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京都府長岡京市 楊谷寺(柳谷観音)

Yokokuji(Yanagidani Kannon), Nagaokakyo city, Kyoto pref.

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November 21,2020 大野木康夫 source movie

善峯寺早朝拝観の後、光明寺を素通りして楊谷寺へ行きました。
目的は上書院から眺める紅葉です。

駐車場から山門前へ
   


9時の開門を待つ
    


開門後、書院へ直行しました。
まず、花手水や書院からの庭園の眺めを楽しみました。
                               


上書院への階段
      


二階に直行して盛りの紅葉の眺めを楽しみました。
                                            


1階からの眺め
           


もう一度下の書院に戻る
                                   


奥之院へ
                 


奥之院付近
          


奥之院から本堂への通路
                                                   


本堂付近
            


眼力稲荷付近
                           


阿弥陀堂付近
   


花手水
    


帰路
        


June 18,2016 大野木康夫 source movie

所在地 京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2

楊谷寺は、草創を清水寺の開祖である延鎮僧都と伝え、弘法大師や恵心僧都、水願上人等の入山が伝えられ、修験の場として知られたらしい。

別名を柳谷観音といい、霊水が眼疾に験があるとして江戸時代より現代に至るまで信仰を集め門前町が出来ている。

現在の本堂は江戸末期の建築で、内陣を広くとった簡素なつくりをしている。

庫裏及び書院、表門はそれぞれの時代的特色をあらわした上質の建築で、いずれも近世において楊谷寺のもっていた信仰形態を物語る建物として価値が高い。

【「京都の文化財 第1集」(京都府教育委員会 昭和58年3月25日発行)より】

楊谷寺は長岡京市西部の山間、天王山の北麓の浄土谷に位置しています。

長岡天満宮から車で京都府道・大阪府道79号伏見柳谷高槻線を高槻方面に10分くらい行ったところで、徒歩でも阪急長岡天神から1時間程度です。

古くから眼病封じで知られており、縁日である毎月17日には阪急長岡天神駅からシャトルバスが運行されます。

6月25,26日のあじさい祭の前週に訪問しました。

      

府道からの眺め

昭和58(1983)年の文献にある「門前町」が確認できません。

    

本堂遠望

  

参道石段

 

表門(京都府登録文化財)

安永年間(1772-1780)の建築

四脚門、切妻造、本瓦葺

拝観料は不要ですが、あじさい祭期間は500円、その前後は200円の維持協力金が必要です。

      

本堂(京都府登録文化財)

弘化2(1845)年の建築

桁行五間、梁行五間、一重、入母屋造、向拝一間、本瓦葺

本尊は十一面千手千眼観世音菩薩(京都府指定文化財「木造千手観音立像」)で、毎月17日に開帳されます。

         

庫裏及び書院(京都府登録文化財)

江戸後期の建築

桁行21.8m、梁行11.1m、切妻造、桟瓦葺

      

楊谷寺庭園(京都府指定名勝)

庭園は、本堂の西北方向、書院の北方縁先に築かれている。東西約25m、南北約15mの地割を占める。書院からの視点を中心とした座視鑑賞式池庭で、西方の山腹に築いた急峻な滝石組から山水を流し落し、亀島様式の中島を配した池を経て、本堂裏手の細い水路へと導いている。書院先の沓脱石と踏石から池中の飛石、中島の護岸平石へと連らなり、さらに対岸への自然石石橋を渡り、景石を据え並べた山畔を登る石段を辿る庭中の小径は、鑑賞視点の移動線としての実用性は低いが、回遊式庭園の俤を縮景としてとり込んだ工夫と解釈することもできる。

江戸時代中〜末期の特徴を示す庭園として、多くの山石を整置し、刈り込み等の植栽の手入れもゆきとどいており、よく古態をとどめている。

      

通常は紅葉期と毎月17日のみ行われている上書院特別公開が、試験的にあじさい祭期間にあわせて行われていました。

開始直後であったため、庭園の青もみじと本堂、書院、池の眺めをしばらく堪能できました。

                                 

あじさい回廊から奥の院へ

                 

奥の院とその周辺

     

あじさい、諸堂の眺め

                                          

独鈷水

眼病に御利益があるそうです。

  

ある寺社巡りの本に、「大阪に近いので京都よりも大阪の雰囲気が強いお寺」という記述がありましたが、御利益(眼病、子授け等)を求める参詣者に対し、お参りしやすいようにお寺が対応されているということだと思います。

幼いころ、目が悪かった祖父のために曾祖母が「やなぎだにさん」月参りをしていたと聞かされたことを思い出しました。

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