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京都府京都市左京区 実光院

Jikkoin,Sakyoku,Kyoto City,Kyoto
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June 26, 2022 野崎順次 source movie

京都府京都市左京区大原勝林院町187
天台宗 魚山 大原寺
実光院

今回は庭を鑑賞するのが主目的である。

実光院は、魚山大原寺勝林院を本堂とする僧房の一つで、応永年間(1394-1428)宗信法印によって復興された。かつて当院のほかに、普賢院、理覚院、そして勝林院西隣に現存する宝泉院など、多くの僧房が存在した。
実光院は、もと現在地の向かい側の大原陵(後鳥羽天皇・順徳天皇陵)が所在する場所にあった。
明治以降、普賢院や理覚院は無住となり、大正8(1919)年、この二院と統合するかたちで旧普賢院の寺地に移転して、現在に至っている。これは、梶井宮門跡第20世尊快法親王 (後鳥羽天皇第10皇子)の御心によって、旧実光院の後園に後鳥羽天皇・順徳天皇のご遺骨を分骨して安置していたが、本陵として整備するため旧宮内省の命によって移転したのである。
客殿は、大正10(1021)年に建てられた。欄間に配置される「三十六詩仙」画像は、江戸中期に狩野派の絵師によって描かれたものである。
(本寺パンフレットより)

パンフレット
  


客殿の南側に広がる庭園は、江戸時代後期の作庭で、律川より水を引く心字の池を中心とした旧普賢院以来現存する池泉観賞式の「契心園」である。築山の松は鶴を、池の島は亀を表現している。
(本寺パンフレットより)
             


細部を左から右へ見て行く。滝、鶴(松)、亀島、右端の石組。
     


客殿の西側に広がる回遊式庭園は、旧理覚院の寺地で、実光院と統合された後荒廃していたところ、以後の歴代住職が作庭整備して今日に至っている。
              


April 19,2022 大野木康夫 source movie

サトザクラ
 

入口付近
    


書院から見た庭園
                   

庭園
                                 


  

Nov.2008 瀧山幸伸 source movie

            

                           

                                

     

 

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