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京都府京都市東山区 八坂神社

(Yasakajinja, Higashiyamaku, Kyoto City, Kyoto)

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京都市東山区祇園町北側625 八坂神社石鳥居 重文 近世以前/神社 江戸前期 正保3(1646) 石造明神鳥居 19130414

京都市東山区祇園町北側625 八坂神社本殿 重文 近世以前/神社 江戸前期 承応3(1654) 桁行七間、梁間六間、祇園造、入母屋造、檜皮葺 19110417

京都市東山区祇園町北側625 八坂神社末社蛭子社社殿 重文 近世以前/神社 江戸前期 正保3(1646) 桁行三間、梁間三間、流造、両側面及び背面一間通り庇付、こけら葺 19110417

京都市東山区祇園町北側625 八坂神社楼門 重文 近世以前/神社 室町後期 明応6(1497) 三間一戸楼門、切妻造、本瓦葺 19080423


December 26,2021 大野木康夫 source movie

八坂神社は24時間参拝可能なので夜明け前に訪問

西楼門(重要文化財)
       


疫神社本殿(重要文化財)
   


大田社本殿(重要文化財)
  


蛭子社本殿(重要文化財)
   


大国主社本殿(重要文化財)
   


本殿(国宝)
             

 


部分撮影
            

南楼門(重要文化財)
        


南手水舎(重要文化財)
  


舞殿(重要文化財)
            


石鳥居(重要文化財)
  


神輿庫(重要文化財)
 


大年社本殿(重要文化財)
  


十社本殿(重要文化財)
  

神馬舎(重要文化財)
  


透塀(重要文化財)
 


美御前社本殿(重要文化財)
   


悪王子社本殿(重要文化財)
  


玉光稲荷社本殿(重要文化財)
   


日吉社本殿(重要文化財)
  

円山公園方面
  

五社本殿(重要文化財)
  


絵馬堂(重要文化財)
   

西手水舎(重要文化財)
  


西楼門からの帰路
           


Nov.17,2020 瀧山幸伸  source movie

            



October 24,2020 大野木康夫 source movie

令和2(2020)年10月16日付で、文化審議会から、八坂神社の本殿を国宝に、また境外の御旅所を含む26棟を重要文化財に指定するよう、答申がありました。
今後、告示を経て、八坂神社には国宝1棟、重要文化財29棟が所在することになるので、各々の建物を撮影してみました。

四条旅所本殿2棟(答申対象)

所在地 京都府京都市下京区寺町通四条東入貞保前之町624

祇園祭の神幸祭、還幸祭の折に3基の神輿が安置されるところです。
もともと、御旅所は大政所御旅所(烏丸仏光寺下る)に2基(大政所神輿=現在の中御座と八王子神輿=現座の東御座)、少将井御旅所(烏丸竹屋町下る)に1基(少将井神輿=現在の西御座)が置かれていましたが、豊臣秀吉により今の場所に統合されたそうです。
なお、江戸時代までは大政所神輿は牛頭天王、八王子神輿は沙羯羅龍王(八王子)、少将井神輿は頗梨采女を祀っていましたが、明治に祇園感神院が八坂神社となった際、大政所神輿(中御座)は素戔嗚尊、八王子神輿(東御座)は櫛稲田姫命、少将井神輿(西御座)は八柱御子神と、東御座と西御座が入れ替えられました。
なお、現在は3基の神輿は、2つの本殿の間にある土産物センター(当日は片付けられて空っぽになっている)に安置されます。

全景
 

西側の本殿
                     


東側の本殿
                   

冠者殿社本殿(答申対象)

西側の本殿の脇に鎮座する小さな社です。
境外末社で、本社の荒魂が祀られています。
元は大政所御旅所にありましたが、豊臣秀吉により万寿寺高倉の官社殿町に、次いで現在の場所のもう少し北側、明治の四条通拡幅で現在の場所に移っています。
            

大政所社本殿(答申対象)

所在地 京都府京都市下京区烏丸通仏光寺下る大政所町675

もともと御旅所があった場所に鎮座する境外末社です。
                            

又旅社本殿(答申対象)

所在地 京都府京都市中京区三条通黒門上る御供町

三条商店街の中にある境外末社です。
素戔嗚尊を祀っていますが、祇園祭の元となった祇園御霊会が行われた神泉苑の南端に位置しています。
還幸祭では3基の神輿が立ち寄ります。
                          


ここまでが境外末社で、ここからは境内にある建造物です。

石鳥居(重要文化財)
    


南楼門(答申対象)

石鳥居のすぐ北、二軒茶屋中村楼のところです。
                          


舞殿(答申対象)

