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京都市左京区 圓光寺

Enkoji,Sakyoku,Kyoto city

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November 18, 2018 野崎順次 source movie

京都府京都市左京区一乗寺小谷町13

瑞巖山 圓光寺

圓光寺の始まりは、徳川家康が開いた洛陽学校。

僧俗を問わず入学を許し、その開かれた校風は多くの学僧や絵師、

墨跡文人たちを育み、日本文化の発展において大きな役割を果たした。

明治以降には、尼寺の修行道場として俗世を捨てた女性たちを包み込む。

内なる声に耳を傾け、求道の場とする圓光寺の臨済禅。

その思想は、伽藍や庭園の佇まいに今も息づいている。

(圓光寺公式ホームページより)

パンフレットと現地説明板

       

山門あたり

         

奔龍庭

白砂を雲海に見立て、天空を自在に奔る龍を石組であらわした平成の枯山水。龍の頭部と背中付近にそびえ立つ石柱はかつて井戸の部材として使われていたもの。端に開けられたいくつもの穴にその名残を見つけることができる。荒く切り立った石柱は龍の周囲に光る稲妻をも表現し、庭園全体に躍動感を与えている。通常、庭園の境界を示すために配されるはずの留め石は置かれずにこの庭園はあえて未完のままとされている。庭園を見る者がその余白を埋め、それぞれの心のなかで完成させることを期待した作庭意図だろうか。

(圓光寺公式ホームページより)

            

本堂玄関

    

十牛之庭

牛を追う牧童の様子が描かれた「十牛図」を題材にして近世初期に造られた池泉回遊式庭園。周囲の山々を取り込んだおおらかなつくりは尼寺として長い歴史を持つ圓光寺の家風そのもの。庭園南側には洛北最古の泉水、栖龍池があり、先人たちはここからの眺めを絶景として褒め称えたという。十牛図に描かれた牛とは、人間が生まれながらに持っている仏心をあらわしている。牧童が禅の悟りにいたるまでの道程であり、懸命に探し求めていた悟りは自らのなかにあったという物語だ。修行道場としてこれまで多くの雲水たちが参禅の日々を過ごした圓光寺。厳しい修行のなか、雲水たちは僧堂の前に広がるこの庭園をどのような心持ちで眺めていたのだろうか。

(圓光寺公式ホームページより)

                        

応挙竹林

十牛の庭の奥の孟宗竹林は昔、円山応挙がよく訪れた竹林である。瓜生山の借景と相まって、十牛の庭の奥深さを感じる。禅語にある「清風動脩竹」(せいふうしゅうちくをうごかす:あるがままの姿は美しいが、それに執着しないことこそ素晴らしい)のとおり、風に吹かれ雨に打たれる竹林の情景は、常に変化を続ける人間のあり方そのもの。円山応挙はこの竹林を「雨竹風竹図」として描き残した。刻一刻と表情を変える竹林に、禅門の本質をみたのかもしれない。

(圓光寺公式ホームページより)

                 

再び、十牛之庭、そして栖龍池

             

帰途

     


November 25,2017 大野木康夫  source movie

紅葉の盛りの圓光寺、大変混雑していました。

アプローチから見た比叡山

    

正門付近

   

奔龍の庭付近

     

十牛之庭

 

書院から

                              

東側から

            

東照宮へ上る途中

     

東照宮付近からの眺め

                      

十牛之庭に下りる

   

十牛之庭南側、西側から

                        

帰路

  


Nov.12,2017 瀧山幸伸

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source movie

                                                                                                                                                                                                                 


Sep.19.2015 中山辰夫

圓光寺

左京区一乗寺小谷町

宗派:臨済宗南禅寺派 本尊:千手観世音菩薩 開山:三要元佶(げんきつ) 開基:徳川家康

詩仙堂や曼寿院にも程近い。新緑や紅葉の美しい庭園があることで知られる。秋の紅葉シーズンはライトアップされ、庭園が色鮮やかに燃える。

白河通りから一乗寺のゆるい坂を登って行く。案内板に従い、圓光寺へは左折、詩仙堂や狸谷山不動院へは直進する。参道付近で見かけるお花が美しい。

     

