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京都府京都市左京区 実相院

Jissoin, Sakyoku, Kyoto city, Kyoto

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Nov.25,2021 瀧山幸伸  source movie

                                                                                                                                                                     



Feb.17,2020 野崎順次 source movie

パンフレット


  

山門から入るとお車寄せ前にいい感じの石仏がおられる。

        

客殿前の池泉回遊式の庭

           

本堂前の「こころのお庭」
日本国を表現した石組み」と苔。島を囲む海に立つ三つの木製のオブジェは波を表している。表面は杉皮が施され、後ろ側に盛り土をしその表面を白砂で覆っている。江戸時代から続く造園「植治」の小川勝章氏監修により、2013年春?2014年秋にかけて市民参加による作庭が行われた。(現地説明より)

       

石仏群

      

近くの椿と梅

       

 


May 6, 2015 野崎順次 

京都府京都市左京区

岩倉山 実相院

(Jissoin Temple, Sakyoku, Kyoto City, Kyoto Pref.)

1229年(寛喜1)静基僧正が開創。もとは天台宗寺門派の門跡寺院。本堂・四脚門・お車寄せは、東山天皇中宮承秋門院の旧殿の一部を下賜されたもので御所の建築遺構。本尊不動明王像・歴代天皇の尊牌などを安置。狩野派の襖絵を多く所蔵する。

裏山を背にした池泉式庭園と表の石庭は趣を全く異とする。その2つをむすぶ通路のかえでが室内に映りこむ様子は「床もみじ」「床みどり」と呼ばれている。

(京都観光Navi「実相院門跡」および「実相院庭園」より)

パンフレット

   

国登録 四脚門

     

お車寄せ前

       

客殿前の池泉回遊式の庭

                     

本堂前の「こころのお庭」

日本国を表現した石組み」と苔。島を囲む海に立つ三つの木製のオブジェは波を表している。表面は杉皮が施され、後ろ側に盛り土をしその表面を白砂で覆っている。江戸時代から続く造園「植治」の小川勝章氏監修により、2013年春〜2014年秋にかけて市民参加による作庭が行われた。(現地説明より)

                         

本堂の一部

     

「床みどり」のもみじを外から見る。

     


November 22,2014 大野木康夫 source movie

紅葉の穴場であった実相院も、多くの人が訪れるようになりました。

紅葉は書院西側の庭園→書院東側石庭→書院北側、いわゆる床紅葉の順に色づきます。

山門付近

             

石庭

                                     

書院北側

               

西側

                                                               

帰路

           


Nov.2010 撮影:大野木康夫

所在地 京都府京都市左京区岩倉上蔵町121

実相院(岩倉山高台寿聖禅寺)は、寛喜元(1229)年に天台宗寺門派の門跡寺院として現在の紫野に建立され、御所の近くに移転した後、室町時代に戦乱を逃れて岩倉の地に移転したそうです。

江戸時代初期に承秋門院(東山天皇の中宮)の女院御所の四脚門、車寄、客殿が移築され、現在まで伝わっています。

客殿及び書院の両側には池泉回遊式庭園(西側)と枯山水の石庭(東側)があり、ともに美しい紅葉で有名ですが、近年、客殿の北側のモミジが磨き上げられた床に映える様が、床紅葉、床緑として多くの人を集めています。

       

実相院へは通常、京都バスか叡山電鉄で行きますが、今回は地下鉄国際会館駅から歩いて行きました。

同志社中学の西側を北上し、岩倉の田園風景の中を通って叡山電鉄岩倉駅を過ぎ、しばらく行くと石座神社の旧地に建つ山住神社があります。御神体は磐座です。

                 

山住神社からさらに北に進み、バス通りに出て西に曲れば実相院が見えます。

       

四脚門の前はタクシーや観光バス、帰りの路線バスを待つ人でいっぱいです。

実相院門(国登録有形文化財)

享保6(1721)年の建築

構造:木造、瓦葺、間口5.1m、左右袖塀付

客殿とともに承秋門院御所から移築したものと伝える。境内の表門として東面して建つ間口17尺規模の四脚門である。

蟇股上の斗と実肘木で棟木を受ける。二軒疎垂木,木舞下地の化粧小屋で軽快なつくり。屋根は本瓦葺である。両脇に本瓦葺の築地塀が取り付く。

(国指定文化財等データベースより)

       

車寄から客殿、書院に入ります。シーズン中の土曜日で、多くの人が訪れています。

建物の中は撮影禁止です。

実相院客殿(国登録有形文化財)

享保6(1721)年の建築

構造:木造平屋建、瓦葺、建築面積362㎡

承秋門院御所の一部を移築,間取を変更したものと伝える。複雑な平面に入母屋造,桟瓦葺の屋根を架け,車寄の軒は唐破風につくる。造作は丁寧で,上段の間から続く滝の間と波の間は能舞台にも用い,床を拭板張とし,意匠及び造作に優れたつくりとする。

(国指定文化財等データベースより)

     

書院西側の池泉回遊式庭園の紅葉を見ました。苔や池の水に映える紅葉を多くの人が撮影していました。

                                               

書院北側のいわゆる床紅葉を見ました。まだ十分紅葉が進んでおらず、色づきは浅かったですが、それでも黒く光る床に赤色が映えて十分美しかったです。

建物内は撮影禁止で、直接写真を掲載することができませんので、せめて書院の外側から、障子が映る床と、見える紅葉を撮影しました。

       

最後に、客殿東側の石庭を見ました。白い枯山水と紅葉、借景の山の緑のコントラストがきれいでした。

                           


Nov.2010 中山辰夫

                 


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