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京都府京都市中京区 下御霊神社

Shimogoryojinja, Nakagyo-ku, Kyoto city

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Dec. 2011 大野木康夫

所在地 京都府京都市中京区寺町通丸太町下る下御霊前町

下御霊神社は御所の東南、寺町丸太町のすぐ南にあります。

元は上京区の上御霊神社の南にあり、同区の新町出水に遷った後、豊臣秀吉により現在の地に再移転しました。

直接には、伊予親王と藤原大夫人(親王の母藤原吉子)の怨霊を鎮めるために建てられたそうですが、2柱の霊に加えて、同じく疫病をもたらしたと言われていた6柱の霊(吉備聖霊(吉備真備)、崇道天皇(早良親王)、藤原大夫(藤原広嗣)、橘大夫(橘逸勢)、文大夫(文屋宮田麻呂)、火雷天神)を併せて祀っています。

これが八所御霊です。

奈良町の御霊神社や上御霊神社も八所御霊を祀りますが、微妙に対象が入れ替わっていたりします。

現在地に遷った後に御所の産土神とされ、霊元天皇は特にこの社を崇敬されたので、相殿に祀られています。

本殿は天明8年(1788)に仮皇居の聖護院宮に造営された内侍所仮殿を,寛政3年(1791)に移建したもの。

本殿・幣殿・拝所・南北廊が,屋根を交錯させて一連の内部空間をつくる特異な社殿構成は,市内の御霊社に特有のものであり,なかでも当社殿は造営年代が古い。

(京都市HPより)

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