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長野県駒ヶ根市 光前寺

Kozenji,Komagane City,Nagano

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駒ヶ根市赤穂29 光前寺弁天堂 重文 近世以前/寺院 桃山 天正4(1576) 桁行一間、梁間一間、一重、入母屋造、銅板葺 厨子1基、旧桶棟部分1個 19710622


June 13,2026 大野木康夫 source movie

所在地 長野県駒ケ根市赤穂29

仁王門

    

苔むす境内

        

三門(駒ヶ根市指定有形文化財)
嘉永元(1848)年の建築
【駒ヶ根市ホームページから引用】
山門は間口30尺(9.09m)の大規模な三間二重門で、入母屋造、こけら葺である。文政元年(1818)に焼失し、嘉永元年(1848)に美濃国中津川の工匠横井和泉藤原栄忠によって再建されたことが棟札よりわかる。 一階は、石造礎盤の上に円柱(粽付き)を立て、腰貫二段、虹梁(中備に蟇股)をいれ、頭貫(拳鼻付き)を通し、台輪を置く。組物は和様三手先の詰組で、軒は二軒繁垂木とする。脇に一間の袖塀をつけ、階段も左右対称に設ける。二階は、粽付きの円柱を立て、縁長押・腰長押・内法長押を打ち、頭貫(拳鼻付き)を通し、台輪を置く。組物は尾垂木付きの三手先とする。軒は二軒扇垂木とし、妻飾りは虹梁大瓶束で、懸魚はかぶら懸魚とする。建具は中央の扉を両折の桟唐戸とし、両脇および側面は連子窓(無双)とする。縁は腰組で支え、擬宝珠高欄をつける。二階内部には仏壇を造り、釈迦如来を中心に十六羅漢ほかの仏像を祀る。天井は折上の格天井とする。 全体に彫刻は少なく、組物は三手先の詰組とし、重厚な感じを与え、また下層の軒は二軒繁垂木、上層は二軒扇垂木として変化を付けている。 この三門は、光前寺の本堂への参道を区切る重要な建造物である。文政元年の焼失以前は二階建の鐘楼門、嘉永元年の再建時は二階建の二重門で、いずれも二階建としているが、これは、参道の遠くから本堂を直接見ることが出来ないように視覚的に障壁として建てられたものとみられる。 現在南信地区にある二重門の中では、最大の規模をもっている三門である。

            

手水舎

 

三本杉と経蔵

             

弁天堂(重要文化財)
天正4(1576)年の建築
桁行一間、梁間一間、一重、入母屋造、銅板葺
【駒ヶ根市ホームページから引用】
光前寺の弁天堂は光前寺に現存する建造物中最古のもので、天保12年(1841)の『寺徳分限帳』から、寛文元年(1661)の建築とされる。この建造物は桁行一間、梁間一間の小堂宇で、縁をめぐらし、柱は円柱、正面に格子戸、側回りは落板壁と板戸。柱上に組まれた斗栱・木鼻は簡素ではあるが、室町時代の手法をのこしている。昭和38年(1963)に屋根は杮葺から銅板葺に吹替られ、弁天堂は国の指定を受けた後、解体修理が行われ整備された。 宝暦9年(1759)の絵図から、現在の十王堂の所にあったものが現在地に移転されたことが分かる。 弁天堂厨子及び弁財天像 弁天堂内の厨子の屋根上の露盤は箱形で、この露盤に描かれている巴文の彫刻は、胡粉絵具で彩色されている。屋根は板屋根で中心より反りが付けられている。これを真反という。この真反の型式は平安時代より室町時代に行われた型式である。 弁天堂の厨子はよくこの手法を伝えている。また、桁端の木鼻や斗栱の木割方法など鎌倉時代の手法をうかがうことができ、格狭間・勾欄などにも室町時代の型式が見られる。また厨子内に安置されている弁財天像と十五童子は、台座の下の墨書によると「明応九年(1500)七条大倉法眼作之」とあるので室町時代末の作と判断される。修復は、江戸時代とみられる。「信陽飯田城下大仏師 井出右兵衛尉橘祐正 再興之 維時明和八(1771)辛卯十一月吉祥旦」「文化六(1809)巳天正月巳日 岡庭正再興之」と2回の補修銘が記されている。
内部撮影禁止

