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京都府京都市左京区 京都市美術館

Kyoto city museum,Sakyoku,Kyoto city,Kyoto

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June 1,2021 大野木康夫  source movie

 

京都市京セラ美術館

所在地 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124

登録有形文化財
昭和8(1933)年の建築・令和元(2020)年改修
鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上2階地下1階建、銅板葺、建築面積4596㎡

【国指定文化財等データベースより引用】
京都市左京区の南端に位置し、神宮道に西面して建つ。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、地上二階地下一階建で、四面中央に車寄付の入口を設ける。日本趣味を基調とするという条件で設計図案を公募し、和洋の様式を巧みに織り交ぜた意匠が評価された美術館。

【パンフレットより引用】
京都市京セラ美術館は1933年(昭和8年)、「大礼記念京都美術館」として開館し、第二次世界大戦後には「京都市美術館」として活動してきました。開館以来、85年余りの長きにわたり親しまれてきた建物は、今や現存する日本で最も古い公立美術館建築となりました。
今回のリニューアルでは、建築家青木淳・西澤徹夫のコンセプトに基づき創建当時のデザインを活かしながら現代的な要素を加え、高機能化しています。新鮮なイメージで「故」と「新」が重なる新しい美術館をお楽しみください。


京都市美術館は耐震改修の必要性から、平成28(2017)年から京セラ株式会社と50年間のネーミングライツ契約を結び、改修工事を進めていましたが、令和元(2020)年に工事が完了し、リニューアルオープンしました。
ネーミングライツ契約に基づき、通称は「京都市京セラ美術館」となっています。
なお、改修に対し、公益法人日本建築家協会から、日本建築大賞を受賞するとともに、公益財団法人日本デザイン振興会からも、グッドデザイン賞に選ばれています。

外観
                                              


内部
                                                                

東山キューブテラス(新館屋上)からの眺め
          


平安神宮大鳥居と美術館本館
   

古代エジプト展(撮影可)
 


第1章 天地創造と神々の世界

腹ばいになる山犬の姿をしたアヌビス神像
      


有翼の女神、おそらくヌウト女神の形のミイラの装飾
  


シュウ神とテフヌウト女神の頭部を装飾したメニトのおもり
  


ゲブ神を象徴するガンのついた杖の上部の装飾
  


背面にジェド柱を持つオシリス神の小像
    


ホルス神に授乳するイシス女神の小像
  


ハヤブサの姿をしたホルス神の小像
  


ホルス神に授乳するイシス女神の小像
   


有翼のイシス女神に保護された、ミイラ姿のオシリス神の小像
   


手にアンク(生命の象徴)を持つセト神を描いたオストラコン
  

ナイルの神の像(上半部)
    


バステト女神座像
       


ハヤブサ頭のワニの小像
 


座ったヒヒの護符
  

日輪を戴く礼拝するエジプト・マングースの小像
  


ライオン頭の神マヘスの座像
    


ひざまずき供物を捧げるナイルの神ハピ
  


セクメト女神立像(上半部)
   


セクメト女神座像
  


コンス神像(上半部)
  


セクメト女神座像
    


ネフェルテム神の小像
 


ミン・ウヌム神あるいはアメン・ラー神の小像
  


パピルスの茂みの中にいるヘフ神の装飾を施した聖油を塗るための匙
 


第2章 ファラオと宇宙の秩序

アメンエムハト3世と思われる礼拝する王の立像
    

サティス神とアヌキス女神に捧げられたプトレマイオス1世の供物盤
     


トキの姿をしたトト神、2匹のヒヒとマアト女神を伴う祠堂
  


王に授乳する女神の立像
  


二重冠を被ったハヤブサで表されたホルス神の小像
  


聖水を注ぐハヤブサ頭のホルス神の小像
聖水を注ぐトキ頭のトト神の小像
   


エジプト人と「アジア人」を描いたセティ1世王墓のブロック
   


神々に供物を捧げるトゥトアンクアメン(ツタンカーメン)王と妃を描いたアーキトラヴ
  


ハトシェプスト女王あるいはトトメス3世のスフィンクス像頭部
  


神官の頭部
神官で天文観測官タイタイの立像
ナクトミンと母メレトセゲルの像
 


神官の頭部
  


神官で天文観測官タイタイの立像
  


ナクトミンと母メレトセゲルの像
  


トゥトアンクアメン(ツタンカーメン)王の前で腰をかがめる廷臣たちのレリーフ
 


ハトシェプスト女王のスフィンクス像(胸像)
    


アメン・ラー神に供物を捧げるトトメス3世を描いたアメンエムハトのステラ
 


ラー・ホルアクティ神に供物を捧げるトトメス3世を描いたステラ
 


王の書記ホリのステラ
    


礼拝するヒヒの姿をしたトト神とアメンヘテプ3世
   


メンフィスのプタハ大司祭の系譜のあるレリーフ破片
 


メンフィスのプタハ大司祭の墓出土のレリーフ
 


神格化されたイアスメス・ネフェルトイリと思われる王妃の立像
    


アメン神を表す牡羊の頭を抱えた男性の座像
    


カルナク神殿のアメン神官ホルの方形彫像
    


プタハメス墓のピラミディオン
   


ヒヒを肩に乗せ、ひざまずく男性の像
    


呪術的なステラ(ワニに乗った子どものホルス)
   


