京都府京都市東山区 養源院
Yogenin Higashiyamaku,Kyoto City, Kyoto Pref.
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京都市東山区大和大路通七条下る三十三間堂廻り町656 養源院 客殿 重文 近世以前/寺院 江戸前期 元和7(1621) 桁行22.8m、梁間18.9m、一重、入母屋造、本瓦葺、西面奥玄関、北面奏者所附属、本瓦葺、北東隅内仏壇及び廊下附属、桟瓦葺 "鬼瓦1個 元和七年二月 表門1棟 一間薬医門、切妻造、本瓦葺" 20160209
京都市東山区大和大路通七条下る三十三間堂廻り町656 養源院 護摩堂 重文 近世以前/寺院 江戸前期 元和7(1621) 桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、本瓦葺 廊下1棟 桁行折曲がり六間、梁間一間、一重、南面唐破風造、西面切妻造、桟瓦葺 20160209
京都市東山区大和大路通七条下る三十三間堂廻り町656 養源院 鐘楼堂 重文 近世以前/寺院 江戸前期 元和7(1621) 桁行一間、梁間一間、一重、切妻造、本瓦葺 20160209
京都市東山区大和大路通七条下る三十三間堂廻り町656 養源院 中門 重文 近世以前/寺院 江戸前期 元和7(1621) 一間薬医門、切妻造、本瓦葺、北方潜戸及び土塀付、南方袖塀及び土塀付 "番所1棟 桁行3.9m、梁間3.0m、一重、切妻造、本瓦葺 築地塀2棟 南方延長15.1m、北方延長7.2m、各本瓦葺" 20160209
(日中)March 3,2021 (早朝)February 27,2021
大野木康夫
新型コロナウイルス感染症の影響で拝観停止中
客殿(重要文化財)
護摩堂(重要文化財)
京都市東山区三十三間堂廻り町
境内の紅葉
京都府京都市東山区
《詳細は後日》
<客殿>
<鐘楼堂>
<護摩堂>
<中門>
Apr.4,2015 中山辰夫
京都市東山区三十三間堂廻り町656
宗派:浄土真宗 本尊:阿弥陀如来像(木造、一木造)
徳川家菩提寺として歴代将軍の位牌が祀られている。長政、祖父・久政、淀殿、その子・秀頼、お市の方の位牌もある。
養源院は三十三間堂に向かいあって建ち、南大門に向かって左側にある。浅井家ゆかりのある人々で築きあげられた寺である。
1594年(文禄3)淀殿が父浅井長政の冥福を祈るために秀吉に頼んで創建。1619(元和5)年焼失したが、1621年(元和7)徳川秀忠夫人崇源院が伏見城の遺構を移し再建したとされる。秀忠夫人は淀君の妹で、かつ東福門院の母にあたる。
廊下の天井は、伏見城落城の際、自刃した武将たちの血のりのしみた板を使ったため「血天井」として有名。
襖絵「松図」や「獅子図」「白象図」等の杉戸絵は俵屋宗達の筆で国の重要文化財。
山門(南門)と参道
玄関
鐘楼と「ヤマモモ」
鐘楼は1650年建立。梵鐘に縁起が記されている。
このヤマモモは、豊臣秀吉が伏見城に手植えしたもので、後年この地に移植したとされる。樹齢約400年。双幹で、枝葉を四方に伸ばした雄大な姿は圧巻で、半球形に整った樹形が長い歴史を物語る(案内より)
本堂・庫裏・護摩堂等が立つ。いずれも伏見城の遺構である。
写真20〜23
本堂は、1619(元和5)年に破却された伏見城より移築された。南面し、6室からなり、三方に広縁を付し、落縁を四周してある。護摩堂へは廊下でつながっており、書院、小書院と続く。
本堂正面、左右の廊下(88m)の天井は伏見城を死守した鳥居元忠の痕跡を残す床を血天井として張り、追善の形を取っている。
「鶯廊下」は左甚五郎の作とされる。
本堂では俵屋宗達の杉戸絵や襖壁画と狩野山楽の襖絵(いずれも国重要文化財)が見られる。宗達と山楽は浅井家の親戚筋や御家来筋であった。
俵屋宗達の12面の襖絵が、本堂の松の間にある。同じく俵屋宗達作杉戸絵白象図、唐獅子図、波と麒麟図8面もある。
特に杉戸白象図は大きな刷毛に多くの絵の具をつけて描かれ曲線美がすばらしく、中・高の美術の教科書にも使われている宗達の代表作。
第般若転読会
1月、5月、9月のそれぞれ21日に大般若経転読会が行われる。商売繁盛などの御利益があるとされる大聖歓喜天の行事で、大般若経全を御宝前で導師と出仕の僧4人で転読する。
4人の僧は全600巻の大般若経が綴られた経典を、高く掲げ上から次々に開いていく。豊臣秀吉も大聖歓喜天を信仰していたという。
勅使門
通りに面してある。
庭園
徳川時代の池泉庭園は、小堀遠州(1579-1647)の作庭とみられている。遠州は、浅井長政の縁戚に当たる。
豊臣秀吉を祀る豊国廟のある阿弥陀ヶ峯を遠景としたともいう。
池の周りに石組がある。奇岩が多い。立石があり、その脇の滝組は平天石を段状に並べて枯れ滝とし、流れは池泉に落ちる。
■■さくら
参道周辺
山門
堂宇周辺
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