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京都府京都市上京区 同志社

Doushisha,Kamigyoku,Kyoto city,Kyoto

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  京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町601 同志社(旧英学校、神学校及び波理須理科学校) 彰栄館 重文 近代/学校 明治 明治17(1884) 煉瓦造、建築面積276.2㎡、二階建、桟瓦葺、東面塔屋、南面玄関ポーチ付、鉄板葺 時計機械1台 19790521

京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町601 同志社(旧英学校、神学校及び波理須理科学校) 礼拝堂 重文 近代/学校 明治 明治19(1886) 煉瓦造、建築面積316.0㎡、一階建、一部中二階及び地下室付、鉄板葺 19630701

京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町601 同志社(旧英学校、神学校及び波理須理科学校) 有終館 重文 近代/学校 明治 明治20(1887) 煉瓦造、建築面積352.3㎡、二階建、地下一階、桟瓦葺(内装を除く) 19790521

京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町601 同志社(旧英学校、神学校及び波理須理科学校) ハリス理化学館 重文 近代/学校 明治 明治23(1890) 煉瓦造、建築面積587.0㎡、東北隅実験室付、桟瓦葺(階段以外の内装を除く) 19790521

京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町601 同志社(旧英学校、神学校及び波理須理科学校) クラーク記念館 重文 近代/学校 明治 明治27(1894) 煉瓦造、建築面積389.4㎡、桟瓦葺、西南隅塔屋付、銅板葺 建築仕様書等1冊、建築設計図1巻 19790521


December 10 and 11, 2022 野崎順次 source movie(Dec.10)  source movie(Dec.11) 

 

京都府京都市上京区御所八幡町
同志社大学今出川キャンパスの歴史的建造物
(Historical Buildings in Imadegawa Campus of Dosisha University, Kamigyo-ku, Kyoto City, Kyoto Pref.)

今出川キャンパスの案内図と正門
   


良心碑
「良心之全身二充満シタル丈夫ノ起リ来ラン事ヲ」との新島裏の言葉が自筆の文字で刻まれています。新島裏永眠50年を記念して、1940(昭和15)年に建てられました。日米各地に8本あります。
  


国重文 有終館 明治20(1887)
煉瓦造、建築面積352.3㎡、二階建、地下一階、桟瓦葺(内装を除く)1887(明治20)年、同志社最初の図書館「書籍館」として竣工。D.C.グリーンによる設計のレンガ造の建物で、当時は日本最大の学校図書館でした。1922(大正11)年、図書館としての役割を終えたこの建物を、当時の総長であった海老名禅正が命名。
                                         


公家屋敷の礎石と㙛敷遺構
    
国重文 クラーク記念館 明治27(1894)
煉瓦造、建築面積389.4㎡、桟瓦葺、西南隅塔屋付、銅板葺 建築仕様書等1冊、建築設計図1巻 19790521
1893(明治26)年竣工。アメリカのB.W.クラーク夫妻が、亡くなった子息のメモリアルホールを造ってほしいと申し出たことで、寄付を得ました。設計は、東京の官庁街の設計にたずさわっていたリヒャルト・ゼール。ドイツのネオ・ゴシックを基調とする重厚な建物で、天を突く尖塔は、同志社のシンボル的存在です。老朽化などに伴う修復工事を2003年1月から実施し、2008年2月に竣工式を行いました。
                                

クラーク記念館内部
     


国重文 ハリス理化学館 明治23(1890)
煉瓦造、建築面積587.0㎡、東北隅実験室付、桟瓦葺(階段以外の内装を除く)
1890 (明治23) 年竣工。理科教育をめざした新島裏の情熱に応えたアメリカの実業家J.N.ハリスから、10万ドルの寄付を得てハリス理化学校(理工学部の前身)として建築。英国王立建築士会所属のA.N.ハンセルの設計で、正規のイギリス積みの煉瓦建築です。当初は、屋上に天文台が付けられていました。
                           

1階内部と展示
                        


内部では階段だけが重文指定である。
       

2階内部と展示
            


国重文 礼拝堂 明治19(1886)
煉瓦造、建築面積316.0㎡、一階建、一部中二階及び地下室付、鉄板葺
1886 (明治19) 年竣エ。日本にあるプロテスタント派の煉瓦造りの礼拝堂では、最古のものです。外観は、アメリカン・ゴシック調の鉄板葺き。急勾配の切妻屋根が美しい建物です。設計は、D.C. グリーン。同志社の歴史とキリスト教精神を象徴しています。
                            

国重文 彰栄館 明治17(1884)
煉瓦造、建築面積276.2㎡、二階建、桟瓦葺、東面塔屋、南面玄関ポーチ付、鉄板葺 時計機械1台
1884 (明治17) 年竣工。アメリカンボードから7,500ドルの寄付を得て建築。同志社教員の宣教師 D.C. グリーンが設計。施工は大工の棟梁・尾瀧菊太郎。そのため外観は、アメリカン・ゴシック調ですが、内部は小屋組などの技法が純和風となっています。
                   


正門に戻り、東側へ

新島遺品庫 昭和17年(1942)
新島襄永眠50年記念事業の一環として建てられた。W.M. ヴォーリズの設計。
          


国登文 同志社啓明館本館 大正9年(1920)
煉瓦及び鉄筋コンクリート造5階建、スレート葺、建築面積406㎡ 1棟
図書館本館として,書庫である西館の南に建設された。煉瓦造及びRC造5階建で,スレート葺の切妻屋根とし,南西隅の塔は入口ホールと階段室とする。外壁にバットレスを現し,アーチ形窓枠はタイルで装飾する。入口上部の重厚なアーチ形庇など洗練された意匠。W.M. ヴォーリズの設計。
                    


