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神奈川県横浜市戸塚区 大山道道標

(Old Signposts of Mt. Oyama Road at Kashio, Totsuka-ku, Yokohama City, Kanagawa Pref.)

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May 17, 2015 野崎順次 source movie

神奈川県横浜市戸塚区柏尾追分

大山は、江戸時代から関東一円の人々に信仰されていた聖地でした。大山道はこうした参詣者のために造られた参道で、旧東海道から大山への入口であるここ柏尾は大変なにぎわいを見せました大山道の道標は、次の四基で、他に灯篭1基と庚申塔1基があります。こうした道標を奉納した建立者の住所地を見ると、大山信仰の広がりが知られます。また、これら6基の道標は近年になって、現在地に集められたと考えられています。

  1. 寛文10年(1670)建立。建立者 柏尾村。五處の橋の供養を兼ねています。
  2. 正徳3年(1713)建立。建立者 柏木藤左衛門他。半跏の不動明王像(石造)を主体としています。
  3. 享保12年(1727)建立。建立者 江戸神田三河町の商人、越前屋小一兵衛。
  4. 明治5年(1872)建立。建立者 総葛飾郡加村船大工鈴木松五郎。

灯篭:元治2年(1865)建立。建立者 松戸宿の商人。

庚申塔:延宝8年(1680)建立。建立者 柏尾町施主拾五人

(「戸塚・宿駅制度の足跡」ウェブサイトより)

 

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