ハトホル女神あるいはイシス女神に供物を捧げる女性を描いた奉納ステラ
 


壺とライオンの背後の祈る人物が表現された供物卓
  


パピルスの巻物を持つ神格化されたイムヘテプの座像
   

マアト女神の像を抱えた神官がひざまずいている小像
  


パタイコスの護符
  

ベス神の象嵌
   


ベス神の小像
  


太陽賛歌が記されたネフェルヘテプのレリーフ
   


太陽の船に乗るスカラベを描いたパネヘシのペクトラル(胸飾り)
     


創造の卵を持つスカラベとして表現された原初の神プタハ
    


ネフェルトイティ(ネフェルティティ)王妃あるいは王女メリトアテンの頭部
   


植物文様が施された青色彩文土器
       


アクエンアテン王の立像胴部
   


供物卓の前のアクエンアテンとネフェルトイティを描いたステラ
 


アクエンアテン王の頭部を描いたレリーフ断片
 


アテン神のカルトゥーシュを持ち上げるアクエンアテンを描いた奉納タブレット
 


アクエンアテン王とネフェルトイティ(ネフェルティティ)王妃の娘である王女の頭部
  


王女の立像
  

棺台の上のトトメス王子の小像
  


小鳥を摑んだ手を表現した彫像断片
 


ハヤブサの頭部を持つ儀仗の破片
 


第3章 死後の審判

デモティックの銘文があるパレメチュシグのミイラ・マスク
              


ジェドコンスイウエスアンクの「アムドゥアト書」
     


タレメチュエンバステトの「死者の書」
            


タイレトカプという名の女性の人型棺・内棺
      


タバケトエンタアシュケトのカノポス容器
   


タシェリトエンアメンという名の女性のミイラのカルトナージュ
      


タイレトカプという名の女性の人型棺・外棺
   


ネスコンスパレゲドという名の女性のカルトナージュ棺
   


樹木の女神を描いたカーメスのステラ
  


王の書記サアセトの人型棺蓋
    


死者を描いたミイラの覆い布
  

ミイラと共に出土した護符とビーズネット
         


クウイトエンプタハの偽扉
ラー神とハトホル女神の神官であったマアケルウプタハの供物台
       


背中に有翼スカラベとハゲワシが彫刻されたトガリネズミの小像
  


かがんだ野ウサギの小像
  


しゃがんで果物を食べるサルの護符
  


4匹の子猫と横たわる猫の小像
  


カエルの形の護符
2匹のカエルの形の護符
カエルの形のスカラボイド
カエルの形の護符
    


ウナギとヘビの混合した姿をした動物で装飾された青銅製の動物の棺
  


上部が丸くなった棺形のシャブティ・ボックス
     


普段着をまとったシャブティ像
   


それぞれの個人のシャブティ像
      


山犬頭のアヌビス神小像
 


人間の頭のついたハート・スカラベ
  


祠堂形のペクトラル
   


背中にミイラを載せて運ぶワニの小像
   


円盤形ビーズとガラス製丸形ビーズ、さまざまな護符のついたネックレス
 


ロータス花弁形ペンダントのネックレス
 


ハトホル女神の象徴のある柄鏡
  


神々を礼拝する死者とその家族を描いたカマのステラ
     


王の書記ウプウアウトメスのステラ
    


さまざまな砂漠の動物たちを描いたペヘヌウカー墓のレリーフ
    


パピルスの茂みを船で航行する死者ヘテペトのレリーフ
   


沼地で銛突き漁をする死者を描いたレリーフ
   


アテフ冠を被ったオシリス神の小像
     


3匹の魚とロータスを描いた浅鉢
   


Nov.2012 中山辰夫

岡崎文京ゾーンの中核的施設の一つで、平安神宮参道を挟んで、府立図書館と向い合せに建つ。

岡崎通りより望む

        

建築:昭和8年(1933) 設計者: 前田健二郎 (京都市営繕課) 施工: 清水組 構造: RC造2階 面積: 9,580㎡

昭和天皇の即位大典を記念して設置されたもので、市民の寄付で建設された美術館。

デザインは公募で決定され、その条件に「日本趣味ヲ基調トスルコト」とあった。

その結果、前田健二郎の案が採用された。前田は昭和初期の主だった設計競技のほとんどに上位入選を果たし「コンペの天才」と称されていた。

コンクリートのボデイに和風の瓦屋根を乗せる建築は帝冠様式と呼ばれ、昭和初期に流行した。

合理的で機能的というモダニズム建築の長所を生かしつつ、同時に日本の独自性をわかりやすく打ち出そうとした動きとされる。

     

軒の突出、ファサード中央には城郭建築風の千鳥破風が木鼻のようなものの上に乗り伝統性を印象づけた。

玄関廻り 扉の装飾は、中心は桐、周りには古代オリエント風の唐草文

      

窓周辺

   

その他意匠

     

日の字形平面・側窓採光という当時の美術館の基本的手法を崩さず、機能的な要求は確保するバランス感覚が目立つ。

             

館内入口〜ホール周辺

左右対称の階段を中心に据えるのはバロック的手法。その大階段がみもの。階段室周りの装飾は見ごたえがある。

    

和風の格天井にステンドグラス。日本オリジナルの橘模様。照明器具などにも日本風の要素が取り入れられた。

    

本館には4か所の入り口がある。前庭のある裏入口は正面入り口と寸分違わない設計のように思われる。

         

前庭

          

 


Dec.1992 撮影:高橋久美子

昭和8年建築

       

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