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京都府木津川市 天神社

Tenjinja, Kizugawa city, Kyoto

 

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木津川市山城町神童寺不晴谷22-2地先 天神社十三重塔 重文 近世以前/その他 鎌倉後期 建治3(1277) 石造十三重塔 建治三丁丑十月三日の刻銘がある 19570219


October 28, 2023 野崎順次  source movie

 

京都府木津川市山城町神童子不晴谷177
天神神社(天神社)

   

磐座

   

拝殿

   

府登録文化財 天神社 本殿  室町時代

          

石造宝塔 鎌倉時代末期 笠上までの高さ約90cm 花崗岩

 

摂社・末社

    

国重文 天神社十三重塔 鎌倉時代中期 高415cm 花崗岩
国鉄奈良線「棚倉」駅の東南2キロ。蔵王権現を本尊とし、北吉野の名のある神童寺は、狛山の山腹にある。その鎮守として創建された天神社は、集落の東端にある。塔は境内北方の崖上、木立に囲まれて玉垣の中に立っている。基礎は低平で安定感がある。初重軸部には、二重円光形にほりしずめてその中に美しい像容を浮彫する。東に薬師、南は釈迦、西には定印弥陀、北は珍しく持錫地蔵が組み合わされている。各重屋根は軒裏に薄い垂木型を設け、上の重の軸部を作り出し、相輪は水烟から宝珠までよく残っている。基礎の一面に七行にわたり、「右志者、為父母先師、法界衆生、平等利益、造立□□、建治三(1277)丁丑十月三日」と刻む。屋根の軒反りは穏やかであるが全姿はひきしまり、鎌倉時代中期の様式をよく示している。
(川勝政太郎「新装版日本石造美術辞典」1998.09.30.)

         


Dec.19,2016 中山辰夫

天神神社 (天神社とも称される)

京都府山城町神童子不晴谷177

祭神:二神童、天八百日尊(あめのやおひのみこ)・天三下尊(あめのみさがりのみこと) 

神童寺から近い。役小角が金剛蔵院(現・神童寺)創建の時に鎮守神として勧請したと伝わる。

重要文化財である境内の十三重石塔をはじめ、石造宝塔・木造男神坐像・女神坐像などの鎌倉時代の文化財が伝えられ、境内そのものも京都府文化財環境保全地区に指定されている。

位置図

 

神童寺から続く参道は生活道でもある。往古は伊賀街道でもあったが道幅狭い。両側に民家が並ぶ。

この先桜峠を越えて伊賀に通じる。江戸時代にはお伊勢参りの道として「神童子超え」と称されていた。落ち着いた雰囲気である。

    

途中にあった祠

      

元は、神童寺の鎮守社の一つで、 かつて「勝手明神の社」といわれていた。創建は不明であるが、役行者が飛鳥時代の675年ごろ、二神童を寺の鎮守社「 天神神社 」に祀ったと伝承されている。天神社と称されているが、本来は「天神神社」。

神童寺縁起にあらわれた神々を祀る。

摂社;正面に金刀比羅宮、向かって右に天満宮、左に恵比寿社、その左に牛頭・太子・金精を一社に祀る祠

末社;子守社・勝手社、牛頭社・太子社、 恵比須社、総高大明神社

鳥居周辺

    

拝殿周辺

      

本殿周辺

      

三間社流造 室町時代の造営 京都府指定文化財

末社;子守社・勝手社、牛頭社・太子社、 恵比須社、総高大明神社

     

十三重石塔

    

境内左の杉木立の中に建つ。国重要文化財に指定 台石の刻銘が残る。


May 6,2013 大野木康夫 source movie

                                 


Oct.2011 大野木康夫 

所在地 京都府木津川市山城町神童子字不晴谷177

2010.12.19撮影 

天神社は神童寺の鎮守社で、神童寺から海住山寺に向かう道を少し上った不晴谷にあります。

   

十三重塔(重要文化財)

建治3(1277)年の建立

石造十三重塔

建治三丁丑十月三日の刻銘がある

石鳥居から石段を本殿に向かって上る中腹にあります。

昼間でも薄暗く、撮影がしづらかったです。

      

境内各所

本殿は京都府指定文化財です。

          

 

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