南楼門をくぐればすぐに見えます。

                   

本殿(重要文化財、国宝指定予定)
                       


南手水舎(答申対象)

南楼門の北西に位置します。
         


神輿庫(答申対象)

南手水舎の奥にある鉄筋コンクリート造の倉庫です。
          


透塀(答申対象)

本殿の東側をコの字状に囲っています。
          


神饌所(答申対象)

本殿の東側、透塀に囲まれた銅板葺の建物です。
       


悪王子社本殿(答申対象)

本殿の東にある黒木造の末社で素戔嗚尊の荒魂を祀っています。
元は境外末社として下京区の元悪王子町(四条東洞院下る)や悪王子町(烏丸五条上る)にありましたが、明治10(1877)年に境内に移転しました。
             


玉光稲荷社本殿(答申対象)

境内東側、斎館の東に鎮座しています。
              


美御前社本殿(答申対象)

本殿の東、悪王子社の北に鎮座しています。
宗像三女神を祀り、美のパワースポットとも呼ばれているそうです。
                      

日吉社本殿(答申対象)

境内の北東隅に鎮座しています。
比叡山と同じ大山咋神を祀っており、鬼門除けの意味があるようです。
             


五社本殿(答申対象)

日吉社の西、本殿の北に鎮座しています。
八幡社、竈神社、風神社、天神社、水神社を祀っています。
                 


絵馬舎(答申対象)

境内の北西にある大きな建物です。
前が職員用の駐車場になっているため、撮影するとどうしても自動車が写ります。
                          


神馬舎(答申対象)

本殿のすぐ北にあります。
小さな神馬舎で、馬の人形が入っています。
       


十社本殿(答申対象)

本殿の西側、大年社の北に鎮座しています。
阿蘇社、松尾社、諏訪社、春日社、金峯社、香取社、愛宕社、白山社、熊野社、多賀社を祀っています。
                       


大年社本殿(答申対象)

本殿の西に位置しています。
             


大国主社本殿(答申対象)

西参道の最奥部、本殿の西に位置しています。
                 


蛭子社本殿(重要文化財)
          


太田社本殿(答申対象)

西楼門のすぐ奥、疫神社の南側に鎮座しています。
扁額には太田社(天鈿女命)と白鬚社(猿田彦大神)とあり、夫婦の神が祀られています。
裳階のような屋根で下部が覆われています。
                


疫神社本殿(答申対象)

西楼門から入って正面に鎮座しています。
蘇民将来を祀っており、祇園祭の最後の行事である夏越の祓ではここの鳥居に茅の輪が置かれ、参拝者がくぐります。
朱塗りの社殿に蟇股の黒色の意匠が印象的です。
                         

西手水舎(答申対象)

西楼門から入って左手にあります。
            


西楼門翼廊2棟(答申対象)

くの字形の建物で左右対称です。

北側翼廊
           


南側翼廊
             


西楼門(重要文化財)
                   


撮影対象が一気に増えたので、境内だけで1時間40分、境外末社を含めると3時間ほどかかりました。
四条御旅所は特に人が多いので、早朝でないと撮影が難しいかもしれません。


January 15,2017 大野木康夫 source movie

雪景色

                                         


July 7,2016 中山辰夫

本殿

国重要文化財:1654(承応3)年の再建 7間6間 単層入母屋造 檜皮葺 王朝時代を思わせる住宅風建造物で祇園造といわれる。

      

別棟であった本殿と礼堂(現在の拝殿)を一つの屋根で覆ったもので、最も仏寺建築に近い神社建築様式とされ、八坂神社だけに見られる。

正面には向拝を、他の三面には孫庇を加え、大規模で複雑な構造となっている。

本殿への放水

7月10日、この日は祇園祭の神事の一つ、神輿洗式が行われ、市内では「鉾立て」が始まる。いよいよ祇園祭のスタートである。

八坂神社では毎年この日の午後15::00から本殿の屋根へ放水が行われる。

これは神輿洗いの儀式で、夜タイマツが焚かれるので、その防火のために放水される。祇園祭最後の行事である7月28日の「神輿洗」時にも放水される。

祇園祭の開始に合わせて防火意識の高揚と放水設備の点検も兼ねての行事であろう。火災に対する備えの程がわかる。

放水は本殿屋根周りにセットされているトレンジャー設備の開口部から水が噴射する。ごくわずか1〜2分間の放水であるが、水の勢いと水量に圧倒される。

 

庇付近

    

屋根付近

   

正面附近

    

その他

  

後始末

  

