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京都市左京区 曼殊院
Manshuin,Sakyoku,Kyoto city,Kyoto

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京都市左京区一乗寺竹ノ内町42 曼殊院 本堂 重文 近世以前/住宅 江戸前期 明暦2(1656) 桁行14.7m、梁間10.8m、一重、寄棟造、こけら葺 廊下1棟 19370729
京都市左京区一乗寺竹ノ内町42 曼殊院 書院 重文 近世以前/住宅 江戸前期 明暦2(1656) 桁行10.0m、梁間8.9m、一重、南面寄棟造、北面切妻造、南面、東面及び西面庇付、こけら葺 茶室1棟 19370729
京都市左京区一乗寺竹ノ内町42 曼殊院 庫裏 重文 近世以前/寺院 江戸前期 明暦2(1656) 桁行15.9m、梁間12.3m、一重、入母屋造、本瓦葺、玄関附属、唐破風造、檜皮葺 19760520

Nov.12,2017 瀧山幸伸

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Nov.5.2017 中山辰夫


京都市左京区一乗寺竹ノ内町42

宗派:天台宗 本尊:阿弥陀如来 開基:是算(ぜさん) 創建:天歴年間(947〜57) 
  
曼殊院は、もと伝教大師の草創(8世紀)に始まり、是算国師の代になって比叡山西塔北渓にあって「東尾坊」と称して本拠となした。
是算国師は、天台宗で、阿闍梨号を最初に請けた僧で、密教学者でもあった。947(天暦元)年、当院の住持、是算国師は菅原家出身のため北野神社が造営されるや、勅命により別当職に補せられ、以後歴代、明治の初めまで、約九百数十年間これを兼務した。
「東尾坊」を改め「曼殊院」と称したのは、是算国師から八代後の天仁年間(1108〜10)からである。
門跡寺院となったのは文明年間から。豊臣秀吉や徳川家康から加護され寺勢が高まった。
現在の地に移ったのは1656(明暦2)年からで、29世門主の良尚法親王の時である。
曼殊院は国宝の黄不動画像や曼殊院本古今和歌集をはじめ、多くの文化財を有する。

参道
          
築地塀と苔、土壁は5本線入り

配置図 (曼殊院HPより引用)
 

勅使門
    
一段と高く積まれた石積みの15段の石段の上に西面して建つ。薬医門様式の門。1656年頃建立。曼殊院門跡家紋がなびく。
勅使門の内側は、座敷・庫裏・玄関が並ぶ。

北通用門周辺(入口=受付) ここをくぐると庫裏に導かれる。
       

庫裏(国重要文化財) 現在通用口である。
  
入口の大妻屋根の額「媚竃 びそう」 良尚法親王の筆。
        
『論語』の「その奥に媚よりは、むしろ竃に媚びよ」を原典に引用した語。
我々に食を供してくれる竈で下働きしている人に媚びよという戒めを自らに課して説いたとされる。



大玄関の諸室
金碧障壁画が周囲をぐるりと巻いた「虎の間」・「竹の間」・「孔雀の間」の諸室がある。玄関から取り付け廊下が大書院に渡されている。

大書院へ続く取付け廊下
ガラス戸越に護摩堂と宸殿建設予定地の立板が見える。左側は坪庭
       

大書院 国重要文化財
      
本堂を兼ねて小書院に連なる。書院造りの様式を伝える。南広縁には良尚法親王筆の「塵慮尽 じんりょうじん」の扁額がかかる。
邪(よこしま)な心を払うという意味。伝承によると、この扁額が先に出来て、親王はこの意を表すよう書院の作事を指導したという。
建築は、桂離宮との様式の類似しており、引手等に種々の意匠が凝らされている。?葺きの屋根、内部は、南と東に低い高欄を設けた広縁が鈎型に巡り、南や北に広間が配されている。


庭園 名勝庭園指定 枯山水である。
      
書院式枯山水。作者不明。親王自身の指図による作庭と思われる。書院前面に大きく広がる白砂の海に、手前左右に亀島と鶴島の二島、東奥に蓬莱島に見立てた築山が配される。

鶴島の五葉松と亀島
        
樹齢400年の巨木が立つ島は、白砂を一段と高く盛上げ、熊手で紋を描いた「有為」に浮かぶ。もう一つの島は石組と刈込で出来た苔の島。
その他
      

小書院 国重要文化財
    
改修中でした。優雅な数奇屋風書院といわれる。南面に茶室が付く。内部は、親王の居間であった「黄昏の間」が最高の室で、前室の「冨士の間」、三畳台目の茶室「八窓軒」と一畳台目の「無窓の席」の茶室を主に構成されている。