                              

本堂

                                    

三陀羅尼塔(駒ヶ根市指定有形文化財)
文化8(1811)年の建造
【八十二文化財団ホームページから引用】
本堂前の右側に、高遠石工である守屋貞治が彫造した「三陀羅尼塔」が優美な姿で建っている。享和3年(1803)に本堂をはじめ三重塔などの主要伽藍を焼失した為、文化元年(1804)より再建にとりかかり、成就したのが文化7年(1810)であった。再建復興事業の完了を記念して、山主寂応が文化8年(1811)に建立したのがこの石塔である。花崗岩からなる三重塔で、4面に四天王がある。座右の銘文は、寂応和尚によるもので、再建の経過を詳細に記した光前寺の歴史を伝える貴重な文化財である。守屋貞治の石仏彫造の中でも、石塔の彫刻はこの三陀羅尼塔以外にはなく、彫技の素晴らしさから、南信の貞治仏の中でも傑作のひとつである。

    

延命水

 

三重塔(長野県宝)
文化5(1808)年の建築
三間三重塔婆、銅板葺
【駒ヶ根市ホームページから引用】
この三重塔は諏訪の宮大工、立川二代和四郎冨昌と弟の四郎治の手によるもので、現在南信地区にのこる唯一の三重塔である。間口 3.297m、奥行 3.297m、高さ 17.635m。屋根は三層銅板葺、初層二層は二重の繁棰、三層は二重の扇棰を用いている。これらの手法はこの塔をして、一層美的効果を高めている。 柱はケヤキを用い円柱、側回りに縁長押、半長押、内法貫そして頭長押をめぐらす。中央の柱間に桟唐戸、両脇に連子窓が配されている。組物は左右脇に尾棰を用いた三手先、その間は中備間斗束を配す。二層は平三斗腰組付の縁に勾欄をめぐらす。 二層は初層と同じ尾棰を用いた三手先、中備間斗束を配している。中央柱間に左右連子窓、・桟唐戸。三層は二層と同じ手法であるが、屋根は扇棰を用いている。 相輪は鋳鉄製である。また、頂部の水煙・宝珠も均衡のとれた手法で、さらにこの塔の美しさを増している。内陣には塔の守護である五智如来などを安置してある。塔の真柱は八角で二層から立てられる。そのほか、各層の中備に花鳥や人物の彫刻がはめこまれている。

                     

霊犬早太郎の墓

   

帰路

  

本坊へ

      

庭園(国指定名勝)
【国指定文化財等データベースから引用】
本堂の前庭(仁王門-山門-本堂の直線的な伽藍配置の一部をなす池庭)と、庫裡・客殿の築山泉水底とから成る。局部的には後世の改変のあともあるが、中世のすぐれた手法・意匠が地割り・石組み等にみられる。信濃地方でははじめて指定された庭園である。指定区域が境内全域となっているのは、庭園の環境(寺域をかこむ樹林、参道ぞいの杉並木)そのものが美しく、かつ庭と有機的な関連があるからである。

                              


 


Apr.2024 酒井英樹

 光前寺は慈覚大師の弟子本聖上人の開基と伝え、中世には天台宗学問所であった。
 近世には武田、豊臣、徳川氏などの寄進を受けて隆盛であったが、数度の火災に遭い主要堂宇はすべて江戸時代末期の建立である。
 
<弁天堂>
 弁天堂は境内に唯一残った古い建築で、建立年代は墨書から天正4年(1576)と判明している。
 方1間、入母屋造の小堂

       


Apr.6,2021 瀧山幸伸

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Nov.15,2016 瀧山幸伸

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光前寺は、長野県駒ヶ根市にある天台宗の別格本山の寺院である。山号は宝積山。院号は無動院。本尊は不動明王で秘仏。天台宗信濃五山(戸隠山の顕光寺・善光寺・更科八幡神宮寺・津金寺・光前寺)のひとつに数えられた。1967年(昭和42年)、庭園が国の名勝に指定された。また、霊犬早太郎説話でも知られている。

