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京都府京都市左京区 白河院

Shirakawain,Sakyokuku, Kyoto city, Kyoto

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July 12, 2020 野崎順次  source movie

京都市左京区岡崎法勝寺町16
和風旅館
京都 白河院


京都市指定名称 白河院庭園
本庭園の周辺は、かつて白河天皇が営んだ法勝寺の境内にあたり、白河院の名称は、それに因んで付けられたものという。
庭園と建物は、当地が下村忠兵衛の所有となった翌年の大正8年(1919)に造られた。下村家は、明治から昭和にかけて呉服業を営んでいた家柄である。昭和33年(1958)に、現所有者の前身である私立学校教職員共済組合の宿泊施設となり現在に至る。
庭園を手がけたのは7代目小川治兵衛(植治)である。昭和57年(1982)に洋館と和館の一部は取り壊されたが、庭園部分は殆ど改変を受けなかった。
庭園の構成には、東山への眺望を活かしつつ和館の傍にクロマツの大木を配することで、敷地に遠近感を与えるなどの工夫が凝らされでいる。さらに、樹木の特性を熟知した植栽の配置、琵琶湖疏水から引かれた水流の巧みな取り扱いなど、植治による円熟の技が随所に現れており、貴重なものである。平成15年4月1日指定 京都市
(現地説明板)

現地説明板と道路側から見た入り口
     


唐破風表門が見上げると実に優雅である。武田五一の設計とやら。それなら庭園と同じ頃の大正半ば。
    


新館のフロントに声をかけて了解を得てから庭園に入る。数奇屋造りの和館は武田五一の設計である。
           


中央部園池とその周囲
     


岸の近くの池中に石が並んでいる。古典的な夜泊石かなと思ったが、植治ならそんな筈はなく、磯渡りの沢飛石らしい。着物姿の女性が飛び乗るのは難しそう。私にも無理。
      


この赤っぽい平石は船着石かな。鯉が来た。
      


再び和館(数奇屋造旧館)、武田五一の設計
      


浅い流れ、無鄰菴の流れが頭に浮かぶ。
                  


暗い渓谷の奥に大きな滝の石組があり、断続的に水が流れている。
            


大きく間隔が短い沢飛石である。安定して渡りやすく、着物の女性でも大丈夫。ここから見る園池もなかなかよい。
        


築山に上る。深山という風情である。樹々の間から和館が見える。
                   


質素な東屋に陶器のテーブルとイス、そこからの眺望
     


茶室「無心庵」
     


庭園を離れ、新館の玄関の方へ行く。武田五一が設計した洋館の一部が残っているかどうかはわからない。
        


帰途
   


Nov.28,2015  中山辰夫

京都市左京区岡崎法勝寺町16

紅葉時の風景 受付で断れば自由に散策できる。紅葉は素晴らしかったが、その美しさは画像にうまく表れない。目は素晴らしい。

                      

庭園

施主:下村忠兵衛: 庭園形式:築山林泉回遊式、作庭者:7代目小川治兵衛、作庭時期:1919(大正8)年、植治の熟年期の技が光る庭園とされる

庭園は母屋建物の東面に東山を背景にして、大池と流れを主体とした築山林泉回遊式の庭園である。建築は武田五一の設計による。

建築は武田五一の設計による。建屋はその後壊され、新館に代わったが、庭園と建物の関係は造営当初のままを保っている。

 

庭園の配置図

 

庭は對龍山荘と同じで、南北に細長い造りで、流路と浅い園池をもつ。

表門は武田五一の設計。唐破風を用いた柔らかな曲線の軒をもつ。柴折れ戸。

琵琶湖疏水を水源とした園池の水は、北側の隣家から導水される。大岩で組まれた滝石組と和館の北側裾から注ぐ流水は切石橋付近で合流し、沢飛びが打たれた浅い流れとなって園池へと至る。


May.24.2015 中山辰夫

白河院

京都市左京区岡崎法勝寺町16

位置図

  

説明

  

白河天皇由縁の法勝寺跡にあり、名匠七代目小川治兵衛(通称植治)作庭の、琵琶湖疎水から導水し、東山を借景に取り入れた本格的な池泉回遊式庭園と明治・大正時代の名建築家である武田五一設計による数奇屋造りの旧館を有し、古都京都らしい閑雅な風情が季節を問わず楽しめるとされる。

また、周辺には南禅寺・永観堂・真如堂・法然院・銀閣寺・平安神宮・動物園・美術館など、多数の観光名所がある。

「此附近 白河院址」の碑

 

外観

    

白河通利から少し横に入る。大邸宅が並ぶ閑静な地にある。現在は、日本私立学校振興・共済事業団京都宿泊所として利用されている。

白河院大門 唐破風 平成15年4月1日京都市名勝指定

        

新館・旧館・茶室「無心庵」

   

近代、1918(大正7)年、この地は、呉服業を営んだ下村忠兵衛(大丸)の所有になる。1919年、洋館と和館などが建てられる。

設計は、近代の建築家・武田五一による。現在も、数奇屋造りの旧館が残されている。1958(昭和33)年、私立学校教職員共済組合の宿泊施設になる。

新館は1985(昭和60)年頃に建築、旧館は武田吾一の設計で、1920(大正9)年頃に建築。

  

白河院庭園 京都市指定名勝

屋敷内から庭を見る

     

この池泉廻遊式庭園は、1919(大正8年)頃、7代目・小川治兵衛(通称植治)の作庭による。庭は作庭当初より改変が行われていない。

小川治兵衛の代表作には、平安神宮神苑・無鄰菴(国・名勝)・円山公園などがある、

庭園には門より入る。

            

水は、琵琶湖疏水から引かれ、北側より西と東の滝石組から流入する。滝石組は大石が使われており、川床に岩石が据えられている。

飛石もある。園池中央に雪見型燈籠が据えられている。

東山を借景とし、築山があり、アカマツ、イロハモミジのほか、モミ、ヒノキ、スギの針葉樹、サツキ、アセビ、ドウダンツツジなどの低木が多く紅葉も楽しめる。

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