京都府宇治市 白山神社ともみじ谷
Hakusanjinja and Momijidani,Uji city,Kyoto
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宇治市白川娑婆山16 白山神社拝殿 重文 近世以前/神社 鎌倉後期 建治3(1277) 桁行三間、梁間三間、一重、寄棟造、茅葺 棟札2枚 19100829
December 4,2016 大野木康夫 source movie
金色院の門
白山神社へ
境内入口
石段
拝殿
本殿
もみじ谷
十三重石塔付近
路上に残る遊びの跡
紅葉遠望
Nov.2010 撮影
旧金色院惣門
旧金色院九重石塔
九重石塔は、鎌倉時代に建立され、藤原頼通の娘・四条宮寛子(1036-1127)の供養塔と伝えられています。
この石塔は、高さ1メートルほどの花崗岩製で、基礎の背が低く、細長い格狭間が入っている女性的な感じの層塔です。
寛子がここ白川の地に金色院を建立して後半生の50年余を宇治で過ごし、大きな足跡を残したことが偲ばれます。
(現地歴史街道案内板より)
白山神社入り口付近
拝殿への階段
拝殿(重要文化財)
本殿
その他境内
境内南側(東海自然歩道)
宇治市白川娑婆山16
祭神:伊邪那美命(いざなみのみこと)
白川神社は宇治川上流の山中にある平安時代の藤原氏ゆかりの神社である。
緑溢れる境内林に囲まれた拝殿は、鎌倉時代の再建で重要文化財に指定されている。
神社から宇治川にいたる「もみじ谷」の両側にはツブラジイやシリブカガシ、クスノキ等が繁り秋にはイロハカエデが美しく紅葉する。
苔むした石鳥居と石橋、その奥には急な石段が見える。
拝殿
国重要文化財指定:
石段を上り詰めると重文の住宅風の拝殿が見える。
三間四方、単層、四柱造茅葺で、鎌倉中期の作風を伝え、腰高障子をもつ住宅風の古建築である。
久安2年(1146)に宇治離宮から移され、健治3年(1277)に修補された。
幣殿
本殿
拝殿の裏手、一段高いところに鎮座している。一間社流造、桧皮葺
境内社
白山神社
宇治橋より東南、丘陵を越えた静かな山あいの里、白川に白山神社がある。
8世紀後半に疱瘡が流行した際、治癒を願って創建されたと伝えられているが、後に藤原頼通(ふじわらのよりみち)の娘四条宮寛子(しじょうのみやかんし)が建立したといわれる金色院の鎮守社となった。
祭神は伊邪那美命(いざなみのみこと)で、木造坐像を祀っている。
拝殿は鎌倉時代の様式を示しており、住宅風の古建築である。
金色院には多数の堂塔があったと伝えられているが現在では白山神社と寛子の供養塔といわれる九重石塔が残るのみである。
社宝
十一面観音像 藤原時代の作 国重要文化財指定
白川金色院
宇治市の旧市街地から丘陵を一つ南に越えた所が白川の里である。
白川金色院は、平泉の金色堂よりも20年ほど早く建立され、現在の白川一帯には多くの僧坊が建ち並んでいたとされる。
金色院は四条宮寛子(後冷泉皇后)が建立されたもので、七間四面すべてに金が散りばめてあったとされる。
もみじ谷
京都府宇治市白川
宇治橋より東南、丘陵を越えたところに静かな山間の里、白川がある。
そこに建つ白山神社から宇治川に抜ける約1kmの渓谷は、春から初夏の新緑、秋の紅葉の美しい所で通称“もみじ谷”と呼ばれている。
“もみじ谷”は自然が創り出した山水の庭園、起伏が少なく、歩きやすい道である。東海自然歩道にもなっている。
市街地から少し離れただけで、こんなにも自然豊かな、静かなところがあるんだと魅入るばかりである。
紅葉をめでながら階段を下りると宇治川となる。
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