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京都府京都市中京区 京都ハリストス正教会

Kyoto Orthodox Church,Nakagyoku,Kyoto city,Kyoto

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August 20,2022 大野木康夫  source movie


京都ハリストス正教会生神女福音聖堂

所在地 京都府京都市中京区柳馬場通二条上る六町目283

重要文化財

明治34(1901)年の建築
木造、建築面積219.56㎡、八角鐘楼付、銅板葺

【令和3(2021)年11月19日付文化審議会答申より引用】
京都の市中に位置。明治36年の建築で、日本ハリストス正教会の本格的な木造聖堂としては現存最古の遺構である。
装飾が少なく簡素ではあるが、特徴的なクーポルを戴き、鐘楼をくみあわせた均斉のとれた外観は美しく、ロシアから輸
入された聖障はみごとな意匠である。ハリストス正教会から提供された図面をもとに、京都府技師松室重光が実施設計した経緯がわかり、我が国における教会堂の建設経緯が知られる貴重な事例となっている。

中京区北部の市街地に所在する小規模な聖堂で、日本ハリストス正教会西日本主教教区の主教座聖堂です。
京都区庁舎旧本館、京都市武徳殿に続き、松室重光が設計した建築物では3番目の重要文化財指定となりました。
修復前は薄い青色の建物でしたが、現在は白亜の建物に復原されたようです。
 

柳馬場通から
  

通り風景
  

全景
                      

部分撮影
                           


Nov.2021 酒井英樹

         


Feb.11,2016 中山辰夫

京都ハリストス正教会

京都市中京区柳馬場通二条上ル6丁目283

京都市指定文化財

烏丸通から二条通を東へ行き柳馬場通を北へ進むと突然に二つの塔を持つ京界の前に出る。運悪く改修中で、覆いでカバーされていた。

とんがり帽子の鐘楼が立つ雨水水色の外壁の木造教会である。

異国情緒たっぷりなこの建物は、ビザンチン様式に基づいて建てられた教会堂で、全国のハリストス正教会の手本となった。

東京お茶の水のニコライ堂に匹敵する格式を誇り、明治の教会建築を代表する建物といわれる。

    

構造:木造 設計:松室重光 竣工:1903(明治36)年

設計は東京帝国大学造家学科(後の建築学科)を出て、京都で誕生した初めての建築家といわれる松室重光。その代表作となる二つの建築が今でも残されており、一つはこのハリストス教会で、もう一つは京都府庁旧本館(明治37年)である。

         

尖った鐘楼と、小さなタマネギ型ドームが目を引く。

    

入口周辺

        

内部の見どころは、テンペラ画で飾られた30枚の聖障−聖画像といわれる


Dec.1992 撮影:高橋久美子

豊橋、修善寺と並ぶハリストス3姉妹のうち、一番優雅なフォルムではないか?

            

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