京都府京都市右京区 宝篋院
Hokyoin, Ukyoku, Kyoto city,Kyoto
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February 25, 2024 February 25, 2024 野崎順次 source movie
京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9-1
臨済宗系単立
善入山 宝筐院
当寺は、平安時代に白河天皇により創建され、当初、善入寺と称した。南北朝時代に夢窓疎石の高弟、黙庵(もくあん)が入寺し、室町幕府二代将軍足利義詮(よしあきら)の保護を得て、伽藍が復興された。更に、義詮の没後、その院号宝筐院に因んで現在の寺名に改められた。以後、足利氏歴代の崇敬を得て栄えたが、室町幕府の衰亡と共に寺も衰微していった。
現在の堂宇は、明治時代以降に再興されたもので、本堂には、十一面千手観世音菩薩を安置している。
境内には、貞和四年(正平三年、1348)、四条畷の合戦で戦死した楠木正行(まさつら)(正成の子)の首塚と伝えられる五輪石塔及び義詮の墓と伝えられる三層石塔がある。
(京都観光Naviウェブサイト)
アプローチと山門
中根金作による枯山水庭園
本堂
本堂から見た庭園
続けて庭園を奥に
楠正正行・足利義詮墓所
二基の石塔は石の柵に囲まれて立つ。二基の石灯籠の銘は富岡鉄斎が揮毫した。
足利義詮墓 三重石塔 鎌倉中期
楠正正行首塚 五輪塔 鎌倉後期、火輪のみ流用
山門に戻る。
帰途、花を愛でつつ清凉寺に寄ってみる。
Nov.24,2021 瀧山幸伸
July 28,2020 大野木康夫
source movie
釈迦堂から宝筐院へ
平日雨の午後、外国人観光客や修学旅行生がおらず、貸し切り状態でした。
November 29,2014 大野木康夫 source movie
少し盛り過ぎの紅葉で散紅葉が美しかったです。
京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9-1
善入山 宝筐院
(Hokyo-in Temple, Ukyo-ku, Kyoto City, Kyoto Pref.)
足利義詮の塔所で、院号により宝筐院という。南北朝時代敵味方に分かれた楠木正行と足利義詮の墓が仲良く並んでいる。これは義詮が正行の人柄を慕い、そばに葬るように遺言したためといわれる。臨済宗の単立寺院。庭園内には多くのモミジやドウダンツツジがあり晩秋初冬にはみごとな紅葉を見せる。
(「京都観光Navi」より)
清凉寺仁王門前の愛宕道を少し西へ行くと宝筐院である。
現地説明板
南側の庭園を進む。
石の柵に囲まれて、足利義詮の墓と伝える三重石塔と楠正行の首塚たる五輪塔が並んでいる。石の扉には両家の家紋が彫られている。また、石燈籠の文字は富岡鉄斎の揮毫による。石造線香立ては大河内伝次郎の寄贈だと、人力車夫さんが言っていたような気がするが、定かではない。
三重石塔 鎌倉中期
五輪塔 鎌倉後期
石碑など
北側の庭園を東に進む。
本堂の横から南側の庭園へ
門前
紅葉の境内
本堂からの眺め
本堂付近
庭園の奥
帰路
所在地 京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9-1
2010.11.26撮影
宝篋院は清涼寺の門前のすぐ西側にあります。
紅葉の季節には多くの人が訪れます。
狭い通路は一方通行になっていますが、それでも歩く際には何箇所か立ち止まらなければいけません。
もっとも、ゆっくり歩く方が紅葉を堪能できていいのですが。
境内には楠木正行と足利義詮の供養塔があります。
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