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長野県松本市 馬場家住宅

Babake,Matsumoto city,Nagano

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豪農の民家と暮らしを学ぶ
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松本市大字内田字エリ穴357-6 馬場家住宅(長野県松本市内田) 主屋 重文 近世以前/民家 江戸末期 嘉永4(1851) 桁行18.8m、梁間16.4m、一部二階、切妻造、妻入、正面庇及び東側突出部付、鉄板葺、正面南方湯殿・雪隠及び北側面釜場・流し附属 旧小屋部材1点、茶室1棟 19961210

松本市大字内田字エリ穴357-6 馬場家住宅(長野県松本市内田) 表門及び左右長屋 重文 近世以前/民家 江戸末期 安政6(1859) 桁行19.9m、梁間3.7m、切妻造、中央部切り上げ、桟瓦葺、左右屋根塀附属 19961210

松本市大字内田字エリ穴357-6 馬場家住宅(長野県松本市内田) 中門 重文 近世以前/民家 江戸末期 安政6(1859) 三間一戸薬医門、桟瓦葺、左右屋根塀附属 19961210

松本市大字内田字エリ穴357-6 馬場家住宅(長野県松本市内田) 文庫蔵 重文 近世以前/民家 江戸末期 弘化2(1845) 土蔵造、桁行7.3m、梁間4.5m、二階建、正面庇附属、切妻造、桟瓦葺 銘札1枚 19961210

松本市大字内田字エリ穴357-6 馬場家住宅(長野県松本市内田) 隠居屋 重文 近世以前/民家 江戸末期 元治元(1864) 桁行12.4m、梁間5.5m、入母屋造、北面東突出部 桁行5.3m、梁間4.5m、切妻造、西面流し附属、北面奥蔵に接続 祈祷札1枚 19961210

松本市大字内田字エリ穴357-6 馬場家住宅(長野県松本市内田) 奥蔵 重文 近世以前/民家 江戸末期 元治元(1864) 土蔵造、桁行12.8m、梁間4.5m、一部二階、切妻造、西面庇附属、桟瓦葺 祈祷札1枚 19961210



October 18,2020 大野木康夫 source movie

所在地 長野県松本市内田字エリ穴357番地6

馬場家住宅は松本氏南東部、塩尻市の境界に近い内田地区にあります。
主屋などは松本市に寄贈されていますが、敷地奥の奥蔵、隠居屋等は個人所有となっています。
寄贈された部分は一般に公開されています。

駐車場の案内板
  


表門前広場から見た南アルプス
     


表門前広場
 


配置図
 


表門及び左右長屋(重要文化財)

江戸末期安政6(1859)年の建築
桁行19.9m、梁間3.7m、切妻造、中央部切り上げ、桟瓦葺、左右屋根塀附属
 


屋根に鯱が乗っています。
                                   


主屋(重要文化財)

幕末嘉永4(1851)年の建築
桁行18.8m、梁間16.4m、一部二階、切妻造、妻入、
正面庇及び東側突出部付、鉄板葺、
正面南方湯殿・雪隠及び北側面釜場・流し附属
                                                   


坪庭
  

中門(重要文化財)

安政6(1859)年の建築
三間一戸薬医門、桟瓦葺、左右屋根塀附属
            


御うまや
  


文庫蔵(重要文化財)

幕末弘化2(1845)年の建築
土蔵造、桁行7.3m、梁間4.5m、二階建、正面庇附属、切妻造、桟瓦葺
              


奥蔵(重要文化財)

江戸末期元治元(1864)年の建築
土蔵造、桁行12.8m、梁間4.5m、一部二階、切妻造、西面庇附属、桟瓦葺

文庫蔵の奥に見えています。
個人所有部分なので非公開です。
        


隠居屋(重要文化財)

江戸末期元治元(1864)年の建築
桁行12.4m、梁間5.5m、入母屋造、北面東突出部 桁行5.3m、梁間4.5m、切妻造、西面流し附属、北面奥蔵に接続

奥蔵とつながっています。
非公開部分ですが、主屋南東部から見ることができます。
    


茶室
  


土塁
 


February 18, 2017 野崎順次 source movie

長野県松本市大字内田357−6

馬場家住宅

(Baba Family Residence, Matsumoto City, Nagano Pref.)

