京都府京都市北区 しょうざんリゾート京都
Shozan resort,Kitaku,Kyoto city,Kyoto
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September 16, 2023 野崎順次 source movie
京都府京都市北区衣笠鏡石町
しょうざん庭園
北庭は茶室や迎賓館が点在する35,000坪の広大な池泉回遊式庭園で、入口の福徳門をくぐると樹齢数百年の台杉と紀州の大きな奇岩に囲まれた一面の苔庭の世界が広がります。巨大な盆栽のようにうねる樹幹の連続に圧倒されて先の景へと気が逸【はや】りますが、台杉の幹をゆっくり見てください。それぞれが力強くダイナミックで、鑑賞に値する芸術品です。台杉は「磨き丸太」を生産するシロスギの親株として育成され、垂木【たるき】や床柱【ばしら】に使う杉丸太を収穫するために山奥の谷筋で長い年月をかけて手入れされてきたので、その経緯を感じさせる独特の姿となり、風景を創り出しているのです。
先へ進むと杉木立とモミジの葉陰に明るい苔地がまぶしく輝くなかに、茶室「玉庵【ぎょくあん】」が見えてきます。さらに濃淡の重なりを見せるモミジ林を過ぎると苔地の間を静かな小川が流れ、景色が移り変わっていきます。梅林の古木を楽しんだ後は迎賓館「峰玉亭【ほうぎょくてい】」を包む池庭が広がり、瀬落ちの流れが涼しげな音をたてています。この庭では、数寄屋【すきや】造りの建物や酒樽【さかだる】茶室が春の桜から秋の紅葉まで季節に合わせ、庭の植物と共演してフォトジェニックな空間を楽しむことができます。
(京都市都市緑化協会「京の庭を訪ねて」ウェブサイト)
総合パンフレット
アプローチ
福徳門
台杉と紀州岩
玉庵
峰玉亭への流れ
庭園北西奥
酒樽茶室から峰玉亭
聴松庵から福寿・福徳・福寿弁財天
Dec.2011 中山辰夫
京都市北区衣笠鏡石町
運営:株式会社しょうざん(和装メーカ)
しょうざんリゾート京都は、金閣寺から鷹ヶ峯の山麓を上っていったところにある総合アミューズメント施設
西陣織や紬の着物を製造する「しょうざん」が、京都の伝統工芸の振興やレジャーの一環として設営される
しょうざん庭園
紙屋川沿いに鷹峯三山を借景にした35,000坪の日本庭園。約60年前に山を開拓造成した。
北庭と南庭に分かれている
3月の梅林、6月の華しょうぶ・紫陽花(あじさい)、11月の紅葉、冬の雪の景色と四季の風情が楽しめる
京料理の早い夕食を済ませてライトアップを楽しむ。
庭に入るとひときわ燃え立つもみじに出合う
北庭は北山台杉と紀州石が贅沢に使ってある。樹齢500年とされる台杉もある
酒樽茶室
大きな酒樽で作られた茶室がいくつも点在する
鷹峯の醤油醸造に使った樽が利用されているといわれる
今が盛りのもみじ
池の面に映る景色も見事
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