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奈良県明日香村 マルコ山古墳

(Marukoyama Tumulus, Asuka Village, Nara Pref.)


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June 1, 2025 野崎順次 source movie

奈良県高市郡明日香村大字真弓


国史跡

弓丘陵の尾根南斜面に位置し、対角長約24mの高さ約5mの二段築成の多角形墳と思われる。墳丘の北側には石敷が巡ることや排水施設の存在が発掘調査で確認された。埋葬施設は、凝灰岩の切石を組み合わせて築いた横口式石槨で、床や天井部分、奥壁、側壁など計17石で築かれ、天井石の内側は屋根形に掘り込まれている。
石室内は全面に漆喰が施されていたが、壁画は描かれていない。棺は、杉板を銅釘で組み合わせた木棺が想定されており、棺の表面は、黒漆や朱漆によって仕上げられた麻布が張り合わせてある。出土した遺物には、鉄釘や銅釘、金銅六花形飾金具、金銅製大刀金具、尾錠などがある。これら、墳丘、石槨、木棺、出土遺物などから、当古墳は高松塚古墳、キトラ古墳同様、7世紀末〜8世紀初頭に築かれたと考えられている。
(古都飛鳥保存財団ウェブサイト)

アプローチ、高取町与楽から車道を東へ、そして村道を南へ、峠の最高所から真弓の集落を抜ける。

       

マルコ山古墳、西から二段築成の上段に出た。そして左回りに回って、正面へ下りる。

          

少し離れて全景を見上げる。

       

さらに下ると、集落の背後に墳形がのぞいている。

     

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