馬場家住宅は、東山山麓と呼ばれる松本市東南部の内田地区にあります。

本棟造(ほんむねづくり)の主屋を中心としたたたずまいは、「江戸時代末期の長野県西南部を代表する民家建築」として、それらが建っている土地とともに、平成8年(1996)に国の重要文化財に指定されました。馬場家住宅からは、東に鉢伏山、西に北アルプス、眼下に松本平を望むことができ、ゆったりとした自然環境を満喫することができます。

馬場家のあゆみ

馬場家の言い伝えでは、武田信玄の家臣・馬場美濃守信春の縁者が先祖であり、天正10年(1582)頃この地に住みついたとされています。馬場家は屋号を「古屋敷」といい、江戸時代には広大な田畑を所有していたほか、高島藩主・諏訪氏と親密な関係を持つ特別な地位にありました。平成4年(1992)に、現在の当主である馬場太郎氏が、屋敷地の西半分とそこに建てられていた主屋などの建物を松本市に寄附しました。それを機会に松本市が復元修理工事を行ない、平成9年(1997)に松本市立博物館の附属施設として開館しました。

(松本まるごと博物館ウェブサイトより)

  

国重文 表門及び左右長屋 江戸末期 安政6(1859)

桁行19.9m、梁間3.7m、切妻造、中央部切り上げ、桟瓦葺、左右屋根塀附属

豪壮な構えをもつ表門及び左右長屋は、馬場家の特別な家格によって藩から特別に建設を許されたものと推定されています。左右の長屋は現在展示室となっていますが、過去には正面に向かって左側の長屋は巡査の執務室として、右側の長屋は大工一家の住居として使われていたこともあったと伝えられています。

                           

国重文 中門 江戸末期 安政6(1859)

三間一戸薬医門、桟瓦葺、左右屋根塀附属

この門は、藩主が馬場家を訪れるときにのみ開けられ、藩主は正面玄関からではなく、この門を通って縁側に腰掛けたものと伝えられています。

       

市重文 旧うまや

かつては「灰部屋」(肥料に用いる囲炉裏や竃の灰を貯蔵するための建物)と呼ばれていましたが、規模が大きいこと、また柱の配置などから当初は馬屋だったと推定されています。松本市重要文化財に指定されています。

               

旧ひきや部屋(管理事務所)

旧ひきや部屋は明治中頃の建築で、材木を挽いたり屋根板を作るような木工作業に使われていたと推定されています。冬季には屋根職人が住み込みで屋根板作り・屋根修理を行なっていたと伝えられています。

    

国重文 主屋 江戸末期 嘉永4(1851)

桁行18.8m、梁間16.4m、一部二階、切妻造、妻入、正面庇及び東側突出部付、鉄板葺、正面南方湯殿・雪隠及び北側面釜場・流し附属

附 旧小屋部材1点、茶室1棟

嘉永4年(1851)の建築である主屋は、長野県中南部に分布する本棟造(ほんむねづくり)と呼ばれる様式の典型的なものです。ゲンカン、ザシキ、イリカワなどの整った接客部を備えるなど家格にふさわしい意匠を持っています。

  

主屋外部

                              

主屋内部

                                                                                        

国重文 文庫蔵 江戸末期 弘化2(1845)

土蔵造、桁行7.3m、梁間4.5m、二階建、正面庇附属、切妻造、桟瓦葺

附 銘札1枚

文庫蔵は弘化2年(1845)建築の土蔵造りの蔵です。文書や家財を収納するために使用されていました。南北の白壁には屋号の古屋敷の号を見ることができます。

文庫蔵外部

               

文庫蔵内部と展示

                              

坪庭

         

隠居屋・奥蔵・茶室・墓地は私有地につき非公開となっている。

国重文 隠居屋 江戸末期 元治元年(1864)

桁行12.4m、梁間5.5m、入母屋造、北面東突出部 桁行5.3m、梁間4.5m、切妻造、西面流し附属、北面奥蔵に接続

附 祈祷札1枚

      

国重文 奥蔵 江戸末期 元治元年(1864)

土蔵造、桁行12.8m、梁間4.5m、一部二階、切妻造、西面庇附属、桟瓦葺

附 祈祷札1枚

        

祝殿(いわいでん)と大ケヤキ

馬場家の屋敷神の祠で、古屋敷稲荷大明神が祀られている。この祝殿の背後には松本市特別天然記念物に指定されている推定樹齢800年以上の大ケヤキがある。

     

北アルプスと葬列

        

参考資料

松本まるごと博物館ウェブサイト

国指定文化財等データベース


June 2011 瀧山幸伸 source movie

  

A camera

                                                                                                                        

B camera

                                                        


May.2005 瀧山幸伸  HD(1280x720)

 

長野県松本市大字内田字エリ穴三五七番地六

元武家だった豪農の家柄。主屋は嘉永4年(1851)の建築。

3600坪の敷地に、豪壮な長屋門、主屋、隠居屋、茶室、蔵などを配する。

表門は三間の薬医門で豪快。主屋はこの地方独特の本棟造り。

雀おどしと呼ばれる棟飾りと懸魚が派手な印象を与える。

主屋内部は随所に上品で芸術的な意匠を取り込んでいる。

  

  

          

      

うまや

Umaya

 

   

  

主屋内部

  

           

文庫蔵内部

Bunkogura

     

  

  

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