長野県松本市 日本浮世絵博物館
(Japan Ukiyo-e Museum, Matsumoto City, Nagano Pref.)
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December 17, 2017 野崎順次 source movie
長野県松本市島立2206−1
酒井コレクションは、酒井家六代目・酒井平助義明(1776-1842)の浮世絵収集に始まります。七代目・義好(1810-69)は寛政の頃(1790年代)、信州松本で有数の豪商となり、紙などを扱う問屋業のかたわら、書画骨董を愛する文化人でもありました。その姿は廣重によって「百人一首鐘聲抄」に描かれています。八代目・藤兵衛(1844-1911)は、明治三年、東京神田淡路町(現在の店舗は東京有楽町帝国ホテルタワー前)に、酒井好古堂を創立し、浮世絵の鑑定、復刻事業を行いました。九代目・庄吉(1878-1942)は、雑誌「浮世絵」を創刊し、浮世絵の学問的な研究を行ない、多くの研究者・鑑定家を育成しました。
十代目・藤吉(1915-93)は、日本国内ばかりでなく海外でも五十四回に及ぶ浮世絵展覧会を開催し、国際文化交流に貢献しました。そして、二百年間にわたって収集された、肉筆や版本を含む貴重な浮世絵コレクションを後世に伝えるべく、1982年に先祖の地松本に、財団法人日本浮世絵博物館を設立しました。
日本浮世絵博物館は、「国際的文化遺産である浮世絵」を収集、保管、整理、研究、公開、展示する開かれた機関として活動しています。
(日本浮世絵博物館ウェブサイトより)
パンフレット
建物は篠原一男の設計で、8m立方体を6つ並べたようなシンプルかつ斬新なデザインである。
内部ロビー
ミュージアムショップ
展示場と秋の風物展
個々の作品
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