京都府亀岡市 浄福寺
(Jofukuji Temple, Kameoka City, Kyoto Pref.)
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July 30, 2022 野崎順次
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京都府亀岡市千代川町湯井西筋6
浄土宗
龍王山 浄福寺
本寺の庭園が京都府暫定登録文化財(名勝)に指定されている。この制度は、京都府独自のもので、「近年、国内各地で地震・水害・火災等の災害が頻発し、文化財の破損・劣化・散逸の危険性が高まっています。京都府では貴重な文化財の早期保護を図るため、平成29年4月から「暫定登録文化財」の制度を創設し、文化財保護の裾野を広げ、修復・保存・防災等のための補助を行います。」とのこと。
アプローチ
国道千代川バス停で降りて、水田地帯を西に歩く。
浄福寺山門
山門近くにもちょっとした庭がある。そして本堂など。
府暫登文 浄福寺庭園
本庭園は枯滝石組と枯池を組み合わせたコンパクトな枯山水である。枯池と滝石組にそれぞれ石橋を架けているのが特徴である。枯滝石組は滝添石を何段も重ねた唯一無二な意匠を持つ。滝上部に石橋を渡したものは玉澗流と呼ばれることが多いが、本庭園が玉澗流であるかは不明だ。ちなみに玉澗流とは、安土桃山時代の作庭であり、宋の有名な水画家・玉澗の山水画がモチーフ。背後に大きな築山を造り、その間から滝を落とし滝の上に石橋を架けるのが特徴である。他には和歌山の粉河寺庭園や、名古屋城
二之丸庭園などでみられる。滝上部はかまくらのような屋根になっているのも他に例を見ない。そして頂部には石灯籠を置いているのも珍しい。
(「庭園ガイドby
繩手真人」ウェブサイトより)
庭の全景
枯滝石組は滝添石を何段も重ねた唯一無二な意匠を持つ。
枯滝の左の石組、須弥山かな。
枯池と石橋と舟形石
手水鉢
帰途、ぶらぶらとJR千代川まで歩く。1kmちょい。
車窓から見たJR馬堀あたり
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