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三重県伊賀市 鵜宮神社

Unomiyajinja,Iga city,Mie

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July 15,2017  中山辰夫

 

伊賀市島ケ原4689

祭神:事代主命 配祀:大那牟遲命 神倭磐余彦命 菅原道眞 木花咲夜比賣命

JR関西本線島ケ原駅の北東約1.3Km、中学校の隣の丘の上に鎮座する。地域は三重・京都・滋賀の県境に近い場所。観菩薩寺とは約500m離れている。

   

道路傍に参道があり、鳥居の横に建つ大きな石灯籠が目立つ。

    

天保検地の際、無事大事業が完成したのは氏神のおかげと感謝の意味で、天保14年自然石の大石灯籠を寄進した。高さ:5.28m、総重量:約54kg

参道は125段の石段道

    

県道からも境内に入れる

    

境内

    

社殿

        

当社の勧請に関する伝承がある。

奈良東大寺の二月堂での修二会の行法には全国13,700余の神々が勧請されるが、若狭の遠敷明神が釣りをしていて遅参した。

その償いとして、遠敷明神は、実忠和尚の夢枕に立ち、毎年修二会の行法に、若狭の清水を献ずることを約束した。

すると、二月堂参道下の岩が裂け、二羽の鵜が飛び立ち、清水が湧き出したという。

そこで、実忠和尚が祀ったのが鵜宮社で、その後、二月堂の鵜宮社を正月堂の東南に勧請したのが当社とされる。但し実説とはされていない。

四角灯籠

  

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