京都府舞鶴市 金剛院
Kongoin, Maizuru City, Kyoto
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広大な社叢林に囲まれた静かな寺院です。 | |
Nature |
舞鶴市有数の紅葉の名所で、京都府歴史的自然環境保全地域に指定されています。 | |
Water | 鹿原川の清流が流れています。 | |
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舞鶴市鹿原595 金剛院塔婆(三重塔) 重文 近世以前/寺院 室町後期 室町後期 三間三重塔婆、こけら葺 19170405
November 24, 2024 野崎順次
京都府舞鶴市字鹿原595
真言宗東寺派
鹿原山 慈恩寺 金剛院
今秋の「京都非公開文化財特別公開」に参加した奥京都十箇寺のひとつ。開催期間は11月14日(木)~24日(日)。
一日中、小雨模様で傘が手放せないし、足元も悪かった。本堂へ上るのはあきらめたが、味わい深い拝観だった。
パンフレットと現地説明板
山門から千年榧(かや、市文))
千年榧は、開祖眞如親王が植樹したとの伝説のある霊木。樹高23m。「京都の自然 2000選」にも選ばれた。
国重文 塔婆(三重塔)
初層内部の真如法親王像と軒の木組み
鹿原公園から見た塔婆遠景
鶴亀庭園あるいは池庭 安土桃山
桃山時代に丹後国の領主であった細川幽斉(藤孝)の築造と伝えられ、中央の池に亀島を浮かべ、須弥山石、三尊石、礼拝石などの石組みで、儒教と仏教の思想が取り入れられた桃山時代の
特徴が見られます。(九州 水前寺公園の 基礎となったといわれています)
(京の四季 名勝散策写真集サイト)
頂上に須弥山石のある築山
亀島
鶴の石組
January 8,2022 大野木康夫
source movie
鹿原公園へ
本堂
三重塔(重要文化財)
部分撮影
July 20,2015 大野木康夫 source movie
金剛院塔婆(重要文化財)と青もみじ
A camera
B camera
2012.11.23撮影
山門から塔婆(三重塔)
塔婆(三重塔)
本堂に至る石段からの風景
鐘楼、本堂
滝方面
再び塔婆
参道を戻り、鹿原公園へ
鹿原公園からの眺め
2012.1.9撮影
冬の金剛院を訪ねました。
入山前に、鹿原公園から塔婆や伽藍を撮影しました。
公園は雪が積もっていました。
入山し、カヤの木を通って塔婆を目指しました。
塔婆(重要文化財)
楓の葉が落ちて見通しがよくなっています。
その他境内
Nov.2010 撮影:大野木康夫
所在地 京都府舞鶴市大字鹿原595
鹿原山慈恩寺金剛院は、舞鶴市の中心部から国道27号線を小浜方面に7〜8㎞ほど行ったところにあります。
天長6(829)年、平城天皇の皇子である高岳親王(真如法親王)が創建したとされる古刹で、真言宗東寺派に属しています。
永保2(1082)年、白河天皇の勅願寺となり、平安から鎌倉にかけて大いに栄えました。
桃山時代には、田辺城主細川藤孝が山腹に楓の木を植樹し、今では舞鶴市有数の紅葉の名所となっています。
また、広大な社叢林が残っており、京都府歴史的自然環境保全地域に指定されています。
駐車場から鹿原川を渡って山門をくぐると、右手鹿原川沿いに楓の参道が続いています。
紅葉のシーズンには多くの人で賑わうそうです。
途中に大きなカヤの木(舞鶴市指定文化財千年カヤ)があります。
塔婆(三重塔)
三間三重塔婆、こけら葺
室町後期の再建で重要文化財に指定されており、楓の参道を抜けたところに建っています。
南側から光が当たって、少しまぶしく感じます。
三重塔から、本堂へ向かう石段の両側は、細川幽斎が植えたと伝わる楓の木に覆われています。
本堂(京都府指定文化財)
天保11(1840)年の再建
桁行五間、梁間四間、寄棟造、向拝一間、唐破風付、鉄板葺
附指定:鐘楼1棟
石段を上ったところに、本堂が建っています。右手に懸崖造の拝殿(雲山閣)が、左手に附指定の鐘楼が建っています。
本尊波切不動明王は、節分会の法要の際にのみ開帳されます。
鹿原川の左岸に、鹿原公園があり、楓の木に囲まれた三重塔を眺めることができます。
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