京都府京都市上京区 石像寺
Shakuzoji,Kamigyoku,Kyoto city, Kyoto
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March 9, 2024 野崎順次 source movie
京都府京都市上京区千本通上立売上ル花車町503
浄土宗
家隆山 石像寺(しゃくぞうじ)
重要文化財の石仏4体が1枚の写真に納まるように、10-30mm広角ズームを持参した。
中門
釘抜きのモニュメント - 1964年(昭和39年)に堂本印象が母の病気回復祈願のために奉納したもの。
国重文 石造阿弥陀如来及び両脇侍像・石造弥勒仏立像
February 25, 2024 野崎順次 source movie
京都府京都市上京区千本通上立売上ル花車町503
浄土宗
家隆山 石像寺(しゃくぞうじ)
その後、再び衰退したが慶長19年(1614年)に西蓮社厳誉上人が再興したという。
当寺の本尊は空海が唐から持ち帰ったという石に自ら刻んだとする地蔵菩薩である。この地蔵は苦しみを抜き取るということから苦抜(くぬき)地蔵と呼ばれ、それがなまって室町時代には釘抜地蔵と呼ばれるようになった。
享保15年(1730年)の西陣焼けで焼失するが、再建された。
(ウィキペディア「石像寺」)
山門から中門
大師堂(観音堂)
本堂 -
本堂の外壁には苦しみから解放された人々が奉納した、実物の八寸釘と釘抜きを貼り付けた絵馬が多数貼られている。これらは前述の釘抜地蔵の伝説に関係するものである。なおここでの釘抜きとはバールのことではなく、はさんで抜くやっとこに近い道具のことである。
釘抜きのモニュメント - 1964年(昭和39年)に堂本印象が母の病気回復祈願のために奉納したもの。
(ウィキペディア「石像寺」)
本堂を右側から裏に回り込む。
国重文 石造阿弥陀如来及び両脇侍像・石造弥勒仏立像
本堂背後の阿弥陀堂に安置。定印(じょういん、膝上で両手を組む)を結ぶ阿弥陀如来坐像の左右に脇侍の観音菩薩・勢至菩薩像が立つ。花崗岩製で、阿弥陀像の像高91.5cm、両脇侍像の像高は約103cm。各像の光背にはそれぞれの像に対応する種子(各尊を梵字1字で象徴的に表したもの)を刻む。中尊光背裏の銘により、伊勢権守佐伯朝臣為家なる人物が願主となって元仁2年(1225年)に完成したことがわかる。制作年の明らかな鎌倉時代の石造彫刻の基準作として貴重である。堂内向かって右に立つ弥勒仏像は2010年(平成22年)に追加指定された。一つの石から掘り出した石仏としては日本最古である。
(ウィキペディア「石像寺」)
帰途
March 14 and 29, 2020 野崎順次 source movie(Mar.14) source movie(Mar.29)
京都府京都市上京区千本上立売上ル花車町503
浄土宗 家隆山 石像寺
本尊は地蔵菩薩。地元では通称の釘抜地蔵(くぎぬきじぞう)で知られている。
寺伝では空海(弘法大師)により819年(弘仁10年)に創建されたという。当初真言宗寺院であったが、鎌倉時代に俊乗坊重源による再興を機に浄土宗に改宗され、慶長19年(1614年)西蓮社厳誉上人が再興したという。
地蔵堂の本尊は空海が唐から持ち帰った石を刻んだとされている地蔵菩薩である。
この地蔵は苦しみを抜き取るということから苦抜(くぬき)地蔵と呼ばれ、それがなまって釘抜地蔵と呼ばれるようになった。
(ウィキペディア「石像寺」より)
国重文 石像寺弥陀三尊石仏 鎌倉時代中期 高(中尊)168cm 花崗岩
「釘抜き地蔵」の名で親しまれている地蔵堂の裏に、前面あけ放しの石仏堂があり、その本尊として見事な弥陀三尊が安置される。中尊は定印の弥陀坐像で、敷茄子のある二重の蓮座を備える。但し両手先欠損。光背は二重円光で、表面に弥陀の種子を小月輪に刻み11個めぐらす。向って右の脇侍は左手に蓮花を持つ観音立像、左は合掌する勢至立像で、光背の小月輪にはそれぞれの種子が刻まれる。すぐれた彫像で、とくに脇侍の菩薩の宝冠・宝髻・瓔珞が細密に刻出されている。蓮座・仏身・光背を一石一尊に彫成した例としては最も古いもので、中尊背面の長方形の画内に三行にわたり、「元仁元年申甲十二月二日午甲奉始之、同二年(1225)四月十日子庚、奉開眼之、願主伊勢権守佐伯朝臣為家」の刻銘がある。佐伯為家は『山椀記』治承二年(1178)正月五日に、従五位下で織部司の長官に任じられており、晩年の作善がこの石仏造立と見られる。なお向って右端の弥勒如来立像も同形式のもので、同時の造立である。
(川勝政太郎「新装版日本石造美術辞典」1998年より)
左から、勢至菩薩像
中尊、阿弥陀如来像
観音菩薩像
弥勒菩薩像、2010年、国重文に追加指定された。
しだれ桜
その他境内
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