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京都府大山崎町 大山崎瓦窯跡

Oyamazakikawaragamaato, Oyamazaki town, Kyoto

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May 15 and July 31, 2021 野崎順次 source movie  (May 2021)   source movie July 2021

 

京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字白味才40

国史跡

大山崎瓦窯跡は、古代の平安京造営に必要な瓦を生産した遺跡です。平安遷都を考える上で極めて重要な遺跡として、国史跡の指定を受けています。
窯跡等の遺構を陶板や植栽等で表示し、要所に説明板を設置しています。
展望広場からは、京都盆地の南半部分が一望でき、当地で生産された瓦が、平安京へ運ばれていく景観に思いを馳せていただけることでしょう。
(大山崎町ウェブサイトより)

パンフレットと現地説明板
                 


2021年5月15日
行ってみたら、京都府緊急事態宣言下で入れなかった。景色がよい。すぐ下をJR在来線、阪急、新幹線が走っている。
                            

2021年7月31日
東京オリンピック開催中で、新型コロナ第5波が蔓延してきたので、再度訪問した。

全景
     


B群瓦窯
     


A群瓦窯
              



September 18,2017 大野木康夫  source movie

所在地 京都府乙訓郡大山崎町大山崎白味才

国指定史跡

京都府西南端の、水運、陸運の要衝の地に所在する、平安宮の所用瓦を焼成した平安時代前期の瓦窯跡である。

6基の窯を確認した。

当時は平安京周辺各地の多数の瓦窯で大量の瓦を生産し、平安宮・京の造営を支えた。

大山崎瓦窯跡はこの様な平安宮・京造営のための官営の瓦窯の一つである。

大山崎瓦窯跡から出土した軒瓦は、平安宮朝堂院をはじめ、嵯峨院、河陽離宮に供給したことを確認している。

平安京に瓦を供給した瓦窯は、これまで栗栖野瓦窯跡、西賀茂瓦窯跡、吉志部瓦窯跡等が知られていた。

大山崎瓦窯跡と西賀茂瓦窯跡や吉志部瓦窯跡から出土した瓦の比較では、瓦に文様を付けるための笵や工人の移動についても推測でき、官営の瓦窯相互の関係を示すものである。

一方、大山崎瓦窯跡独自の笵で製作した瓦もみられ、これは平安時代前期の瓦供給の図式に新たな知見を加えるものである。

大山崎瓦窯跡は、平安宮造営期の瓦生産の実態を良く示すとともに、他の瓦窯跡との関連から当時の生産体制の様相を示す上でも重要である。

(国指定文化財等データベースより)

JR山崎駅から東へ、JRの踏切を渡ってさらに東、山崎聖天の登山口の右手にあります。

           

草が一面に茂っていました。

男山方面の見晴らしがいいです。

                           

 

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