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京都市右京区 仁和寺 

Ninnaji,Ukyoku,Kyoto city,Kyoto


Jan.2015 中山辰夫

京都市右京区御室大内33

仁和寺の門

配置図

 

■ 各門の概説

二王門(南大門)国重要文化財 江戸初期建立 五間三戸 二階重層、入母屋造 高さ0.5m

本坊表門 同上 慶長年間(1596〜1615)建立

勅使門 同上 1914(大正3)唐破風造 檜皮葺、左右袖付 

中門 同上 江戸初期建立 三間一戸 八脚門 高さ8.1m

御影堂中門 同上 同上 一間一戸 平唐門 高さ3.6m

●二王門

国重要文化財

                              

本瓦葺、高さ約20mの大門。

江戸時代初期の1637〜1644(寛永14〜正保元)年にかけて建立。徳川家光が寄進した重層門、屋根の勾配が美しい。

同時期に建てられた知恩院三門・南禅寺三門と共に「京都の三大門」といわれる。

両脇に一対の金剛力士像を安置、左右から仁王像が睨みつける。

●本坊表門

国重要文化財

           

「真言宗御室派宗務所」と「総本山仁和寺」の看板が掛かり、1887(明治20)年の火災では唯一焼失を免れた。

寛永の中興の際、御所の御台所門を移築した。

  

宸殿や白書院、黒書院等と連なる。

「御室御殿」と呼ばれ、白砂に豪華な滝組、池泉を配した庭園や尾形光琳の屋敷を移築した遼廊亭(重文)やと草庵茶室・飛涛亭(重文)の二つの茶室がある。

●勅使門

国登録文化財

本坊表門の北隣にある。別名「陽明門」とも呼ばれ、勅使だけが出入りし、普段は「開かずの門」である。

門扉の金具の精巧な細工が厳かさを感じさせる。

             

壁面や桟唐戸などを、花菱や鳳凰、唐草などを透彫りで埋め尽くす。亀岡末吉の意匠感覚が発揮された見応えのある大型の門といわれる。

毎秋、福王子神社の神輿が、この二王門を駆け上がる。その日は特別に二王門をくぐり勅使門が開かれて神輿が入る。

●中門

国重要文化財

           

二王門の正面に建つ朱塗りの門。伽藍群は石段上に構築され、五重塔(重文)のある築地の入口でもある。

三間一戸、八脚門、朱色の柱が上品な風情を醸し出す。

春には御室桜が咲き誇る。「名残の桜」と称され有名である。

  

●御影堂(にえいどう)中門

国重要文化財

金堂の西側、西門の左手に、1641(寛永18)年、御所の清涼殿の古材を使って建てられた御影堂( 重文)がある。

弘法大師の真影を祀る仏堂である。(現在屋根の葺き替え工事中で27年3月末には工事完了の見込み)

     

その入口が御影堂中門である。檜皮葺、一間一戸の平唐門。小さな門であるがまとまっている。

           

●二王門の金剛力士像

吽形の金剛力士像

             

阿形の金剛力士像

             

●中門の左右の二像

多聞天像(中門に向って左側)

    

夜叉を従え,右手に宝棒,左手に宝塔を捧げ持ち,天邪鬼(あまのじゃく)を踏みつけている四天王のひとり、戦の神様。

持国天像(右側)

多聞天と同じように天邪鬼が頭と腰を踏みつけられている。国を支える神様。

    



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