京都府京都市左京区 南禅寺
Nanzenji,Sakyoku,Kyoto city,Kyoto
July 21,2013 大野木康夫 source movie
真夏の南禅寺は人も少なく、ゆっくり撮影できます。
蹴上駅からのアプローチ
駐車場の池にハスが咲いていました。
勅使門(重要文化財)
慶長年間(1596-1614)の建築
四脚門、切妻造、檜皮葺
観光バス駐車場の東に位置しているため、多くのバスが駐車する観光シーズンは撮影しづらいのですが、真夏の朝はそんなこともなく、ゆっくり撮影できました。
総門から中へ
三門(重要文化財)
寛永5(1628)年の建築
五間三戸二階二重門、入母屋造、本瓦葺、両山廊付
山廊 各桁行三間、梁間二間、一重、切妻造、本瓦葺
南禅寺のメインスポットなので、人は少ないですが途切れることはありません。
三門から法堂を通って方丈へ
方丈(国宝)
天正年間(1573-1591)の建築
大方丈及び小方丈よりなる
大方丈、内陣、御昼の間、鳴滝の間、麝香の間、鶴の間、西の間、柳の間、六畳、狭屋の間、広縁より成る、一重、入母屋造、こけら葺
小方丈 虎の間 三室、九畳、六畳、二十畳、広縁よりなる、一重、背面切妻造、前面大方丈に接続、こけら葺
元は御所の建物(清涼殿とも、女院御所の対面御殿ともいわれています。)だったそうです。
大方丈
小方丈から北側へ回る
右手の突出部が小方丈、左手は大方丈の東北面です。
南禅寺方丈庭園(国指定名勝)
方丈は慶長十六年に女院御所の旧殿を移築せるものであって、庭園はこの頃作られたものであらう。
庭園は方丈と築地塀とによって長方形に整然と区劃せられ白砂を敷ける平庭であってその東南隅に近く主石を置きそれより数個の石を築地塀に沿って西に流し一箇の平石を前面白砂の中に飛ばしている。
そしてモミヂ、松、椿、モチ、サツキの丸物などを庭石に配している。 白砂、庭石、庭樹、築地塀などと、それらの背景をなす松林と山とがひとつに融合して造園美と建築美とがよく調和し優秀な方丈の庭園をなしている。
(国指定文化財等データベースより)
外側から見た方丈
帰路
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