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長野県軽井沢町 旧三笠ホテル

Kyu Mikasa hotel, Karuizawa town,Gunma

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北佐久郡軽井沢町大字軽井沢字唐堀1339-342,343 旧三笠ホテル 重文 近代/商業・業務 明治 明治38(1905) 木造、建築面積513.62㎡、二階建、玄関ポーチ及び屋根八角塔屋付、スレート葺 19800531


Oct.10,2015 瀧山幸伸 source movie

                     


Oct.2013 柴田由紀江

                                                                                     


Dec.2009 撮影:柚原君子

                                        

旧三笠ホテルから旧軽井沢までの道。徒歩40分かかります。

     


June 2004 撮影・解説:柴田由紀江

旧三笠ホテル 重要文化財(1980年指定)

軽井沢町大字軽井沢1339-342

竣工:1905年(明治38年) 木造2階建て

設計者:岡田時太郎(1859〜1926)

日本郵船や明治製菓の重役を務めた実業家の山本直良(1870〜1945)が、明治39年に創業した三笠ホテル。

竣工から1年後、蝋燭ではなく電燈によるシャンデリア照明を灯し、プールをしつらえ、水洗トイレを完備して営業を開始したという。

宿泊客は軽井沢駅との2kmの道のりを黒塗りの馬車で送迎され、家具やカーペット、洋食器に至るまで英国製のインテリアでもてなされた。その豪華さから「軽井沢の鹿鳴館」と称されたこの純西洋式ホテルには、各界の著名人が集い、華やかな社交の舞台であると共に、外国人宿泊客からも珍重された。

現在は元の場所より70m離れた場所に、約半分の規模で移築保存されているが、焦げ茶と白の木材のコントラストが美しい外観は今なお健在である。100年の時を経た木造ならではの軋みや歪み、また磨きガラスを通して見る避暑地の緑の美しさは格別であった。

辰野金吾事務所の第1号所員である岡田時太郎氏が、この三笠ホテルの2年前に牛久シャトーカミヤの設計を手掛けていたことも興味深い。

                         


June 2005 撮影:瀧山幸伸 HD(1280x720)

                    

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