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京都市右京区 仁和寺 

Ninnaji,Ukyoku,Kyoto city,Kyoto


August 16, 2019 野崎順次

京都府京都市右京区

真言宗御室派 総本山

大内山 仁和寺

2019年度 第44回 京の夏の旅

仁和寺の特別公開は観音堂、金堂、経蔵の内部である。

観音堂(重文)は、江戸初期(1640年頃)再建のお堂で、仁和寺で最重要儀式とされる「伝法灌頂」が行われる場所。2012年から6年にわたり半解体修理が行われ、再建当時の美しい壁画がよみがえりました。落慶記念の特別公開です。荘厳な堂内に、本尊・千手観音菩薩立像、両脇に不動明王像と降三世明王像が安置され、周囲に眷属の二十八部衆像や風神・雷神像が並ぶ様は圧巻です。今回は、観音菩薩が様々な姿に身を変えて人々を救う「三十三応現身図」や「六道絵」などが柱や壁に極彩色で描かれた濃密な絵画空間全てをご覧いただきます。

真言宗御室派総本山で世界文化遺産。「御室御所」と呼ばれ代々皇室から住職を迎えた門跡寺院で、慶長年間造営の御所の紫宸殿(即位の大礼などの儀式が行われた建物)を移築した金堂(国宝)は、桃山時代の宮殿建築を伝える貴重な建物です。極彩色の「浄土図」が描かれた荘厳な堂内には、本尊・阿弥陀三尊像や四天王像、帝釈天像などが安置されています。また、八角形の回転式輪蔵(書架)を持つ経蔵(重文)は「天海版一切経」を納めるお堂で、細部の彫刻や四方の壁画は今も美しい色彩を留めています。

(「そうだ 京都、行こう。」ウェブサイトより)

もちろんそれぞれの内部の写真撮影は禁止である。

嵐電で西院から御室仁和寺へ、写真は西院駅にて

      

パンフレット

    

二王門、中門、五重塔(いずれも国重文)

           

国重文 観音堂

                     

国宝 金堂

                       

国重文 経蔵

      



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