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京都府京都市東山区 法観寺 八坂五重塔

Houkanji Yasaka gojunotou,Higashiyamaku,Kyoto city

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京都市東山区八坂通下河原東入八坂上町388 法観寺五重塔(八坂塔) 重文 近世以前/寺院 室町中期 永享12(1440) 三間五重塔婆、本瓦葺 18971228


February 11,2016 大野木康夫


Oct.27,2015 中山辰夫

八坂塔 (法観寺 五重塔)

京都市東山区清水八坂上町388

国重要文化財

寺の正式名は法観寺。八坂神社と清水寺の中間に位置しており、「八坂の塔」という呼称で知られ、東大路から東へ坂道を上る風景は特に有名。

聖徳太子の創建とも、かつて渡来系氏族の八坂氏が住んだ地とされ、八坂 造(やさかのみやつこ)の創建とも伝えるが、出土瓦より奈良以前とされる。

現在の塔は、八坂塔(法観寺)は1440(永享12)年足利義教が再興したもので。高さ約46m、周囲6m四方である。

八坂通周辺

昔から京の人々に「八坂塔」と親しまれており、東山のシンボルであるため、人影は絶えない

八坂塔

 

 塔は基壇上に建つ。各重とも方三間。屋根は本瓦葺で勾配が緩い。五重のみに縁、高欄を設けているのは珍しい。度々焼失しその都度再建されているが、純和様式は維持され創建以来の伝統を伝えるとされる。

境内に建つ太子堂(1663・寛文3年)・薬師堂(江戸中期)は京都市指定有形文化財。


Sep.2011 大野木康夫

2011.8.7撮影 

六道珍皇寺の北側から山側を見たら、八坂の塔がきれいに見えたので、近づいて撮影しました。

電線が整理されて撮影しやすくなりました。

 


Feb.2011 瀧山幸伸 source movie

A camera

B camera


May 2010 撮影/文:野崎順次

京都府京都市東山区清水八坂上町388

八坂の塔(法観寺五重塔)

(Hokanji Temple and Yasaka-no-T0 Pagoda, Higashiyama-ku, Kyoto)

高さ46メートルの五重塔は東山を背にして、祇園、八坂地区の家並みから背伸びをしています。重要文化財に指定されている純和様建築の八坂の塔は度々の火災で再建されていますが、白鳳時代の建築様式を忠実に再現して建てられています。現在見られる塔は永享(えいきょう)12年(1440)に足利義教(よしのり)によって再興されたものです。本瓦葺き五層、方6メートル、高さ46メートルで、この辺りの景観に欠かせない存在となっています。塔内に本尊五智如来像五体(大日(だいにち)、釈迦、阿しゅく、宝生(ほうしょう)、弥陀(みだ)が安置され、須弥壇の下には創建時のものと思われる飛鳥時代の古い松香石製の大きい中心礎石があります。

法観寺は霊応山(れいおうざん)と号し、臨済宗建仁寺派の寺院です。寺伝では、聖徳太子が如意輪観音の夢のお告げに従い五重塔を建立して仏舎利を納めたといわれています。往時は四天王寺式の伽藍を建て揃え延喜式七ヶ寺の一つに数えられるほどに隆盛を極めましたが、今は五重塔(八坂の塔)と太子堂、薬師堂を残すのみとなっています。

(京都の観光お寺めぐりHP)

東山から八坂の塔に下っていきます。

八坂通り画廊というのがあり、100円玉を箱に入れると自由に写真が撮れます。なかなか奔放な彫刻(塑像?)です。

法観寺まで十数メートルです。女性の観光客を舞妓さんに変身させる商売がはやっています。似合う人と似合わない人がいます。

法観寺の境内に入ります。まず、八坂の塔の1階外部を見ます。

塔の中に入ると、1階には五智如来坐像が祀られており、心柱を中心に四方を向いて座っておられます。

東向き: 阿しゅく如来

北向き: 釈迦如来

西向き: 大日如来、頭上に弥陀如来

南向き: 宝生如来

彩色壁画

創建当初(白鳳時代)から残る心礎

2階に登る。西と東のガラス窓がある。

心柱。礎石から最高部の相輪(お釈迦様のお墓)までの間、この柱に繋がるものは一切ありません。

相輪を支えていますが、塔全体を構造に支えているのではありません。

振り子棒的に重心を取って地震の揺れを吸収し、重心を一定に保つ役割をしています。

そういえば、地震で倒れた五重塔、三重塔はありません。

境内には木曽義仲の首塚、薬師堂、太子堂などがあります。

塔の見上げ。

お寺の西側にはちょっとした広場があって、塔をバックに写真を撮る人が多い。

八坂通りを西に下りながら、振り返って塔の姿の変化を楽しみます。即席舞妓さんによく出会います。

ここらまで来ると見た目の屋根の反り返りがなくなって、安定した五重塔に見えてきます

帰りの四条大橋からは、鴨川河原の風物詩、一定間隔に座るカップル群が見えます。


Mar.2007 撮影:柚原君子


July 2006 撮影:瀧山幸伸 

Mar. 2006 撮影:瀧山幸伸 source movie

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