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京都府木津川市 綺原神社

(Kanbarajinja, Kizukawa City, Kyoto)

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Oct.6, 2016  中山辰夫

京都府木津川市山城町綺田(かばた)

綺原神社は蟹幡郷の地を引継ぐ旧綺田村の氏神である。綺田の地名は「和名抄」の相楽郡蟹幡郷に由来する。

この地域は、古来河水に恵まれた収穫豊かな沃地として聞こえていた。山麓を流れる小川は水がきれいでサワガニが多くいた。

綺田の地名は「和名抄」の相楽郡蟹幡郷に由来する。この沃地を脅かすものが木津川と天井川をなす天神川・不動川の洪水であった。

綺原神社は、蟹満寺と山背(やませ)古道を隔て隣接している。かつては、綺原座健伊那太比賣(かにはらにいます たけいなだひめ)神社と呼ばれた。

祭神:健伊那太比賣命(たけいなだひめのみこと) 稲の豊作の女神である 創建の詳細は不明

由来

 

綺原は、平安中期、927年「延喜式」に相楽郡の一つとして記されている。「日本書記」や江戸時代の「大日本史」にも記述がある。

かつて、神に献ずる衣服を織る技術者集団・養蚕技術者を祀った社といわれており、綺氏一族(秦氏一族)の創起とおされる。

この地の氏族・綺(かば)氏は、機織、養蚕技術をもたらした渡来系豪族・秦氏の創起(先祖)ともいう。

写真

    

境内 (社務所)

   

拝殿と本殿

     

本殿は流造り、千木内削ぎ、鰹木3本

狛犬

  

神紋は「下がり藤」

  

末社

   

明日が祭り、神輿の後に末社が見える。

天神社

   

牛狛である

近くの天神川(天井川)の土手から見た集落 天井川化したため集落よりグーンと高い。

   

天井川 (天神川・不動川・渋川・玉川・など)

木津川東岸には天井川が多い。木津川東の渓谷から多量の土砂が運ばれ年々川床が高くなる。同じく東の山地を刻んで西へながれる東岸の諸支流も多くの土砂を運んでくる。木津川の河底上昇に応じて諸支は流末まで河床を上げねばならなかった。

この地方は開発の歴史が古く、施工された古代条里制で、支流の流路は容易に変更できないこと、これらが天井川形成の主な理由である。

位置図

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