庭園
   
左端と中央の築山の間に架かる石橋「橋挟石」の一つは高々と建てられた立石で、瀧の象徴表現とされる。庭に最奥部の深山から水が流れ出て滝となり、渓谷の間を急流してやはて大海に流れ込む。蓬莱山・立石・白砂で小著表現がされている庭である。

「梟の手水舎」
  
奇岩による「蹲踞 つくばい」で南縁にある。四方にフクロウ(梟)の彫刻がある丸型の手水舎。
下部を亀型に配石して、屋形船に見立てた書院の脇を泳ぐ亀が甲羅に鉢を乗せる形を取っている。

茶室「八窓軒」国重要文化財
 
八つの窓があるのでその名がついた。八窓の開け閉めの具合で外光を調整し、室内の明るさを自在に調整する。

「五基八燈の燈籠」のうちの二つ
  
五つの燈籠は、天台宗の教義で、釈迦が説いたという五時八教の思想を取入れて配されている。

意匠の美
引手金具
 
特に大書院の矢の引手金具のデザインと桂離宮「笑意軒」の杉の引手金具とが酷似といわれ、他に欄間も同種のデザインといわれる。
桂離宮を造営した智仁親王と良尚法親王が親子であることから美の流れの継承によるとされている。

その他の金具の意匠、ほか、
 
七宝焼の冨士の釘隠しは色使いや山に掛かるかかる雲の形が一つずつ異なる。

上之台所
桁行八間、梁間六間半。門跡寺院の高僧や関係者のための厨房


曼殊院を愛した谷崎潤一郎からの寄贈の鐘
 
「 あさゆふのかね能(の)ひびきにふきそえよ われたつ杣乃(そもの)やまおろし能かぜ 」


「幽霊の掛け軸」 
廊下続きにある。勿論撮影禁止である。

庫裏に戻る途中にある中庭
      
一文字の手水舎、井戸があり、庭の芯は松の根元の石

『黄不動』国宝 絹本著色 167.2×80.9cm 平安時代 12世紀
 
天台宗寺門派の祖である智証大師円珍が838(承和5)年に感得した金色不動王(黄不動)とそれを画工に描かせたという説話が残されており、円珍が拠った滋賀・園城寺には今なおそのオリジナルと思われる画像(国宝)が現存する。両者間には差異がある。
平成25〜6年に修理が行われた際に、絹裏から臍部に黄不動のミニコピーが薄墨で書かれているのが発見された。
仏像造立時に行われる御衣絹加持(みそぎぬかじ 画絹を清める儀式の痕跡と考えられ、仏画が信仰の対象であったことを如実に示す。
【国宝より引用】

弁天島に建つ天満宮と弁天堂
弁天池
  

弁天堂
       
1833(天保4)年に再建 弁才天像は、比叡山無動寺弁才天像のお前立ちといわれ、かって無動寺詣での信者は必ず曼殊院の弁天堂に参ってから山を登った。

天満宮
     
曼殊院の建築内では最古で室町時代末期とされる。「鎮守堂】で本尊は自在天。一間社春日造、屋根は檜皮葺、蟇股は上に松と牡丹

参考資料≪曼殊院・配付パンフレット・京都府の地名≫


Sep.3,2016 瀧山幸伸 movie

                                                

門前の茶屋
          


May 6,2014 大野木康夫 movie

参道

      

勅使門周辺

             

庫裏とその周辺

         

方丈

             

書院

                

庭園

青もみじとキリシマツツジ

                     

山端平八茶屋

    





November 20, 2013 大野木康夫 video

所在地 京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42

紅葉の盛りにはまだ少し早かったです。
大半が曇っていて少し残念でした。

                                                                                           



Nov.2010 瀧山幸伸 HD video


A camera

                                                                                                                     


B camera
                                            





July. 2006 瀧山幸伸 Preview video 500Kbps HD video Video FAQ

梅雨時の曼殊院
                 
     

      
          

   

  

    

   

   
 





No.1 Mar. 2006 瀧山幸伸 Preview video 500Kbps HD video Video FAQ

彼岸の曼殊院

庫裏
        

本堂
        

書院
  

       

                                                                   


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