JAPAN GEOGRAPHIC

京都府長岡京市 長岡天満宮

Nagaoka Tenmangu, Nagaokakyo City, Kyoto

Category
Rating 凡例
Comment 
 General
 
 
 Nature
 
 
 Water
 
 
 Flower
 
キリシマツツジ
 Culture
 
 
 Facility

 
 Food
 

April 26,2025 大野木康夫 source movie

早朝、満開のキリシマツツジ

                                                                                                                                                                                   


Feb.28,2017  中山辰夫

京都府長岡市天神二丁目

大鳥居

入り口正面にそびえる総御影石製の大鳥居。2002(平成14) 年の菅公御神忌1100年大萬燈祭を奉賛して、1998(平成10)年10月に奉納 された。

近隣でも数少ない石の大鳥居で、総高9.75m、笠木 12m、総重量50トンである。

  

アプローチ

            

広大な境内の東側には八条ケ池が広がり、池のほぼ中央部を横切る形で中堤と石橋の参道がある。参道周辺には数百本の霧島つつじがあり、なかには推定樹齢100年から150年のキリシマツツジ(市指定天然記念物)が群生し、4月下旬には特有の濃紅色の花が咲き誇る。

「八条ケ池ふれあい回遊のみち」は四季を通じた景勝地となっている。石の太鼓橋は加賀の前田氏の寄進とされる。

境内に入る

        

祭神は菅原道真。道真の一族中小路・東小路・西小路が聖廟を祀ったのが始まりという。境内はもと10万余坪といわれるが、明治維新の上知以後は2万余坪となった。紅葉庭園「錦景苑」には100本の紅葉が、道真の歌碑や石碑、記念碑が建立されている。

現在の本殿・祝詞舎・透塀・拝殿は1941(昭和41)年に平安神宮の社殿を移築したもの。それまでの本殿・拝殿は元禄3年造営のもので、本殿は京都市左京区大歳(おおとし)神社、拝殿は長岡京市角宮神社に移築されて、それぞれ現存する。

手水舎

    

菅公と牛

    

拝殿

     

1998(平成10)年既存の素木の拝殿を朱塗りにして改築された

社殿

     

三間社流造、素木の本殿と祝詞舎、透塀 1941(昭和16)年に平安神宮の社殿を移築したもの、設計は伊藤忠太氏

末社

森の中に長岡稲荷大明神ほか、計7社の末社と地蔵が祀られている

  

梅園

       

毎年の行事として、梅花際、長岡京きりしま・ぼたん祭りなどが開催される


April 5,2014 大野木康夫 source movie

八条ヶ池東堤の桜並木

                                                


April 27,2013  大野木康夫 source movie

八条池のキリシマツツジ

京都のつつじの名所といえば蹴上浄水場、三室戸寺と並んで長岡天満宮ということになります。

八条池の参道の真ん中に2列に植えられたキリシマツツジは背も2mを越え、真っ赤な壁のようになっています。

日中は人が多くなるので、早朝に訪れました。

                                                                                                     


Nov.2010 撮影:大野木康夫

所在地 京都府長岡京市天神2-15-13

「見返り天神」ともいわれ、菅原道真(すがわらみちざね)公が太宰府へ左遷される途中、名残を惜しんだ地として道真公をまつっています。

広大な境内の東側には八条ケ池が広がり、中堤の参道と池にかかる水上橋による「八条ケ池ふれあい回遊のみち」は四季を通じた景勝地となっています。

参道には、推定樹齢100年から150年のキリシマツツジ(市指定天然記念物)が群生し、4月下旬には特有の濃紅色の花が咲き誇り、毎年この時期に開催される「春の観光まつり」の会場にもなっており、多くの観光客でにぎわいます。

(長岡京市HPより)

JR長岡京駅から西に向かい、阪急長岡天神駅を越えてしばらく行くと、正面に長岡天満宮の石鳥居が見えます。

菅原道真が太宰府に向かう際、かつて管弦を楽しんだ長岡に立ち寄り、名残を惜しんだ縁で創立されたとされています。

寛永15(1638)年に八条宮智仁親王が築いた八条ヶ池には、多くのキリシマツツジが植えられており、開花時には多くの人が訪れますが、訪問した11月は、時折参拝する人がおられるぐらいでした。

    

石鳥居から南側の八条ヶ池沿いには料亭が並び、点在するモミジの木が水面に映えていました。

          

池の築堤を渡り、本殿に向かいました。近年整備された錦景苑にはモミジが植えられ、夜はライトアップされるようです。

      

石段を登り、鳥居をくぐれば、正面に本殿が見えます。

本殿は昭和16(1941)年に平安神宮の旧本殿を移築したものです。

天満宮なので、本殿前に牛の石像があります。

       

本殿から築堤を戻り、八条ヶ池沿いに北へ行き、丹波街道を通って光明寺へ向かいました。

築堤にはキリシマツツジがびっしりと植えられています。

             

 

   All rights reserved 無断転用禁止 登録ユーザ募集中