ドレンチャーは、火災発生時に延焼が広がるのを防ぐため水を噴射し、膜を作ることで炎の飛散による延焼を防ぐ目的で使われる。

スプリンクラーは初期火災を消火するもので、位置付けが異なる。トレンジャーは大手の社寺は設備化されていると聞く。

文化財が集中する京都市には、市民を巻き込んだ防火体制つくりが構築されている。祇園祭が行われる7月中は、さらに特別体制が敷かれ万全を計っている。


February 11,2016 大野木康夫

                   


January 1, 2016 野崎順次 source movie

青蓮院、知恩院を過ぎて円山公園に入る。

              

 

東南の玉光門から入る。

   

八坂神社境内

                         

 

帰りは西楼門から出る。

      

四条通りを西へ、未だ人通りが少ない。

     


July 26, 2015 野崎順次

京都府京都市東山区

猛暑の八坂神社あたり

暑い、特に暑いとおもっていたら、京都の気温は36℃だった。さすがに八坂神社の人出も少なめだった。慣れない外国人観光客はへたり気味。

                                         


October 4,2014 大野木康夫

所在地 京都府京都市東山区祇園町北側625

円山公園から本殿へ

        

本殿(重要文化財)

承応3(1654)年の建築

桁行七間、梁間六間、祇園造、入母屋造、檜皮葺

                              

石鳥居(重要文化財)

正保3(1646)年の築造

石造明神鳥居

           

末社蛭子社社殿(重要文化財)

正保3(1646)年の建築

桁行三間、梁間三間、流造、両側面及び背面一間通り庇付、こけら葺

                 

楼門(重要文化財)

明応6(1497)年の建築

三間一戸楼門、切妻造、本瓦葺

                                           


July 27, 2014 野崎順次 source movie

京都府京都市東山区

八坂神社あたりの外人観光客

(Overseas Tourists in/around Yasakajinja Shrine, Higashiyama-ku, Kyoto City, Kyoto Pref.)

今年は京都を訪れる外国人観光客が急増しているそうである。真夏の京都に外人観察に出かけた。祇園から八坂神社、丸山公園にかけて、実に多い。大まかに言って、アジアからの人びとは団体や家族連れが多く、欧米の人びとは単独やカップルが多いように思う。稀に驚くほどの美人がいる。

                                                                                                         


January 2, 2014 野崎順次 video

京都府京都市東山区

八坂神社初詣

(New Year Day of Yasakajinja  Shrine, Higashiyama-ku, Kyoto City, Kyoto Pref.)

三条通から神宮通を南に入り、青蓮院、知恩院を通り過ぎる。

              

円山公園

                             

八坂神社境内

                                    

四条通に面した西楼門あたり

                    


May 2013 野崎順次 source movie

京都府京都市東山区

初夏の八坂神社界隈

(Yasakajinja Shrine and the Neighbourhood in early summer, Higashiyamaku, Kyoto City, Kyoto Pref.)

撮影日: May 5th and 12th, 2013

何時までも寒く、何時夏が来るかなと思っていたら、5月の連休に少し暖かくなった。四条大橋から八坂神社を経て円山公園まで、楽しそうな人々を撮影した。こちらも楽しくなった。このあたり、着物姿の娘が増えた。流行なんだそうだ。

四条大橋から八坂神社まで

                           

八坂神社

                                                   

新緑の円山公園

                                                    


Jan.2012 野崎順次 source movie

京都府京都市東山区祇園町北側625

八坂神社

撮影日: 2012年1月7日

お正月も7日になると、参拝客が減って、境内で三脚撮影がしやすくなる。着物姿が少なくなってきたのが残念。

重文 西楼門 室町後期 明応6年(1497)

三間一戸楼門、切妻造、本瓦葺

          

右に入って、絵馬舎

         

戻って、左から本殿に向かう。

                   

重文 本殿 江戸前期 承応3年(1654)

桁行七間、梁間六間、祇園造、入母屋造、檜皮葺

                           

舞殿

              

南楼門

     

能舞台

      

東に進み、稲荷社に商売繁盛をお願いしてから、戻り、北へ行く。美しくなりたい女性のための美御前社などがあり、円山公園に至る。

               

参考資料

八坂神社HP

国指定文化財等データベース


June 2010 柴田由紀江 source movie

                 


Mar.2010 撮影:瀧山幸伸 source movie

A camera

    

B camera

           

May 2009 撮影:瀧山幸伸 source movie

                                    

                


July 2007 撮影: 柚原君子

八坂神社はもう少しお祭り気分かと思いましたが……

  


撮影:瀧山幸伸

Mar. 2006 source movie

    

本殿

           

蛭子社

    

楼門

      

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