三重県伊賀市 俳聖殿
Haiseiden,Iga city,Mie
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伊賀市上野丸之内116 俳聖殿 重文 近代/文化施設 昭和 昭和17(1942) 木造、建築面積190.13㎡、二階建、檜皮葺 厨子1基、棟札1枚、門1棟 20101224
Apr.3,2017 中山辰夫
松尾芭蕉生誕300年を記念し、上野公園の敷地内に1942(昭和17)年に建立された。
2008(平成20)年3月19日に三重県の有形文化財に、201(平成22)0年12月24日には国の重要文化財に指定された。
1942年(昭和17年)に建築家伊東忠太の設計で建設された。外観は、川崎克の着想を元に伊東忠太が仕上げたものである。
山門
由緒記
俳聖堂
芭蕉翁の旅姿を表現して建立された建物。
上層の屋根が笠、下部が顔、下層のひさしは蓑と衣姿、堂は脚部、回廊の柱は杖と脚を表している。下層八角形平面、上層円形平面の木造建築であり、屋根は桧皮葺である。内部には芭蕉祭当日に表彰される顕詠俳句特選句が飾られている。
屋内に等身大の伊賀焼の芭蕉座像が安置されており、毎年10月12日の芭蕉翁の命日に、行われる『芭蕉祭』でのみ公開される。
俳聖殿(はいせいでん)は、三重県伊賀市にある松尾芭蕉生誕300年を記念する木造建築物である。上野公園(伊賀上野城)内にある。
Nov.22,2016 瀧山幸伸 source movie
伊賀市上野丸之内116(上野公園内)
俳聖殿は、俳聖と称された松尾芭蕉の生誕300年を記念し、昭和17年、上野城跡の北部に建設された。施主は衆議院議員を務めた川崎克、設計指導は東京帝国大学名誉教授の伊東忠太である。八角形平面の一階に円形平面の二階を載せた構成で、上層屋根は変形の宝形造とする。また柱や梁など主要部材には円形断面の木材を使用している。俳聖殿は、他に例を見ない構成をもつ、大規模な記念建造物であり、伝統建築を基礎にしながら、自由な意匠を取り入れた独創的な造形になる近代和風建築として、価値が高い。
(国指定文化財等データベースより)
芭蕉翁の旅姿を表現して建立された建物で、丸い屋根は旅笠、「俳聖殿」の木額が顔、八角形のひさしは蓑と衣姿、堂は脚部、回廊の柱は杖と足を表わしています。屋内に安置されている、等身大の伊賀焼の芭蕉座像は、毎年10月12日の芭蕉翁の命日に、ここで行われる『芭蕉祭』でのみ公開されます。
(伊賀市観光公式サイト「いがぶら」より)
上野公園に入る。
芭蕉翁記念館
俳聖殿の門と現地説明板
国重文 俳聖殿 昭和十七年(1942)
木造、建築面積190.13平方メートル、二階建、檜皮葺
忍者達、台湾ニンジャもいた。
上野公園寸描
June.2011 酒井英樹
撮影:2011年4月
俳聖殿内部
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