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京都府京都市東山区 祇園閣 (大雲院)

Gionkaku,Higashiyamaku,Kyoto city,Kyoto

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Feb.20,2020 瀧山幸伸 source movie

      


Apr.2012 中山辰夫

京都市東山区祇園町南側594-1

国登録有形文化財 非公開 壁画は撮影禁止

「ねねの道」から「円山公園」に向かう途中に「祇園祭」の鉾にそっくりな塔が見えてくる。

それが祇園閣で、大雲院の境内に建つ。

建立:昭和3年(1928)国登録有形文化財

特長:高さ約36m 三層 鉄筋鉄骨コンクリート造 切妻造銅版葺 設計;伊東忠太 

3階建ての祇園閣上からは東山〜京都が一望できる。

初層には阿弥陀如来が安置され、初層から三層の通路の壁面に、中国敦煌莫高窟(ばっこうくつ)

に描かれている仏画を模写した壁画が描かれている。

この地は元財閥大倉喜八郎の別荘で、昭和3年の御大典記念に祇園祭の壮観さを常に披露したい

と希って山鉾を模した祇園閣を建てたとされる。和風外観は祇園祭の山鉾をかたどっている。

遠景

鉾先には金鶴が輝き、東に向いている。

祇園閣と寺院

建屋構造

下層及び基礎の部分を鉄筋コンクリート造、中層以上を鉄筋コンクリート造とする。

地下の基礎も百尺に及ぶとされる。

屋根は銅板葺で金閣、銀閣に比する。

鉾先には大倉の本名鶴吉(鶴彦)に因んで鶴が飾られている。上層の唐破風に紅龍石による組物、蟇股がある。

部分構造

地下の基礎も百尺に及ぶとされる。寺院らしさを演出

内部のライトを支える怪獣に似た装飾(ガーゴイル)など設計者の趣味が随所に発揮された建物である。

祇園閣の通路・階段壁面には中国・敦煌莫高窟の壁画が模写されている。大雲院が開祖

400年を迎えた記念に描かれた。「撮影禁止」

祇園閣の3階からは京都盆地のパノラミックな眺望が楽しめる。

八坂の塔の周辺

霊山観音周辺

東大谷周辺

知恩院の甍と比叡山

愛宕山周辺、平安神宮〜京都ホテルオオクラ(大文字はみえなかった)、

比叡山と愛宕山が両方見られるポイントは少ない。比叡山と愛宕山が高さ比べをしたとき、比叡山が

愛宕山を叩いてコブが出来た分、愛宕山が高くなった。

京都タワー周辺から天王山

≪参考≫

大雲院に「祇園閣」がある由来

昭和の建築家・伊東忠太の名建築

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