国登文 同志社啓明館西館 大正4年(1915)
煉瓦及び鉄筋コンクリート造4階建、スレート葺、建築面積153㎡、渡廊下付 1棟
図書館書庫として建設。煉瓦造及びRC造4階建で,切妻屋根をスレート葺とする。本館から延びる煉瓦造2階建の渡廊下が接続する。両側面には2階以上を一連に扱ったアーチ形窓を反復し,外観意匠の主題としている。両妻の壁面にも大きなアーチを描いている。W.M. ヴォーリズの設計。
          


国登文 同志社アーモスト館 昭和前/1932
鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建、スレート葺、建築面積343㎡ 1棟
構内ほぼ中央で西面して建つ。桁行22m,梁間12mのRC造3階建,平入で,南面にサンルームを張出し,大型の腰折れ屋根には煙突や屋根窓を左右対称に配す。外装煉瓦張で,隅部では竜山石を算木積状に張るなど,材料を丁寧に使い分け華やかさを演出する。W.M. ヴォーリズの設計。
                  

参考資料
文化遺産オンライン
同志社大学今出川キャンパスパンフレット


December 30,2014 大野木康夫 source movie

同志社アーモスト館

昭和7(1932)年の建築

鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建、スレート葺、建築面積343㎡

構内ほぼ中央で西面して建つ。

桁行22m,梁間12mのRC造3階建,平入で,南面にサンルームを張出し,大型の腰折れ屋根には煙突や屋根窓を左右対称に配す。

外装煉瓦張で,隅部では竜山石を算木積状に張るなど,材料を丁寧に使い分け華やかさを演出する。

(国指定文化財等データベースより)

   

重要文化財指定の煉瓦造校舎群

同志社の明治洋風建築では、すでに礼拝堂(明治十九年)が重要文化財に指定されている。

これを含めた五棟は明治十七年から約十年の間に順次建てられたもので、彰栄館、礼拝堂、有終館はアメリカ人、ハリス理化学館はイギリス人、クラーク記念館はドイツ人の設計になる。

彰栄館は市内に現存する最古の煉瓦造建築であり、これに続く各建物も煉瓦造で、それぞれ意匠や構造手法に特色をもつ反面、共通したところもあって、単体としての価値のほか群としての価値も高い。

京都における 初期洋風建築の発展を知る上に重要な遺例である。

(国指定文化財等データベースより)

有終館

明治20(1887)年の建築

煉瓦造、建築面積352.3m2、二階建、地下一階、桟瓦葺(内装を除く)

昭和3(1928)年に内部を焼失し、取り壊されるところを保存運動により改修されることとなり、近代建築の保存運動の草分けとなりました。

付近から、西側の冷泉家の文庫が少し見えます。

                                      

クラーク記念館

明治27(1894)年の建築

煉瓦造、建築面積389.4㎡、桟瓦葺、西南隅塔屋付、銅板葺

                                                      

ハリス理化学館

明治23(1890)年の建築

煉瓦造、建築面積587.0m2、東北隅実験室付、桟瓦葺(階段以外の内装を除く)

                                                    

礼拝堂

明治19(1886)年の建築

煉瓦造、建築面積316.0㎡、一階建、一部中二階及び地下室付、鉄板葺

                                              

彰栄館

明治17(1884)の建築

煉瓦造、建築面積276.2m2、二階建、桟瓦葺、東面塔屋、南面玄関ポーチ付、鉄板葺 京都最古のレンガ建築物です。

近年行われた整備により撮影しやすくなりました。

                                        


June 2010 柴田由紀江

アーモスト館 登録有形文化財

京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町601

竣工:昭和7年(1932年)

設計:ヴォーリズ建築事務所

施工:不明

構造:鉄筋コンクリート造、地上3階地下1階、スレート葺

          

クラーク記念館 国指定重要文化財

京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町601

竣工:明治27年(1894年)

設計:R.ゼール

施工:小嶋佐兵衛

構造:煉瓦造2階建、桟瓦葺、西南隅塔屋付き、鉄板葺

                 

礼拝堂(チャペル) 国指定重要文化財

京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町601

竣工:明治19年(1886年)

設計:D.C.グリーン

施工:三上吉兵衛

構造:煉瓦造1階建、一部2階及び地下室付、鉄板葺

 

     

ジェームス館 登録有形文化財

京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町601

竣工:大正3年(1914年)

設計:武田五一

施工:清水組

構造:煉瓦造地上2階地下1階建、瓦葺

   

ハリス理化学館 国指定重要文化財

京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町601

竣工:明治23年(1890年)

設計:A.N.ハンセル

施工:小嶋佐兵衛

構造:煉瓦造2階建、桟瓦葺

   

栄光館 登録有形文化財

京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町601

竣工:昭和7年(1932年)

設計:武田五一

施工:大倉土木株式会社

構造:鉄筋コンクリート造地上2階一部3階地下1階建、瓦葺、塔屋付

  

啓明館 登録有形文化財

京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町601

竣工:大正9年(1920年)

設計:ヴォーリズ建築事務所

施工:清水組

構造:煉瓦及び鉄筋コンクリート造5階建、スレート葺

   

有終館 国指定重要文化財

京都市上京区今出川通烏丸東入玄武町601

竣工:明治20年(1887年)

設計:D.C.グリーン

施工:三上吉兵衛

構造:煉瓦造地上2階地下1階建、桟瓦葺

     


Feb.2007 瀧山幸伸  source movie

      

           

有終館

     

 

ハリス理化学館

          

同志社礼拝堂

        

彰栄館

    

 

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