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京都府京都市東山区 東福寺 2012

(Tofukuji, Higashiyamaku,Kyoto city,Kyoto)

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Dec.1 2012 瀧山幸伸 source movie

A camera

B camera


Nov.2012 大野木康夫 source movie

2012.11.21撮影

夜明け時、臥雲橋から通天橋方面の眺め

東福寺駅までの帰路


May 2012 野崎順次 source movie

京都府京都市東山区本町15丁目

臨済宗大本山 東福寺

撮影日: 2012年5月5日

晴天に新緑が映える。

パンフレット

国重文 二王門

参道

府文 経蔵

国重文 禅堂

国宝 三門、特別公開中。上ってみればよかったが、その時はきつい階段を登る気がしなかった。

思遠池の石橋をじっくりと見る。

思遠池まわり

本堂(仏殿)と近くの人々

新緑の通天橋(行き)

国重文 常楽庵(開山堂、普門堂、楼門など)

通天橋(帰り)

府文 臥雲橋

「近くでそば定食を食べていたら、店の前を藤森神社のお神輿が案外ひっそりと通過した。


Feb.2012 大野木康夫 source movie

2012.1.22撮影 

冬の東福寺を訪れました。

北大門(京都府指定文化財)

桃山時代の建築

四脚門、切妻造、本瓦葺

二王門(重要文化財)

慶長2(1597)年の建築

三間一戸八脚門、切妻造、本瓦葺

北大門のすぐ東側、慧日幼稚園の構内に建っています。

園庭越しに見ると、付近に遊具が設置してあります。

鐘楼(重要文化財)

室町時代中期の建築

桁行三間、梁間二間、袴腰付、入母屋造、桟瓦葺

一旦九条新道を渡って、万寿寺の楼門になっている鐘楼を見ました。

退耕庵

客殿は京都府指定文化財です。

塔頭を見ながら臥雲橋に向かいました。

月下門(重要文化財)

室町時代前期の建築

四脚門、切妻造、檜皮葺

臥雲橋の北詰にあります。

通天橋付近の有料ゾーンだと、三聖寺愛染堂のすぐ西側です。

臥雲橋(京都府指定文化財)

弘化4(1847)年の建築

木造廊橋、橋脚四基 廊 桁行十間、梁行一間、一重、切妻造桟瓦葺

三ノ橋川にかかる木造橋で、通天橋を見通せることから、紅葉シーズンには大変混雑します。

冬季は閑散としています。

伽藍の入り口、日下門に向かいます。

日下門(京都府指定文化財)

桃山時代の建築

四脚門、切妻造、本瓦葺

日下門をくぐると、大規模な伽藍が広がります。

禅堂(選仏場)(重要文化財)

室町時代前期の建築

桁行七間、梁間四間、一重もこし付、切妻造、本瓦葺

堂々たる大建築です。

東側正面がタクシーの待合所になっているのが残念です。

東司(重要文化財)

室町時代前期の建築

桁行七間、梁間四間、一重、切妻造、本瓦葺

便所がこのように大規模なことからも、東福寺が栄えたことが分かります。

六波羅門(重要文化財)

鎌倉時代前期の建築

棟門、本瓦葺

鎌倉幕府の六波羅探題の門を移築したものです。

足利高氏、京極道誉らが六波羅を攻めた際の矢痕が残っています。

勅使門(京都府指定有形文化財)

天正18(1594)年の建築

四脚門、切妻造、本瓦葺

三門(国宝)

応永12(1405)年の建築

五間三戸二階二重門、入母屋造、本瓦葺、両山廊付、各切妻造、本瓦葺

「京の冬の旅」で特別公開が行われていました。

京都のお寺の門の中では一番好きな門です。

浴室(重要文化財)

長禄3(1459)年の建築

桁行三間、梁間四間、一重、正面入母屋造、背面切妻造、本瓦葺

三門の東にひっそりと建っています。

五社成就宮(京都府指定有形文化財)

室町時代後期の建築

一間社流造、檜皮葺

浴室の北側に鳥居があります。

十三重塔(重要文化財)

康永2(1343)年建造の石造十三重塔です。

五社成就宮の本殿北側に建っています。

大鐘楼(京都府指定有形文化財)

寛文12(1672)年の建築

桁行一間、梁行一間、一重、切妻造、本瓦葺

五社成就宮の本殿左奥に建っています。

本堂

昭和9(1934)年の再建

経蔵(京都府指定有形文化財)

寛政5(1793)年の建築

桁行三間、梁行三間、二重、宝形造、桟瓦葺、八角輪蔵付、背面突出部附属、こけら葺

通天橋方面への入口にあります。

通天橋に向かう途中で撮影

通天橋

昭和36(1961)年の再建

紅葉の季節は身動きが出来ないほどですが、シーズンオフなのでほとんど人がいません。

臥雲橋や方丈をゆっくり眺めました。

常楽庵(重要文化財)

