京都府京都市東山区 東福寺天得院
(Tofukuji Tentokuin, Higashiyamaku, Kyoto City, Kyoto)
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京都市東山区本町15丁目802番地
東福寺塔頭
萬松山 天得院
天得院は、万松山と号し、南北朝時代の正平年間(1346〜1370年)に、東福寺第三十世住持 無夢一清(むむいっせい)禅師が開創した東福寺五塔頭のひとつです。その後は、衰微していましたが、中興 大機慧雄(だいきえゆう)禅師により再興されました。
慶長19年(1614年)に東福寺第二二七世 文英清韓(ぶんえいせいかん)長老が住菴となり、豊臣秀吉や秀頼の五山の学僧として手厚い扱いを受けていました。そして、秀頼の請に応じ、方広寺の鐘銘を撰文することになりました。この鐘銘中に「国家安康君臣豊楽」の文字があり、家康を引き裂き豊臣家の繁栄を願うものとして家康に難詰され、天得院は取り壊されました。
堂宇は、その後、天明9年(1789年)に再建され、明治元年(1868年)には、山内の塔頭、本成寺を合併し、現在に至っています。
(本寺ウェブサイトより)
今年も、桔梗の開花に合わせて特別拝観が行われた。6月25日(火)〜 7月10日(水)である。同時に大杉 真司・加藤 丈尋作品展も開催された。
パンフレットと現地説明板、山門から玄関へ
方丈南の前庭は、枯山水式庭園になる。東西に延びた地割になる。東福寺227世・文英清韓が住庵していた頃、安土・桃山時代の作庭とみられる。自然石と杉苔、槙、檜葉、山茶花など抑えられた植栽による。苔は大海を表すという。苔地に座禅石が置かれ、かつては座禅を組んだ。1968年に中根金作(1917-1995)により一部修復されている。藍色、白色など桔梗は350株、1500本が苔地全体に植えられている。東寄りに樹齢400年のチャポヒバの大木が植えられている。西庭もまた、石と苔により、桔梗が植えられている。
(京都風光サイトより)
方丈内部
大杉 真司・加藤 丈尋作品展
帰途
春と秋に特別公開
京都市東山区本町
宗派;臨済宗東福寺派 本尊:観音菩薩 開創:正平年間(1346-1370)開山:東福寺第30世住持・無夢一清(むむ いっせい)
東福寺五塔頭の一つ。 「桔梗の寺」とも称される。
アプローチ
山門付近
方広寺の鐘銘を撰文した文英清韓住庵が1615(元和元)年徳川家康に捕えられ、当院は破毀された。現在の建物は明治初年,山内の塔頭本成寺を合併して再興された。
書院前庭は桃山時代に作庭され美しい苔に覆われた枯山水庭園で、紅葉は勿論凛と咲く桔梗の青と白の花が美しいとされる。
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