圓光寺の歴史は、1601(慶長6)年に「学校」として始まった。家康は国内の教育の発展を図るため、伏見に学校としての機能を持つ圓光寺を建立した。

圓光寺では僧俗を問わず入学を許可した。また、多くの書物を出版した。この時使われた木製活字は、今も残って、展示されている。

圓光寺は伏見から相国寺山内に移され、1667(寛文7)年に幕命で、現在の地に移転した。明治以降臨済宗の尼寺となり、尼僧の修学道場として用いられた。

山門の先は、様々な石で造形された参道、見応え十分。

      

境内に一歩足を入れる。そこは「奔龍庭」と命名される平成の枯山水の庭。瑞雲閣の前面に龍を石で表している。

          

宝物殿・瑞雲閣

       

寺宝の展示:円山応挙の「雨竹風竹図」屏風(コピー)や伏見版木活字の「般若心教」(いずれも国重文)など。額縁紅葉の見事さで有名。

玄関(庫裏)と書院

      

中門

この門をくぐると、左手に本堂、書院等の建物があり、正面には座禅堂が見える。右手には庭園「十牛の庭」が広がっている。

   

本堂(書院) 内部全景

       

扁額の架かる本堂には、本尊の千手観音菩薩が安置されている。書院の窓からは北庭が見える。

茶室と意匠

         

本堂の室内、縁側から見る紅葉シーズンの十牛の庭は絢爛豪華である。

         

座禅堂(蟠龍窟)

        

現在は尼僧修行道場としての役割を終え、南禅寺派研修道場として座禅会などに使われる。

鐘楼

  

階段を上ると墓場となっており、村山たか女や、さらに登ると家康の墓(東照宮)がある。高台からの洛北の眺望がすばらしいとされる。

    

栖龍池

庭園の南側にあって、洛北で最も古い泉水といわれる。

     

応挙竹林

  

円山応挙の「雨竹風竹」の屏風画は1776年に描かれた作品。

江戸中期の圓光寺 五代住職・魯山玄璠(1676〜1751年)が画才に優れ、圓光寺は当時の文化サロン的な役割を果たしていた。 円山応挙も同寺に出入りしていた画家の一人で、後に住職が亡くなって二十数年後、ここを訪れた応挙が、若い頃にうけた恩に報いるために、境内で風に揺れる竹林と雨にうたれた竹林を屏風に描いて同寺に納めたといわれる。今も境内には沢山の竹が育つ。

十牛の庭

庭園は池泉回遊式となっており、庭園の入口に水琴窟がある。

   

庭園は「十牛の庭」と呼ばれ、人が悟りに至る10段階を明示的に表した「十牛図」という仏教画の十の牛を、十の石に見立て、悟りの境地を表す庭とされている。

四季を通じて人を癒す庭園である。

          

寺宝

 


May 6,2014 大野木康夫 source movie

青もみじの圓光寺、訪問時は人も少なく、ゆっくりできました。

                                                     


November 20, 2013 大野木康夫 source movie

紅葉の盛りの圓光寺です。

十牛の庭がさまざまな色に色づいていました。

                                                                                        


Dec.1 2012 瀧山幸伸 source movie

A camera

                                                                                

B camera

                                                                                               


Dec.2011 大野木康夫 source movie

2011.12.5 撮影 

圓光寺の紅葉は毎年早目なので、訪問した12月5日には、大方散っていました。それでも十牛の庭は、散り紅葉が綺麗でした。

門前から庭園入口

        

十牛の庭

                 

方丈とその付近

             

鐘楼前から裏山の徳川家康墓

庭園が見降ろせます。

                

十牛の庭に戻りました。

                 


Nov.2011 大野木康夫

2010.11.20撮影 

左京区の圓光寺の紅葉です。

上から見ると境内が紅葉の壺のように思えます。

見頃は、周辺の寺社の紅葉より幾分か早いような気がします。

                         


Nov.2010 瀧山幸伸

                

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