東福寺の中心伽藍の北方に位置する。

東福寺の開山である円爾(えんに)を祀る開山塔院である。

現在の建物は文政2年(1819)炎失後の再建で、文政6年から7年まで開山堂・昭堂、塔司寮、庫裏がほぼ整えられ、文政9年に全域が竣工している。

各建物が広い庭を囲むように建つ配置構成に特徴があり、なかでも開山堂・昭堂は上部に楼閣風の伝衣閣(でんねかく)をもつ点が珍しく、内部の構成にも見るべきものがある。

(国指定文化財等データベースより)

常楽庵は開山堂の別名ですが、東福僧堂の建物7棟の総称として重要文化財の指定名称になっています。

通天橋を渡って右手に回廊が伸びています。

楼門(重要文化財)

文政9(1826)年頃の建築

三間一戸楼門、入母屋造、桟瓦葺、東廊下及び西廊下附属

常楽庵への入口です。

開山堂・昭堂(重要文化財)

文政6(1823)年の建築

開山堂 桁行正面一間、背面二間、梁間三間、一重、宝形造、桟瓦葺

昭堂 桁行八間、梁間三間、一重一部二階(伝衣閣)、切妻造、東面仏壇・背面北側庇附属、

背面中央取合 桁行五間、梁間三間、一重、両下造、西面登り口附属、背面両端突出部・中央開山堂に接続、桟瓦葺(伝衣閣こけら葺)

客殿(普門院)(重要文化財)

文政9(1826)年の建築

桁行20.0m、梁間17.4m、一重、入母屋造、桟瓦葺、西面庇附属

毎日のお勤めが行われるようです。

塔司寮(書院)(重要文化財)

文政6(1823)年の建築

桁行16.0m、梁間12.0m、一重、入母屋造、西面庇付、東面集会の間・西面玄関・南面東西客殿間廊下附属、桟瓦葺、東面昭堂に接続、北面西寄り庫裏に接続

開山堂と客殿の間にある低い建物です。

あまり写真にははっきりと写っていませんでした。

裏門(重要文化財)

文政6(1823)年以前の建築

一間高麗門、本瓦葺

東福僧堂の入口です。

鐘楼(重要文化財)

文政9(1826)年頃の建築

桁行一間、梁間一間、切妻造、桟瓦葺

裏門の東側にあります。

庫裏(重要文化財)

文政6(1823)年の建築

桁行11.9m、梁間13.7m、一重、切妻造、東面庇付、桟瓦葺

開山堂と客殿の間から覗いています。

裏門からも少し見えます。

裏門が開いているときはもう少し見えやすくなります。

(2010年4月5日撮影)

三聖寺愛染堂(重要文化財)

室町時代前期の建築

八角円堂、一重、宝形造、こけら葺

三聖寺は東福寺北方にあった大寺院ですが、衰微し、明治6(1873)年に万寿寺に合併され、その後明治19(1886)年に万寿寺は東福寺の塔頭になりました。

現存する二王門、鐘楼、愛染堂は東福寺所有のものとして重要文化財に指定されています。

愛染堂は朱塗りの八角堂で、月下門の東側にあります。

有料区域を出て竜吟庵に向かいました。

竜吟庵方丈(国宝)

嘉慶元(1387)年の建築

桁行16.5m、梁間12.9m、一重、入母屋造、こけら葺

竜吟庵は東福寺の塔頭の一で、この方丈は嘉慶元年(一三八七)に建てられた。

現存最古の方丈。

中央前面の間(室中)正面を壁とし仏壇を設けないなど,近世の標準的な方丈形式に達する前の古式を伝えている。

前面に蔀戸を用い,側面にも扉を開くなど寝殿造りにも通じる構成も方丈の古い形式と考えられ,貴重である。

(国指定文化財等データベースより)

特別公開中でしたが、庭園も含めて撮影禁止だったので、偃月橋の南から撮影しました。

写りませんでしたが、扁額「竜吟庵」は足利義満の筆によるものです。

偃月橋(重要文化財)

慶長8(1603)年の建築

木造廊橋、橋脚五基

廊 桁行十一間、梁間一間、一重、切妻造、桟瓦葺

伽藍の東北部、塔頭竜吟庵の入口に当る橋である。

木造橋で、上に屋根のついた廊橋である。

慶長8年(1603)の架設になる。

 注 偃月は弓張月のこと。

(国指定文化財等データベースより)

竜吟庵表門(重要文化財)

桃山時代の建築

桁行一間、梁間一間、一重、切妻造、妻入、こけら葺

通常、秋の公開時には、庭園は撮影できます。

2010年11月30日の撮影

竜吟庵庫裏(重要文化財)

慶長8(1603)年の建築

桁行10.0m、梁間11.0m、一重、切妻造、妻入、銅板葺、下屋及び廊下を含む


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