
参道に残る古木(大欅、樹齢推定600年)もこの神社の歴史の長さを感じさせる。
「出雲地方よりこの地に氏族が移住せられ、この地を『柳田郷』と名付け、氏族の祖神たる櫛稲田姫命….を守護神とし『柳田大神』と称しました、….」「六所神社の大神様、櫛稲田姫命様は、出雲国にお生まれになり、….」六所神社略歴より一部転載。
六所神社略歴にあるとおり、出雲との関連があるためか、出雲大社の注連飾りとは左右逆ですが、形がそっくり。
参拝者には無料でお屠蘇と長寿箸が授与される。
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