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京都府木津川市 五輪塔(木津惣墓五輪塔)

Gorinto, Kizugawa city, Kyoto

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木津川市木津町木津清水 五輪塔 重文 近世以前/その他 鎌倉後期 正応5(1292) 石造五輪塔 正応五年壬辰八月日の刻銘及び永仁四年、永禄五年の追銘がある 19570219


Feb.2011 大野木康夫

Nov.2010 撮影

所在地 京都府木津川市木津清水相楽郡精華町大字菱田小字宮川原58-2

鎌倉時代、正応5年(1292年)に建立された、高さ3.6m、花崗岩製の五輪塔です。

惣墓とは、一般大衆のあいだに個人墓が普及していなかった時代の葬礼儀式の一形態で、いわゆる共同墓地という意味をもっており、主に大和・山城地方に分布しています。

水輪にキリーク(梵字)が彫刻され、地輪東面に正応五年の造立銘、北面に永仁四年(1296年)、南面に永禄五年(1563年)の追刻銘がみられます。

風輪と空輪は若干過大で後補でしょうか。

建立年代の判る五輪塔として貴重なもので国重要文化財となっています。

(木津川市HPより)

JR木津駅から西に300m行き、関西アーバン銀行木津支店のところから南に200m行った木津児童館の北側の路傍に建っています。

五輪塔としてはかなり大きなものです。

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