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三重県伊賀市 観菩提寺

Kanbodaiji, Iga city, Mie

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伊賀市島ヶ原中村内立場1349 観菩提寺本堂 重文 近世以前/寺院 室町前期 室町前期 桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、向拝三間、檜皮葺 19070527

伊賀市島ヶ原中村内立場1349 観菩提寺楼門 重文 近世以前/寺院 室町前期 室町前期 三間一戸楼門、入母屋造、檜皮葺 棟札1枚 19070527


Feb.26,2018 瀧山幸伸 source movie

                                                                                    


July 15,2017  中山辰夫

伊賀市島ケ原1349

JR関西本線島ケ原が最寄りの駅である。駅から北へ約2km。途中に薬師堂、西念寺、鵜宮神社などが近辺にみられる。

    

寺前の池

    

宗派:真言宗 木造十一面観音立像(国重文) 本堂・楼門は国重文

奈良東大寺の実忠和尚が、聖武天皇の勅願で開基したと伝わる

案内

  

観菩提寺は俗に正月堂と称し、751(天平勝宝3)年に奈良東大寺の実忠和尚により開創された由緒ある寺院。

正月堂の修正会は、奈良東大寺二月堂のお水取り(修二会・しゅにえ)に先駆けて行われることで知られ、ここ正月堂が発祥の地ともいわれている。

寺域は広い

    

境内へ

    

楼門 国重要文化財 室町時代の様式を留める

                                

室町時代の作とされる金剛力士像 二体

    

木造寄木造丹塗玉眼。金剛像は金剛杵をもつ。

本堂 国重要文化財 室町時代の様式を留める 

                         

三間三面で建坪20坪弱、屋根は入母屋造、檜皮葺、前面に三間の向拝を付けているが明治時代の補作、柱は円柱、

室町時代の作とされる「賓頭虚(びんづる)尊者像」

  

桧材寄木造、半跏坐像、全身丹塗 びんづる尊者は釈迦の弟子、十六羅漢の一人。医療に秀で、仁慈を施したとされ、後世除病の撫で仏として信仰される。

十一面観音立像 国重要文化財

  

桧材寄木造、頭部に十一面応化仏を頂く、童顔にして木眼、右手は下伸して与願印を結び左手は屈臂して水瓶をもつ。

観菩薩古絵

 

参考資料≪島ケ原村史≫


May 1,2016 大野木康夫  source movie

案内板

 

楼門

                         

細部

             

楼門と本堂

  

本堂(正月堂)

                       

細部

             

その他境内

 


Feb.2012 大野木康夫 source movie

所在地 三重県伊賀市島ケ原1349

2012.2.5撮影 

観菩提寺は伊賀市の旧島ヶ原村の北郊にあります。

寺伝によれば、天平年間に東大寺の実忠が開いたと伝わります。

修二会を始めた実忠ゆかりの寺らしく修正会で知られており、別称は「正月堂」です。

    

楼門(重要文化財)

室町時代前期の建築

三間一戸楼門、入母屋造、檜皮葺

金剛力士2躰に加え、背面に広目天、多聞天が安置されています。

                          

本堂(重要文化財)

室町時代前期の建築

桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、向拝三間、檜皮葺

やや小ぶりですが端正な仏堂です。

                                        

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