JAPAN GEOGRAPHIC

京都府京都市北区 正伝寺

Shodenji,Kitaku,Kyoto city,Kyoto

Category
Rating 凡例
Comment 
 General
 
 
 Nature
 
 
 Water
 
 Flower
 
 
 Culture
 
 
 Facility

 
 Food
 

京都市北区西賀茂鎮守庵町72 正傳寺本堂 重文 近世以前/寺院 桃山 桃山 桁行13.8m、梁間10.0m、一重、入母屋造、こけら葺 19040218


January 2, 2018 野崎順次 source movie

京都府京都市北区西賀茂北鎮守菴町72

臨済宗南禅寺派

吉祥山 正伝寺

正伝寺は、1282年に臨済宗の僧である、東巌慧安(とうげんけいあん)により建立された寺院です。

このお寺の山号は吉祥山であり、正式名称を「吉祥山正伝護国禅寺」と言います。

(この地が争いのために不安定であった際に、東巌慧安が国家安泰を祈願したことから、時の天皇である亀山上皇から「吉祥山正伝護国禅寺」という名前が与えられました。)

このお寺には本堂である方丈と庫裏、そして1つの日本庭園しかありません。

また、京都の中心地から少し離れており、それ程観光客が多いわけでもありません。

ただ、それがこのお寺の良さなのです・・・。

誰もいない本堂の縁側に座り、時を忘れて枯山水の日本庭園を眺めてゆっくりと過ごす・・・。

間違いなく最高の贅沢です。

(Japan's Travel Manual Website より)

パンフレット

  

山門から庫裡へ

                        

国重文 方丈(本堂)

承応二年(1653)南禅寺塔頭金地院の小方丈を当山に移建し本堂としたものである。同建造物は伏見桃山城の御成殿の遺構を移したものと伝えられている。外観構成は、桁行13.8m、梁間10m、一重、屋根は入母屋造、こけら葺で方丈の形式をなしている。

(正伝寺ウェブサイトより)

       

本庭は方丈東庭となり、面積は百十坪で、北部と東部に土塀を囲らし、東部の土塀に近く、南より七五三の順で刈込のみの七五三庭となっている。いつ頃から不明であるが、竜安寺庭園の「虎の児渡」に因んで、本庭には「獅子の児渡」の名がある。

龍安寺の石庭が七五三式で、一木一草のない庭に対して、本庭は一石も用いない庭とされていて、全く相反する作庭である。このような庭園を一覧すると、本庭の刈込ばかりの七五三は、いうまでもなく龍安寺の石庭から暗示された庭であることが明らかであるばかりでなく、七も五も、その刈込の配置が斜線的であって、これは大徳本坊方丈東庭の七五三の配石と同一地割であることからも、よく江戸初期の傾向を示していて、その点が龍安寺石庭とは全く異なっていることを知るべきである。

(中略)

江戸初期に、このような刈込のみの作庭が流行したのは、慶安(1648)から万治(1660)にかけてであり、修学院離宮や、小泉の慈光院の庭の例がある。いずれにしても、刈込のみの七五三庭は他に例がなく、創意のあるところとして珍重される。

(重森三玲「日本庭園歴覧辞典」正伝寺庭園より)

                                    

方丈の広縁の天井は、関ヶ原の戦いの直前伏見城に立籠った徳川方の重鎮鳥居彦エ門元忠以下、 三百八十余名がその落城の際割腹し果てた廊下の板を天井としたものである。

(正伝寺ウェブサイトより)

        

なお方丈室内は撮影禁止であるが、国重文の方丈障壁画 がある。その明細は、紙本墨画淡彩楼閣山水図 58面(室中、上一之間、上二之間、下二之間)、附:紙本著色草花図3面(仏間)、紙本金地著色菓子図4面(下一之間違棚天袋)。


Aug.2013 中山辰夫

北区西賀茂北鎮守庵町72

宗派:臨済宗

本尊:

■山門まで

         

■ 方丈

国重要文化財

伏見桃山城にあった遺構で御成殿と称せられていた。承応2年当山に移建して本堂とした。

     

■血天井

   

■獅子の児渡し庭園

小堀遠州作 江戸時代初期

白砂敷平庭でサツキの刈込みによって七五三調を表現した枯山水。

   

遥かに比叡の霊峰を取り入れた借景式の庭園

    

その枯淡な風格は禅苑の心の静けさを見る者に感じさせる。

     

 

 

≪参考≫

蒙古降伏祈願文

国重要文化財 1270(文永7)年5月 壱幅、1271(文永8)年8月 壱巻

 

参考資料≪パンフレット、他≫


Mar.2012 大野木康夫 source movie

所在地 京都府京都市北区西賀茂北鎮守菴町72

早春に正傳寺を訪れました。

本堂屋根の葺き替え工事は昨年12月に竣工し、現在は付帯工事として、本堂周囲の樹木の伐採がおこなわれています。

山門から参道を本堂に向かって進みます。

     

ほどなく本堂付近に到着しました。

   

まず、本堂を外から見学しました。

         

本堂(重要文化財)

桃山期の建築

桁行13.8m、梁間10.0m、一重、入母屋造、こけら葺

       

庭園

     

玄関

   

 


Apr.2009 瀧山幸伸 source movie

                                                      


事務局用

All rights reserved 無断転用禁止 登録ユーザ募集中