JAPAN GEOGRAPHIC

京都府京宮津市 今福の滝

Imafuku Falls, Miyazu city, Kyoto

Category
Rating
Comment
 General
 
 
 Nature
 
 
 Water
 
 
 Flower    
 Culture
 
 
 Facility
 
 Food
 


October 8,2018 大野木康夫 source movie

今福の滝は、京都縦貫自動車道宮津天橋立ICから南へ車 で約5分、「蛇綱の里」として知られる宮津市字今福の集落の後背の山腹に位置します。

宮津谷の対岸の滝馬地区に所在する金引きの滝(日本の滝 100 選)とあわせ、江戸時代よ りこの地域の名瀑として知られています。

今福の滝は丹波・丹後をさえぎる大江山連峰の北端、杉山の山腹から裾部にかけて流れ落ちる7段の落差が違う滝(1〜7の滝)からなり、その総落差は 78.2m、なかでも「大ヤマモモの木」近くに設けられた眺望所から一望できる「2・3の滝」は、合わせて40m近い落差を誇り、水量が多い時期には、京都縦貫自動車道を走る車窓(宮津天橋立ICすぐ南の鉄橋上)からも、その流れを確認することができる京都府下でも有数の大瀑です。

「1・4の滝」は 5m前後の落差の形の良い滝で、「5・ 6・7の滝」は短い区間を小落差の滝が連続します。

それぞれの滝は、形状や落差においてそれぞれ違った趣をみせますが、雨の後は、轟音とともに急崖を激流が一気に駆け下りる 豪快な様を、日照が続いた後は、緩やかな水流が岩肌に割かれ千筋に糸状に散らばる美しい様を、といったように、季節や天候の違いにもより、様々な表情をみせてくれます。

水しぶきを身近に感じられる滝壺や、眺めを楽しむ眺望所をつなぐ遊歩道も整備されており、心地よく散策を楽しむことができるスポットとなっています。

(京都府景観資産「宮津市今福の滝〜蛇綱の里が誇る七段の名瀑〜」保存活用計画書より)

今福の滝はKTR喜多駅から東に細い市道を1kmほど上ったところに位置しており、林道沿いには小規模な駐車場もあります。

途中、獣害対策の柵を開けて登る必要があります。

    

滝入り口から遊歩道を進む

     

滝壺(2、3の滝)方面に向かう途中、4の滝が見えます。

              

ほどなく3の滝の滝前に着きます。

水量も多く、豪快な姿です。

                                

滝見台へ向かう

 

滝展望所から見た2、3の滝

                 

滝展望所から下の道を行けば2の滝の滝前です。

3の滝の落ち口にも近づくことができますが、落ちたらただでは済まないので自己責任で撮影しました。

             

滝展望所に戻る

 

左手の道を登って1の滝に向かいます。

   

1の滝と2の滝の落ち口

                                         

帰路

        

日出神社に向かう途中、思い付きで立ち寄りましたが、思ったよりも見ごたえがありました。

   All rights reserved 無断転用禁止 登録ユーザ募集中