京都府南丹市 瑠璃渓
Rurikei,Nantan city,Kyoto
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October 10,2016 大野木康夫
所在地 京都府南丹市園部町大河内
琉璃溪(国指定名勝)
園部川ノ支流新江川ハ源ヲ丹波高原ノ京都大阪兩府及兵庫縣ノ境界ニ近キ山地ニ發シ北東流シテ該高原ノ斜面ニ至リ急湍飛瀑ニ富メル約四キロメートルノ浸蝕谷ヲ刻ム
溪ノ最上頭ニ巨大ナル平板状ヲ成セル花崗岩ノ岩盤溪間ニ露出スルアリ會仙巖トイフ
其ノ下數百メートルナル水晶簾ノ小瀑ヲ境トシテ下流ハ石英粗面岩ノ溪谷トナリ玉走盤、雙龍淵等ノ急湍ハ谷底ノ斜面ヲ奔走ス
溪間處々ニ巨大ナル轉石ノ横ハルアリ溪谷ハ一旦榎部落ノ沖積地ニ至テ中斷セラルルモ地藏岩ノ岩峰ニ至リテ兩岸再ヒ相迫リ千秋潭鳴瀑等ノ勝地ヲ成ス
本溪ハ濶葉樹ノ間ニ松樹ヲ交ヘ佳麗ナル一勝區ヲ成ス
(国指定文化財王データベースより)
京都府立るり渓自然公園
るり渓は、園部川が高原の斜面を侵食してできた長さ4キロメートルの渓谷です。
上流部は花崗岩、下流部は石英粗面岩からなっていて、清流に点在する個性豊かな岩や滝、深淵が、景観のアクセントとなっています。
特に見どころをピックアップした「るり渓十二勝」にはそれぞれに玉走盤(ぎょくそうばん)や双龍渕(そうりゅうえん)等の特徴のある名前がつけられ、その印象を強めます。
両岸は広葉樹やアカマツが四季折々の色彩を添え、清洌な川のなかからは時折、カジカの美声が聞こえます。
特別天然記念物のオオサンショウウオも生息しています。
最上流部には人造湖「通天湖」をはじめ観光レクリエーション施設が整備され、休日には近郊からレジャーに訪れる人で賑わいます。
渓谷の主要部は、昭和7年に名勝に指定されました。
(京都府HPより)
10月10日、秋晴れの中、るり溪を訪れました。
大河内の大山祇神社には何度か参拝したことはありますが、るり溪に行くのは初めてです。
一番手前の駐車場に車を停めて通天湖まで歩くことにしました。
家族連れなので、沢に下りるなど少し危険な行為はできません。
鳴瀑
段瀑の下段の奥が空洞になっていて滝の音が響くことから名付けられたということです。
展望台からの撮影となりました。
千秋潭
少し深い淵になっています。
座禅石
錦繍巌
本当は対岸奥の岩山を指すようです。
舗装道を上流へと上っていきます。
榎の集落
再び渓流へ
快刀巌
松の木で割れた岩です。
上流へ
巨盆巌
渓流沿いの道
タイトウ泉(「タイ」は虫ヘンに帯、「トウ」は虫ヘンに東)
タイもトウも虹を表す漢字で、滝のしぶきで虹ができる泉ということですが、虹は見えませんでした。
さらに上流へ
龍軻潭
説明板は軻=歌で「龍が歌う淵」と解釈していますが、文字通り解釈すれば、軻は「(車が)軋む」なので、龍が思うように進めないような(狭い?)淵かとも思えます。
渓谷の滝
渇キュウ澗(「キュウ」は虫ヘンに叫の右側)
キュウは小さい龍で、龍の水飲み場という意味です。
渓谷
雙龍淵
上流へ
沈虎潭
さらに上流へ
玉走盤
高臥石
暢申澗
弾琴泉
上流へ
玉裳灘
上流へ
水晶簾
ここから上流の河床は花崗岩
天鼓湍と宝亀巌
浣紗瀬
碁顛石
爛柯石
濯錦汀
会仙巌
千幻瀑
最上流部
通天湖のダム
通天湖
新設のキャンプ施設
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