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京都府京都市西京区 樫原

Katagihara, Nishukyo-ku, Kyoto city

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June 27,2016 大野木康夫

西山の山麓地域に位置し,平安京造営の前から集落が営まれ,天皇の杜など古墳群,古社寺遺跡などが認められ,水と樹林に恵まれた豊かな農村集落が営まれていた。

近世に入り,天下泰平の時代となり,人や物質の流通は全国に広がり,交通網が整備されていった。

当地は,山陽や山陰地方から京の都に向かう交通の拠点の地で,京に最も近い宿駅に指定され,繁栄を極めた。

当地区は,特に丹波や山陰地方から京都(旧山陰街道)や大阪(嵯峨街道)に向かう分岐点の宿駅の機能を持ち,人や物資の往来は,明治時代に入り鉄道が開通し,普及するまで続いた。

当地区には大名の宿舎となる本陣が置かれ,旅人の利用の便を図る旅館や店舗などのサービス施設のみでなく物資の仲買を行う問屋も軒を並べ,その繁栄ぶりは現在の町並みからも読みとれる。

街道筋の家屋の屋号の復元調査からも,かつては,大半の家屋で都市的な事業が営まれていたことが判かる。

鉄道(山陰線)の開通や国道9号線の整備により,人と物資は車輌輸送に切り替わり,それらの往来は影をひそめた。

流通の町としての機能を閉じ,自然風趣と町並みが調和する静かな郊外集落として生きている。

(「西京樫原界わい景観整備地区界わい景観整備計画」より)

樫原は山陰街道と物集女街道の辻(樫原の辻)を中心とした宿場町で、交通の要衝として古くから栄えたところです。

阪急電鉄桂駅の南から山陰街道(京都府道142号線)を西に向かうと、樫原の街並みが見えてきます。

樫原石畑町、宇治井町

                   

樫原の辻

      

郷倉

   

龍淵寺

 

樫原の辻から本陣へ(樫原宇治井西町、下ノ町)

宿場町の面影が最も濃く残っています。

                     

旧本陣玉村家住宅(京都市指定有形文化財)

近世山陰道の宿場町であった樫原に残る市内唯一の本陣遺構。

現在の主屋は寛政9年(1797)類焼後の再建で,床上部は9室が3列に並び,西列最奥の6畳は床を一段上げて上段の間とし,二の間・三の間を続ける。

この3室は書院造りの構成である。背後には土蔵(明和3年・1766)が残る。

(京都市HPより)

             

本陣から三ノ宮へ

                                         

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