歴史

円仁の弟子、本聖の開基と伝わるが、古記録は武田勝頼と織田信忠との戦いなど数々の罹災により失われた。貞観2年(860年)創建時は現在より200メートル木曽山脈寄りのところにあったらしい。天正慶長のころには武田氏、羽柴氏などの庇護を受け、また、佐久郡、諏訪郡にまでその寺領を広げた時期もあったという。江戸時代には、徳川家光から朱印地60石を受けた。明治に入り塔頭末寺の多くを廃されてしまった。

伽藍

光前寺は杉の林の中にあり、樹齢数百年の巨木も多い。蘭渓道隆式池泉庭園や築山式枯山水、築山式池泉庭園と三つの庭園があり、さらにはヒカリゴケが自生している。境内全域が、「光前寺庭園」の名で名勝に指定されている。

本堂 - 嘉永4年(1851年)に再建されたもの。

三門 - 嘉永元年(1848年)に再建されたもの。上層に十六羅漢を祀る。

弁天堂 - 室町時代に建てられたもの。入母屋造。重要文化財。内部に弁財天と十五童子を安置する。

経蔵 - 享和2年(1802年)に建てられたもの。入母屋造妻入り、唐破風向拝付き。旅僧が奉納した大般若経が所蔵されている。

三重塔 - 文化5年(1808年)に再建された、約17メートルの塔。長野県宝。

仁王門 - 安置されている金剛力士(仁王)像は大永8年(1528年)に作られたもので、駒ヶ根市の有形文化財に指定されている。

賽の河原 - 三重塔南にある。30体以上の地蔵菩薩像が並ぶ。

早太郎説話

この説話は、当寺や、その他各地で語られているものであるが、その内容は類型的である。また、早太郎の名は、伝わる地方により異なり、遠江国では悉平太郎(しっぺいたろう)という。駒ヶ根でも、疾風太郎(しっぷうたろう)という別名が伝わっている。

昔、光前寺に早太郎というたいへん強い山犬が飼われていた。その頃、遠江の見附村では、毎年田畑が荒らされ、その被害に困った村人は矢奈比売神社の祭りの夜に村の娘を人身御供として神様に差出し、これを鎮めていた。

延慶元年(1308年)8月、この地を旅の僧侶が通りかかり、神様がそんな悪いことをするはずがないと祭りの夜にその正体を確かめると、現れた怪物が「信州の早太郎おるまいな、早太郎には知られるな」と言いながら娘をさらっていった。僧侶は、早速信濃へ行き、光前寺で早太郎を探し出し和尚から借受けた。そして次の祭りの日、早太郎は娘の身代わりとなって怪物(老ヒヒ)と戦い、見事退治した。

戦いで深い傷を負った早太郎は、光前寺までたどり着くと和尚にひと吠えして息をひきとったと言われている。 早太郎を借り受けた僧侶は、早太郎の供養のために大般若経を光前寺に奉納した。これは寺宝として経蔵に保管されている。また、本堂の横に早太郎の墓がまつられている。

この話は「猿神退治」として、まんが日本昔ばなしの昭和51年7月31日放送分でアニメ化されている。

遠江国見附村は、現在の静岡県磐田市見付である。この話が縁となり、 1967年(昭和42年)1月12日から駒ヶ根市と磐田市は友好都市関係となっている。

                                                                                                                                                                                                                                                                                                              


Apr.2011 瀧山幸伸

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A camera

                                        

B camera

                                  


Nov.2010 瀧山幸伸 source movie

  

A camera

                                                                                 

                                                                                                                                      

                                           

B camera

                                                                                                                                        

    


Oct.2006 瀧山幸伸 source movie

   

参道

    

庭園

                     

本坊

   

楼門

    

弁天堂

      

経蔵

 

本堂

          

    

三重塔

  

 


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