京都府京田辺市 大御堂観音寺
(Ohmido-Kannonji Temple, Kyotanabe City, Kyoto Pref.)
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June 11, 2016 野崎順次
京都府京田辺市普賢寺下大門13
真言宗智山派
息長山 大御堂観音寺(おおみどうかんのんじ)
天武天皇の勅願により義淵僧正が創建した。その後、聖武天皇の御願により良弁僧正が伽藍を増築し、息長山普賢教法寺と号し、十一面観音立像を安置したといわれている。 法相・三論・華厳の三宗を兼ね、七堂伽藍は壮麗を極めて「筒城の大寺」と呼ばれた大寺院であったと伝えられている。 幾度となく火災に見舞われ、永享9(1437)年の火事では、諸堂13、僧坊20余りを数えた建物のほとんどが失われ、大御堂だけが再建され現在に至っている。
(中略)
境内の西方、丘陵上には塔ノ跡と称されるところがあり、奈良時代末期から平安初期頃の作となる布目瓦(ぬのめがわら)が散在している。またその中央には大きな石が置かれているが、おそらく付近一帯に建てられていた堂塔の礎石の一部だと思われる。
(京田辺市観光協会 京田辺道中記ウェブサイトより)
木心乾漆十一面観音立像(国宝)
像高172.7cm。奈良時代、8世紀の作。一木造の心木のうえに木屎漆(こくそうるし)を盛り上げて造形した木心乾漆造で、この技法は奈良時代から平安時代初期に多用された。頭上面の一部や台座蓮肉部も当初のものである。同じ木心乾漆造になる奈良・聖林寺の十一面観音像としばしば比較される。
(ウィキペディア「観音寺(京田辺市)」より)
パンフレット
大御堂と庭
式内社地祇神社
神社の西の丘を登る。
塔の跡と心礎
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